本日<13:00(~16:01)>より「NHK BSプレミアム」にて、1980年4月26日より公開されました<黒澤明>監督の『影武者』の放送があります。
『影武者』は、<黒澤明>監督が『デルス・ウザーラ』以来5年ぶり(日本映画としては『どですかでん』以来10年ぶり)に製作した戦国スペクタクル巨編です。製作総指揮として<フランシス・F・コッポラ>と<ジョージ・ルーカス>が参加したことでも話題になりました。
時は戦国時代、天下統一の夢半ばにして倒れた「武田信玄」ですが、遺言に従い、弟の「信廉」(山崎 努)は、「信玄」にそっくりの盗人を影武者(仲代達矢)に仕立て上げます。影武者は「信玄」の幻に威圧されながらも敵をあざむいていきます。だが男にとって戦国の雄「信玄」として生きることはあまりにも過酷でした。
当時の日本映画の歴代映画興行成績(配給収入)1位を記録し、1983年公開の蔵原惟繕監督『南極物語』で抜かれるまで破られませんでした。第33回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、第53回アカデミー賞で外国語映画賞と美術賞の2部門にノミネートされた作品です。
共演として,<萩原健一>,<根津甚八>,<大滝秀治>,<隆 大介>、<桃井かおり>、<倍賞美津子>らが名を連ねています。
<のん>主演で<さかなクン>の自叙伝『さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~』(2016年7月・講談社)が『さかなのこ』として、<沖田修一>が監督を務め映画化されます。
『横道世之介』でもタッグを組んだ<沖田修一>と<前田司郎>が脚本を手がけた本作は、<さかなクン>の自叙伝をフィクションも織り交ぜながら大胆にアレンジした作品になっているようです。
主人公は<のん>演じる寝ても覚めても魚のことばかり考えている「ミー坊」です。魚を毎日見つめ、描いて、食べる「ミー坊」を心配する父親とは対照的に、母親は「ミー坊」を温かく見守り、背中を押し続けます。
高校生になっても変わらず魚に夢中ですが、町の不良ともなぜか仲良く、まるで何かの主人公のようにいつの間にか中心にいる「ミー坊」でした。やがて1人暮らしを始めた「ミー坊」は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、自分が進むことのできるただ1つの道にまっすぐ飛び込んで行きます。
本日<13:00(~15:17)>より「NHK BSプレミアム」にて、1996年アメリカ製作の『原題:The Rock』が、邦題『ザ・ロック』として1996年9月14日より公開されました作品の放送があります。
脱出不可能な天然の要塞アルカトラズ島を舞台にしたアクション超大作。VXガス搭載のミサイルを盗み、アルカトラズ島に立て籠もった「ハメル」准将(エド・ハリス)とその部下たちは、観光客81人とサンフランシスコ全土を人質に取り1億ドルの身代金を要求します。
FBI科学兵器処理班の「グッドスピード」(ニコラス・ケイジ)は、「アンダーソン」隊長(マイケル・ビーン)ひきいる特殊部隊と共に作戦参加を命じられます。彼らを島の内部に案内するのは、かつてアルカトラズ刑務所(通称ロック)から、唯一人脱獄したことのある元英国諜報部員「メイソン」(ショーン・コネリー)でした。
主演の3人、<ショーン・コネリー>、<ニコラス・ケイジ>、<エド・ハリス>の男優の好演など見どころが多い作品です。共演は、<デイヴィッド・モース>、<ウィリアム・フォーサイス>、<ジョン・スペンサー>、共に舞台で活躍し、これが映画デビューとなった<クレア・フォーラーニ>と<ヴァネッサ・マーシル>ほかが名を連ねています。
監督は、前作『バッドボーイズ(1995)』でデビューし、注目された<マイケル・ベイ>が務めています。
『地獄の花園』(2021年・監督:関和亮)・『劇場版 殺意の道程』(2021年・監督:住田崇)などで脚本家としても才能を発揮するお笑い芸人<バカリズム>のオリジナル脚本による、結婚式を舞台に描いた『ウェディング・ハイ』が、2022年3月12日より全国で公開されます。
お茶目だけど根は真面目な「石川彰人」と天真爛漫な「新田遥」のカップルは、敏腕ウェディングプランナーの「中越真帆」に支えられながら結婚式の準備を進め、ようやく式当日を迎えます。
