タイ・韓国合作の『女神の継承』が2022年7月29日より公開されますが、監督の<バンジョン・ピサンタナクーン>とキャストの<サワニー・ウトーンマ>、<ナリルヤ・グルモンコルペチ>が来日することが発表され、あわせて昭和大作風レトロポスターが解禁されています。
「哭声/コクソン」の<ナ・ホンジン>が原案・プロデュースを担当した本作は、タイ東北部イサーン地方を舞台としたホラー映画です。先祖代々続く祈祷師の一族に生まれるも、呪術を信じない女性「ミン」が何者かに取り憑かれ、人格が変わったように凶暴な言動を繰り返すさまが描かれます。
ピサンタナクーン、祈祷師で妹の「ニム」を演じた<サワニー・ウトーンマ>、姉の「ミン」を演じた<ナリルヤ・グルモンコルペチ>は、7月29日に東京・シネマート新宿で行われる初日舞台挨拶に出席します。
その後、30日に公開記念舞台挨拶が開催される大阪・シネマート心斎橋に出席します。イベントのチケット発売に関しては、映画公式サイトで確認してください。
『チェイサー』(2008年)・『哭声/コクソン』(2016年)の<ナ・ホンジン>が原案・製作、ハリウッドリメイクされた『心霊写真』や『愛しのゴースト』を手がけたタイの<バンジョン・ピサンタナクーン>が監督を務めた、タイ・韓国合作のホラー『女神の継承』が、2022年7月29日より公開されます。
タイ東北部の村で脈々と受け継がれてきた祈祷師一族の血を継ぐ「ミン」(ナリルヤ・グルモンコルペチ)は、原因不明の体調不良に見舞われ、まるで人格が変わったように凶暴な言動を繰り返すようになってしまいます。
途方に暮れた母は、祈祷師である妹の「ニム」(サワニー・ウトーマン)に助けを求めます。「ミン」を救うため、「ニム」は祈祷を行ないますが、「ミン」にとり憑いていたのは想像をはるかに超えた強大な存在でした。
本作が長編監督デビュー作となる<トレバー・シムズ>が自ら主演も務め、危険なドラッグにまつわる都市伝説を題材に描いた2017年製作の『アドレノクロム』が、2022年7月29日より公開されます。
アドレナリンの酸化によって形成される化合物で、強烈な麻薬効果や若返り効果があると信じられている「アドレノクロム」。抽出のために幼い子どもが誘拐されて人身売買の犠牲となり、流通には秘密結社や悪魔崇拝者が絡んでいるという噂も絶えないことから「悪魔の薬」とも呼ばれ、その存在は常に、世界の闇にうごめく黒い噂や陰謀論とともに語られています。
そんな「アドレノクロム」をめぐって繰り広げられるストーリーを、トラウマを抱えたイラク帰還兵の主人公が幻覚に悩まされるサスペンスミステリーや、猟奇殺人鬼集団によるバイオレンス、スクリーンを彩るグラマラスな美女、「ランボー」ばりのアクションなど、さまざまな要素やジャンルをミックスして描いています。
『紫』の<川瀬美香>が監督を務めた『長崎の郵便配達』が、2022年8月5日より公開されます。
本作は、元英国空軍大佐で作家の<ピーター・タウンゼンド>(1945年5月19日~)が、1984年に発表したノンフィクション『ナガサキの郵便配達』にまつわるドキュメンタリー映画です。のちにジャーナリストとなった<ピーター・タウンゼンド>が、日本の長崎で<谷口稜曄(スミテル)>(1929年 1月26日 ~2017年 8月30日)に取材したのが『ナガサキの郵便配達』です。
<ピーター・タウンゼンド>は戦時中にパイロットとして英雄となり、退官後は英国王室に仕えた元空軍大佐です。<エリザベス女王>の妹にあたる<マーガレット王女>の元恋人としても有名で、『ローマの休日』のモデルだとも言われている人物です。
<谷口稜曄>は、16歳で郵便配達中に被爆し、生涯を通して核廃絶を訴え続けた人物です。映画では<ピーター・タウンゼンド>の娘であり女優の<イザベル・タウンゼンド>が、家族と共に、父の著書や残した取材テープを頼りに長崎でその足跡をたどっていきます。そこには父と<谷口稜曄>の友情の物語がありました。生前父が取材した人、<谷口稜曄>さんの家族の家、カトリック教会浦上天主堂、住吉神社などが当時の面影を残しているなか。彼女は父の影を追いながら長崎に落ちた原爆の傷跡を一つ一つ確かめ父と谷口の思いを紐解いていきます。
