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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『オ-トクチュール』@<シルヴィー・オハヨン>監督

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『オ-トクチュール』@<シルヴ...
フランスのラグジュアリーブランド「ディオール」のアトリエを舞台に、世代も境遇も異なる2人の女性の人生が交差する様子を描いた『オ-トクチュール』が、2022年3月25日より全国で公開されます。

「ディオール」のオートクチュール部門でアトリエ責任者を務める孤高のお針子「エステル」は、次のコレクションを最後に引退することを決めていました。準備に追われていたある朝、「エステル」は地下鉄で若い女性にハンドバッグをひったくられます。その犯人「ジャド」の滑らかに動く指にドレスを縫い上げる才能を直感した「エステル」は、彼女を警察へ突き出す代わりに見習いとしてアトリエに迎え入れます。

反発しあいながらも、時には母娘のように、そして親友のように、美を生み出す繊細な技術を「ジャド」に授けていく「エステル」でした。

『たかが世界の終わり』の<ナタリー・バイ>が「エステル」に扮し、『パピチャ 未来へのランウェイ』の<リナ・クードリ>が「ジャド」を演じ、監督と脚本を<シルヴィー・オハヨン>が担当しています。

ディオール専属クチュリエール監修のもと、ディオール・ヘリテージに保管されていた幻のドレスや貴重なスケッチ画などが登場しています。
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『おひとりさま族』グランプリ獲得@第17回大阪アジアン映画祭

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『おひとりさま族』グランプリ獲...
3月10日から開催されていました第17回大阪アジアン映画祭ではワールドプレミアの24本を含む、過去最多の計76作を上映、コンペティションでは日本を含むアジアの映画15本が上映され3月20日に閉幕していますが、韓国映画『おひとりさま族』(英題:Aloners)がコンペティション部門のグランプリ(最優秀作品賞)に輝いています。

『おひとりさま族』は公私ともに孤高の生き方を貫くコールセンター職員の女性「ジナ」を主人公とし、同僚との会話もなく、唯一の肉親である父親とも疎遠で、己の領域を守ることを怠りません。しかし、仕事で教育係を任されると指導どころか対話もおぼつきません。さらに、アパートの隣人が人知れず孤独死していたことがわかり、「ジナ」の生活は揺らぎ始めます。

主演はテレビドラマを中心に活動し、「TWICE」の<ジョンヨン>を妹に持つ<コン・スンヨン>(29)が演じ、<ホン・ソンウン>が長編監督デビューを飾っています。

近年あえて孤独を貫く若者が増えつつあるという韓国。映画祭の作品ページでは「本作はそんな人々の生態を真摯に見つめた一作である。ただ『おひとりさま=変わり者』と断じるのではなく、その内面に思いを馳せよ、という理解への第一歩を促すと同時に、孤独の快適さに付随する苦い代償もまた描かれる」と紹介されています。
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『コップランド』@テレビ大坂系

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『コップランド』@テレビ大坂系
本日深夜<1:35>より「テレビ大坂」系列にて、1997年アメリカ製作の『原題:Cop Land』が、邦題『コップランド』として1998年2月28日より公開されました作品の放送があります。

監督・脚本は、『ナイト&デイ』『フォードvsフェラーリ』などの<ジェームズ・マンゴールド>が務めた、警官の町という特殊な共同体内部の腐敗を描いた社会派ドラマです。

ニューヨーク警察で起こったある事件を通し、警察内部の闇にスポットを当てていきます。さまざまな警察関係者に扮した、名優・才優たちの競演が見もの。ニューヨーク市警の警官が多く暮らす街、ニュージャージー州ギャリソン。ベテラン警官「レイ」(ハーヴェイ・カイテル)を頂点とするコップランドの鉄の結束のもと、保安官の「フレディ」(シルヴェスター・スタローン)は無力ながら平穏無事な日々を送っていました。だがある日、管内で起こった警官の誤射事件から事態は急転します。

出演は<シルヴェスター・スタローン>、<ハーヴェイ・カイテル>、<レイ・リオッタ>、<ロバート・デ・ニーロ>、<アナベラ・シオラ>が名を連ねています。

<シルヴェスター・スタローン>が体重を増やし、それまでのイメージを覆すような、冴えない中年の保安官を演じたことで話題となりました。
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『ブリット』@NHK BSプレミアム

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『ブリット』@NHK BSプレ...
本日<13:00(~14:55)>より「NHK BSプレミアム」にて、1968年アメリカ製作の『原題:Bullitt』が、邦題『ブリット』として1968年12月28日より公開されました作品の放送があります。