新郎新婦の紹介VTRや主賓挨拶、乾杯の発声といった定番の演目に並々ならぬ情熱を注ぐ参列者たちでしたが、熱すぎる思いが暴走し、式は思わぬ方向へと展開していきます。新郎新婦からのSOSを受けた「中越真帆」は、知恵と工夫で数々の難題に立ち向かいますが、さらに「遥」の元恋人「裕也」や謎の男「澤田」も現れます。
<篠原涼子>がウェディングプランナーの「中越真帆」役で主演を務め、新郎「彰人」を<中村倫也>、新婦「遥」を<関水渚>、遥の元恋人「裕也」を<岩田剛典>(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS)が演じています。監督は、『勝手にふるえてろ』(2017年)や『私をくいとめて』(2020年)で東京国際映画祭観客賞を受賞するなどの<大九明子>(53)が務めています。
2010年9月~2011年8月に放送された平成仮面ライダーシリーズ第12作『仮面ライダーオーズ』の10年ぶり新作となるVシネマ作品『仮面ライダーオーズ10th復活のコアメダル』が、2022年3月12日より期間限定上映にて公開されます。
欲望から生まれた怪人〈グリード〉と戦い、人々の未来を守った〈仮面ライダーオーズ〉こと「火野映司」が、相棒の「アンク」を復活させるべく旅に出てから10年の月日が流れた西暦2021年。古代オーズが800年の眠りから甦り、〈グリード〉の「ウヴァ」、「カザリ」、「メズール」、「ガメル」を復活させます。世界が混沌と恐怖に包まれるなか、旅に出ていた「火野映司」が帰還します。
しかし、古代ゴーダの力はすさまじく、人類は劣勢に立たされます。そんな折、「割れたコアメタル」に異変が起き、「アンク」が復活します。
「火野映司」役の<渡部秀>、「アンク」役の<三浦涼介>ほか、<泉比奈>、<高田里穂>、<君嶋摩耶>、<岩永洋昭>、<ヤマダユウスケ>、<甲斐まり恵>、<有末麻祐子>らが出演、監督は<田崎竜太>が務めています。
今夜<21;00(~22:51)>より「NHK BSプレミアム」にて、2018年アメリカ製作の『原題:Ocean's Eight』が、邦題『オーシャンズ8』として2018年6月10日より公開されました作品の放送があります。
『オーシャンズ11』(2001年・監督:スティーブン・ソダーバーグ)に始まる『オーシャンズ』シリーズのスピンオフ作品です。時系列上は『オーシャンズ13』(2007年・監督:スティーブン・ソダーバーグ)から続く物語となっています。主人公の「デビー」(サンドラ・ブロック)が前作の主人公「ダニー」(ジョージ・クルーニー)の妹であるという設定を除いては、大きなつながりはなく、独立した作品で、<ゲイリー・ロス>が監督を務めています。
史上最強の犯罪ドリームチーム「オーシャンズ」を率いたカリスマ的リーダー、「ダニー・オーシャン」の妹、「デビー」は5年8ヶ月の服役の末に刑務所から出所。出所時の面接にて「二度と犯罪はしない。普通の生活を送りたい」と語った「デビー」でしたが、彼女は服役中にはニューヨーク市メトロポリタン美術館でのファッションの祭典、メットガラで高級な宝石を一挙に盗み出すという壮大な計画を立てていました。
出所後、「デビー」はかつての仲間の「ルー」(ケイト・ブランシェット)と共に、この計画を実行に移すべく、次々と仲間をスカウトしていきますが、真の目的は単に宝石を盗み出すことだけではありませんでした。
本日<13:00(~14:48)>より「NHKーBSプレミアム」にて、1988年アメリカ製作の『原題:Twins』が、邦題『ツインズ』として1989年8月5日より公開されました作品の放送があります。
<アーノルド・シュワルツェネッガー>が初の本格的コメディに挑戦、そのサポート役として独特の個性で人気のベテラン俳優<ダニー・デヴィート>が登場、似ても似つかぬ双子役を演じています。
また製作・監督を『ゴーストバスターズ』の今年2月に亡くなられた<アイバン・ライトマン>が手掛けるなど色々と話題性の多い作品です。
アメリカの政府施設では極秘実験が行われていました。それは6人のエリート男性の精液を混合し、それを別の女性に受精させることで、肉体的・知能的に優れた人間をつくろうというものでした。しかし、トラブルが発生。生まれたのは双子の兄弟ですが、兄「ジュリアス」(アーノルド・シュワルツェネッガー)は知能、運動神経、容姿、人柄共に超優秀人間、弟「ヴィンセント」(ダニー・デヴィート)は、アメリカの政府施設では極秘実験が行われていた。それは6人のエリート男性の精液を混合し、それを別の女性に受精させることで、肉体的・知能的に優れた人間をつくろうというものでした。