ロシアのウクライナ侵攻によって、核戦争の危機が危惧される中、核兵器の是非について考えさせられる作品になりそうです。
本日<13:00(~15:31)>より「NHK-BSプレミアム」にて、1998年アメリカ製作の『原題:Armageddon』が、邦題『アルマゲドン』として1998年12月12日より公開されました作品の放送があります。
地球への衝突コースを取る小惑星が発見されます。もしも、テキサス州の大きさにも匹敵するその小惑星が地球に激突すれば、人類の破滅は免れません。これを回避する方法はただひとつ、小惑星内部に核爆弾を設置し、内側から破壊するしかありません。そしてその任務に選ばれたのは石油採掘のスペシャリストたちでした。刻々と迫る滅亡へのカウントダウンの中、人類の運命を委ねられた14人の男たちは小惑星へと飛び立ちます。
監督は<マイケル・ベイ>が務め、脚本は『ダイ・ハード3』(1995年・監督:ジョン・マクティアナン)の<ジョナサン・ヘンスレー>と<ロバート・ロイ・プール>の原案を基に、<ジョナサン・ヘンスレー>と<J・J・エイブラムズ>が担当しています。
出演は<ブルース・ウィリス>、<リヴ・タイラー>、<ベン・アフレック>、<スティーヴ・ブシェーミ>、<ピーター・ストーメア>、<ビリー・ボブ・ソーントン>、<ウィル・パットン>ほかが名を連ねています。
刑務所の囚人たちに演技を教えることになった俳優の奮闘を描いた2020年フランス製作の『アプローズ、アプローズ! 囚人たちの舞台』が、2022年7月29日より公開されます。
スウェーデンの俳優<ヤン・ジョンソン>の実体験をもとに、実在の刑務所で撮影を敢行しています。売れない俳優「エチエンヌ」は、刑務所の囚人たちを対象とした演技ワークショップの講師を依頼されます。<サミュエル・ベケット>の戯曲『ゴドーを待ちながら』を演目に選んだ彼は、一癖も二癖もある囚人たちに演技を指導していきます。
「エチエンヌ」の情熱はいつしか囚人たちや刑務所管理者の心を動かし、実現は困難とされていた刑務所外での公演にこぎつけます。彼らの舞台は予想以上の好評を呼んで再演を重ねることになり、ついには大劇場パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届きます。
『クイーンズ・オブ・フィールド』の<カド・メラッド>が主演を務め、『アルゴンヌ戦の落としもの』(2016年・日本:劇場未公開)の<エマニュエル・クールコル>が監督を務めています。2020年・第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション作品です。
現代によみがえった恐竜たちの姿をリアルかつスリリングに描いて人気を集める「ジュラシック・パーク」シリーズの最終章『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』が、2022年7月29日より公開されます。
2015年の『ジュラシック・ワールド』の<コリン・トレボロウ>が再び監督を務め、シリーズ生みの親である<スティーブン・スピルバーグ>が引き続き製作総指揮を担当しています。
「ジュラシック・ワールド」シリーズの主演<クリス・プラット>、<ブライス・ダラス・ハワード>に加え、「ジュラシック・パーク」初期3作で中心となった<サム・ニール>、<ローラ・ダーン>、<ジェフ・ゴールドブラム>が演じる3人の博士もカムバックしています。
ジュラシック・ワールドのあった島、イスラ・ヌブラルが噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが世界中へ解き放たれて4年。人類はいまだ恐竜との安全な共存の道を見いだせずにいました。恐竜の保護活動を続ける「オーウェン」(クリス・プラット)と「クレア」(ブライス・ダラス・ハワード)は、ジュラシック・パーク創設に協力した「ロックウッド」の亡き娘から作られたクローンの少女「メイジー」(イザベラ・サーモン)を守りながら、人里離れた山小屋で暮らしていました。そんなある日、「オーウェン」は子どもをつれた「ブルー」と再会。しかし、その子どもが何者かによって誘拐されてしまい、「オーウェン」は「クレア」とともに救出に向かいます。