<スティーブ・マックィーン>主演による刑事アクションの名作です。サンフランシスコ市警の刑事「フランク・ブリット」(マックィーン)は、野心家の上院議員「チャルマース」から裁判の重要証言者の護衛を命じられます。
しかし、証言者「ジョニー」はマフィアの裏切り者で、「ブリット」が護衛して間もなく何者かに射殺されてしまいます。またもう一人の刑事も重傷を負ってしまい、「ブリット」は、証人が生きている、という偽の情報を流し、殺し屋を誘き寄せる作戦にでます。

監督は本作がハリウッド進出第1作となるイギリス出身の<ピーター・イェーツ>が務めています。共演に「チャルマース」に<ロバート・ボーン>、妻「キャシー」に<ジャクリーン・ビセット>が演じています。

サンフランシスコの急な坂道を舞台に殺し屋と飛び跳ねるように繰り広げられる「ブリット」が乗るマスタングとのカーチェイスは、映画史上屈指のアクションシーンと飛行場で犯人を追い詰め、マグナム357で射殺する場面は印象に残る名場面です。

『ウエスタン』(監督:セルジオ・レオーネ)と共に洋画に目覚めさせてくれた中学生になったばかりの私の映画の原点ともいえる作品で、<ジャクリーン・ビセット>が運転する小型の黄色い乗用車も印象的でした。
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『ヴォイジャー』@<ニール・バーガー>監督

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『ヴォイジャー』@<ニール・バ...
宇宙船という閉ざされた空間で成長していく若者たちの狂乱を描いたアメリカ・チェコ・ルーマニア・イギリス合作SFドラマ『ヴォイジャー』が、2022年3月25日より全国で公開されます。

地球温暖化による飢饉が人類を襲い、居住可能な新たな惑星への探査隊の派遣計画が遂行されます。航行期間86年におよび、訓練を受けた30人の子どもたちが船内で成長して子孫を残し、彼らの孫の世代が惑星に到達します。

子どもたちは教官の「リチャード」に従順に従い、航行は順調かに思えました。しかし10年の時が流れ、毎日飲む薬によって人間としての欲望が抑制されていることを知った「クリストファー」と「ザック」をはじめとした若者たちは、そのことに反発して本能の赴くままに行動するようになります。

そして、ある事件をきっかけに船内の統制が崩壊していきます。『レディ・プレイヤー1』の<タイ・シェリダン>が「クリストファー」役を演じるほか、「セラ」に<リリー=ローズ・デップ>、「ザック」に<フィオン・ホワイトヘッド>ら若手俳優が、教官「リチャード」役はコ<リン・ファレル>が扮しています。監督は、『ダイバージェント』の<ニール・バーガー>が務めています。
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『ニトラム NITRAM』@<ジャスティン・カーゼル>監督

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『ニトラム NITRAM』@<...
1996年4月28日、オーストラリア・タスマニア島の世界遺産にもなっている観光地ポートアーサー流刑場跡で起こった無差別銃乱射事件を、『マクベス』(2015年)・『アサシン クリード』などで知られるオーストラリアの<ジャスティン・カーゼル>監督が映画化した『ニトラム NITRAM』が、2022年3月25日より全国で公開されます。

事件を引き起こした当時27歳だった犯人の青年が、なぜ銃を求め、いかに入手し、そして犯行に至ったのか。事件当日までの日常と生活を描き出します。

1990年代半ばのオーストラリア、タスマニア島。観光しか主な産業のない閉鎖的なコミュニティで、母と父と暮らす青年。小さなころから周囲になじめず孤立し、同級生からは本名を逆さに読みした「NITRAM(ニトラム)」という蔑称で呼ばれ、バカにされてきました。

何ひとつうまくいかず、思い通りにならない人生を送る彼は、サーフボードを買うために始めた芝刈りの訪問営業の仕事で、「ヘレン」という女性と出会い、恋に落ちます。しかし、「ヘレン」との関係は悲劇的な結末を迎えてしまいます。そのことをきっかけに、彼の孤独感や怒りは増大し、精神は大きく狂っていくのでした。

『アンチヴァイラル』の<ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ>が主人公「ニトラム」を、「ヘレン」を<エシー・デイビス>が演じています。
<ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ>が、2021年・第74回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した作品です。
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公開中止『蜜月』@<榊英雄>監督

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公開中止『蜜月』@<榊英雄>監...
女優の<佐津川愛美>が主演する映画『蜜月』の公開日は2022年3月25日でしたが、公開中止となっています。

映画『蜜月』製作委員会は文面で、「榊英雄氏が監督した同作品につきまして、関係各所との協議の結果、映画『蜜月』の公開を一旦中止とさせていただきます」と発表。告発報道の内容(映画へのキャスティングを持ち掛け、女優に性的関係を強要したと)等については触れることなく、「公開をお待ちいただいておりましたお客様、また関係者の皆様には多大なるご迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます」と謝罪しています。