しかし、トラブルが発生。生まれたのは双子の兄弟ですが、兄「ジュリアス」(アーノルド・シュワルツェネッガー)は知能、運動神経、容姿、人柄共に超優秀人間、弟「ヴィンセント」(ダニー・デヴィート)は、チビでデブでケチと兄に長所をすべてを取られた超ダメ人間でした。大人になった「ジュリアス」は「ヴィンセント」と再会し、母親を探す旅に出ます。
<クリストファー・ノーラン>が手がけた『ダークナイト』トリロジーなどで知られる人気キャラクターの〈バットマン〉を主役に描く『THE BATMAN ザ・バットマン』が、2022年3月11日より全国で公開されます。
青年「ブルース・ウェイン」が〈バットマン〉になろうとしていく姿と、社会に蔓延する嘘を暴いていく知能犯「リドラー」によって「ブルース」の人間としての本性がむき出しにされていく様を描いています。
両親を殺された過去を持つ青年「ブルース」は復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する〈バットマン〉になろうとしていました。ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。史上最狂の知能犯「リドラー」が犯人として名乗りを上げます。「リドラー」は犯行の際、必ず「なぞなぞ」を残し、警察や優秀な探偵でもある「ブルース」を挑発します。やがて政府の陰謀や「ブルース」の過去、彼の父親が犯した罪が暴かれていきます。
『TENET テネット』の<ロバート・パティンソン>が新たに「ブルース・ウェイン/バットマン」を演じ、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』・『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』の<マット・リーブス>が監督を務めています。
チャンネル登録者数が12万人を超えるYouTubeチャンネル「2200年TV」で企画や総合演出を手がける<つっちー>の映画初監督作品『アリスの裁き』が、2022年3月11日より全国で公開されます。
<原澤直人>によるオリジナルの脚本で、現代のSNSをめぐる問題を描いたサスペンスです。3人組アイドルグループ「シャーロック」でセンターを務める「野村アリス」(古谷佳乃)が自殺しました。残されたメンバーの「稲垣栞」(長岐詩織)と「柏木かりん」(かりん)は、心無いマスコミの報道に胸を痛めます。
それからしばらくしたある日、「シャーロック」のSNSアカウントで突然「あの世からの配信」というタイトルの生配信が始まり、そこには死んだはずの「野村アリス」の姿がありました。
「アリス」はその生配信で盗撮された自分の写真を明らかにし、暴走する表現にジャッジを下してほしいと訴えます。瞬く間に情報は拡散し、ファンは「アリス」による制裁だと騒ぎ立てます。世間が騒然とするなか、再び「あの世からの配信」が始まり、混乱と緊張の中でアイドルたちの過去や本性が明らかになっていきます。
ギリシャの<クリストス・ニク>が長編初監督を務め、記憶喪失を引き起こす奇病が蔓延する世界を舞台にギリシャ・ポーランド・スロベニア合作として2020年に描かれた『林檎とポラロイド』が、2022年3月11日より全国で公開されます。
ある日突然記憶を失った男は、治療のための回復プログラム「新しい自分」に参加します。彼は毎日送られてくるカセットテープに吹き込まれた内容をもとに、自転車に乗る、仮装パーティで友だちをつくる、ホラー映画を観るなど様々なミッションをこなしていきます。
そんな中、男は同じく回復プログラムに参加する女と出会い、親しくなっていきます。男が新しい日常に慣れてきた頃、彼はそれまで忘れていた、以前住んでいた番地をふと口にするのでした。新しい思い出を作るためのミッションによって、男の過去が徐々にひも解かれていきます。
<アリス・セルベタリス>、<ソフィア・ゲオルゴバシリ>、<アナ・カレジドゥ>が出演、『ブルージャスミン』(2013年・監督:ウディ・アレン)において、ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)、アカデミー主演女優賞を獲得した<ケイト・ブランシェット>が絶賛し、製作総指揮に名を連ねています。
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