一方、ある目的で恐竜の研究をしている巨大バイオテクノロジー企業の「バイオシン」を追っていた「サトラー博士」(ローラ・ダン)のもとには、「グラント博士」(サム・ニール)が駆け付け、彼らは「マルコム博士」(ジェフ・ゴールドブラム)にも協力を求めてきます。
アイドルグループ「なにわ男子」の<道枝駿佑>と『思い、思われ、ふり、ふられ』の<福本莉子>を主演に、<一条岬>の恋愛小説『今夜、世界からこの恋が消えても』(2020年2月・メディアワークス文庫)を映画化した『今夜、世界からこの恋が消えても』が、2022年7月29日より公開されます。
高校生の「神谷透」はクラスメイトに流されるまま、同級生の「日野真織」に嘘の告白をします。しかし彼女は「お互い本気で好きにならないこと」を条件にその告白を受け入れ、2人は付き合うことになります。
やがて「真織」は、自分が前向性健忘症で、夜に眠るとその日の出来事をすべて忘れてしまうことを透に打ち明けます。彼女は毎朝、前日の日記を読み返すことでどうにか記憶をつなぎ止めていました。「透」はそんな「真織」と1日限りの恋を積み重ねていきます。
『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など数々の青春恋愛映画を手がけてきた<三木孝浩>が監督を務め、『君の膵臓をたべたい』の監督<月川翔>と『明け方の若者たち』の監督<松本花奈>が共同で脚本を担当しています。
監督・脚本・カメラ・主演を務めた短編『歴史から消えた小野小町』(2018年)がカナザワ映画祭や東京学生映画祭で話題となりました<大野キャンディス真奈>(24)が監督を務めた初長編作品『愛ちゃん物語♡』が、2022年7月29日より公開されます。
16歳の少女「愛ちゃん」は、仕事人間の父「清水鉄男」に過度に束縛され、自由を知らずに成長しました。父とは一緒に食事もせず、やりとりはメールだけ。友達もおらず、オシャレも知らない「愛ちゃん」(坂ノ上茜)は、ある日偶然、「聖子さん」という大人と知り合います。
背景にある文化も生活もまったく異なる2人でしたが、一緒に過ごすなかで家族のような友達のような、不思議な関係を築いていきます。しかし、「聖子さん」にはある秘密がありました。
「愛ちゃん」に<坂ノ上茜>、父「鉄雄」に<保土田寛>、「聖子さん」に<黒住尚生>が扮しています。
2021年・第43回ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード2021)でエンタテインメント賞と映画ファン賞をダブル受賞を受賞した作品です。
韓国映画『空気殺人~TOXIC~』が、2022年9月23日より全国で公開されますが、ポスタービジュアルが解禁されています。
韓国で起こった事件をもとにした本作。ある日、救急救命室の医師「テフン」の息子「ミヌ」が意識を失い、病院に運び込まれます。診察の結果 〈急性間質性肺炎〉と判明します。
息子に何もできないという絶望の最中、突然妻「ギルジュ」が同じ肺の病気で亡くなってしまいます。「テフン」と義妹「ヨンジュ」が調査を始めると、病気の原因が日常的に使用している加湿器用の殺菌剤であることが明らかになり、「テフン」と被害者たちは、有害な化学物質が含まれていることを隠して製品を販売してきたオーツー社に立ち向かっていきます。
「テフン」を、『一級機密』・『殺人の追憶』の<キム・サンギョン>、「ヨンジュ」を『ミッション:ポッシブル』の<イ・ソンビン>、「ギルジュ」を『マドンナ』(2015年・日本未公開)の<ソ・ヨンヒ>が演じています。そのほか<ユン・ギョンホ>、<キム・ハオン>らがキャストに名を連ねています。脚本、監督は<チョ・ヨンソン>が担当しています。
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