ダウ平均株価(3月13日)@終値3万1819ドル14セント
3月
14日
米国で先週のシリコンバレーバンク(SVB)に続き、ニューヨークが地盤のシグネチャー・バンクも12日に破綻が相次ぎ、金融システムへの不安が高まっており、投資家が運用リスクを減らすために売りを出している。金融株の下げが目立ち、相場を押し下げています。
一方で、米連邦準備理事会(FRB)は12日、米国の預金取扱銀行に対して追加の資金供給を実施すると発表しています。<バイデン米大統領>は13日朝、「迅速な行動のおかげで、アメリカ国民は銀行システムが安全であることに確信を持つことができる」と強調しています。
金融システム不安の高まりを受けて(FRB)が21~22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げに動きにくくなるとの見方が浮上しており、一定の相場の支えとなっている。売り一巡後、ダウ平均は小幅高に転じました。
終値は5営業日続落し、前週末比90ドル50セント(0.28%)安の3万1819ドル14セントで終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反発し、前週末比49.955ポイント(0.45%)高の1万1188.843でした。 S&P500種は、前週末比5.83 ポイント(0.15%)安の3855.76でした。