本作は、『MOTHER マザー』など、社会的抑圧や差別を題材にした作品を生み出している脚本家<港岳彦>によるオリジナル脚本を、<榊英雄>監督が映画化。懸命に幸せを求めながら壊れていく家族の、愛と再生の物語を描いています。

陶芸家の「美月」の夫「哲郎」役に<永瀬正敏>、母「美鈴」役に<筒井真理子>、義父「靖男」役に<板尾創路>、義弟「伊織」役に<濱田龍臣>、伊織の恋人「香澄」役に<森田想>らが出演していました。
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『テルマエ・ロマエ』@NHK BSプレミアム

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『テルマエ・ロマエ』@NHK ...
今夜<21:00(22:49)>より「NHK BSプレミアム」にて、2014年4月26日より公開されました『テルマエ・ロマエ』の放送があります。

古代ローマ、アイデアが行き詰まり失業した浴場設計技師の「ルシウス」(阿部寛)は、友人に誘われた公衆浴場でタイムスリップしてしまいます。たどり着いた場所は、何と日本の銭湯でした。

そこには「平たい顔族=日本人」がいて、彼は漫画家志望の「真実」(上戸彩)と出会います。「ルシウス」は日本の風呂の文化に感銘を受け、そこで浮かんだアイデアを古代ローマに持ち帰り一躍有名になっていきます。

古代ローマ帝国の浴場設計技師が現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう、<ヤマザキマリ>の人気コミックを実写映画化しています。監督は、『のだめカンタービレ 最終楽章』シリーズの<武内英樹>が務め、脚本を<武藤将吾>が手掛けています。

古代ローマと現代日本、時空を越えて異文化交流を繰り広げる主人公ル「シウス」を、<阿部寛>が好演。漫画家志望のヒロインに<上戸彩>が扮すすほか、古代ローマ人役の<北村一輝>、<宍戸開>、<市村正親>が共演しており、配役の成り切りぶりが見ものです。
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『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』@NKK BSプレミアム

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『タンタンの冒険 ユニコーン号...
本日<13:00(~14:48)>より「NKK BSプレミアム」にて、2011年アメリカ製作の『原題:The Adventures of Tintin: The Secret of the Unicorn』が、邦題『タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密』として2011年12月1日より公開されました作品の放送があります

ある日、「タンタン」(ジェイミー・ベル)は、ガラスケースに陳列されていた帆船の模型に魅了され購入します。ところがその直後から、彼は見知らぬ男たちに追いかけ回されることになります。何とその船は17世紀に海賊の襲撃によって消息を絶った伝説のユニコーン号で、模型のマストにはある暗号が記された巻物が隠されていました。

数多くの名作を生み出した<スティーヴン・スピルバーグ>が監督を務め、世界中で愛されているベルギーの漫画家<エルジェ>による『タンタンの冒険』を映像化した3D冒険ファンタジーです。

17世紀に姿を消した帆船ユニコーン号の模型を手にした少年「タンタン」が、愛犬「スノーウィ」と共にその行方を追う姿を生き生きと映し出しています。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの<ピーター・ジャクソン>が製作に参加し、最高のVFX技術を提供。原作のイメージを損なうことなく新たに生まれ変わった冒険記がたのしめます。
#3D #VFX #テレビ番組 #ブログ #映画

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『ベルファスト』@<ケネス・ブラナー>監督

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『ベルファスト』@<ケネス・ブ...
『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』など俳優・監督・舞台演出家として世界的に活躍する<ケネス・ブラナー>が、自身の幼少期の体験を投影して描いた自伝的作品『ベルファスト』が、2022年3月25日より全国で公開されます。

<ケネス・ブラナー>の出身地である北アイルランドのベルファストを舞台に、激動の時代に翻弄されるベルファストの様子や、困難の中で大人になっていく少年の成長などを、力強いモノクロの映像で綴っています。

ベルファストで生まれ育った9歳の少年「バディ」は、家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごしていました。笑顔と愛に包まれた日常は「バディ」にとって完璧な世界でした。

しかし、1969年8月15日、プロテスタントの武装集団がカトリック住民への攻撃を始め、穏やかだった「バディ」の世界は突如として悪夢へと変わってしまいます。住民すべてが顔なじみで、ひとつの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断され、暴力と隣り合わせの日々の中で、「バディ」と家族たちも故郷を離れるか否かの決断を迫られます。

アカデミー賞の前哨戦として名高い第46回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞。第94回アカデミー賞でも作品賞、監督賞ほか計7部門にノミネートされた2021年製作の作品です。
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