『眠狂四郎女妖剣』@BS12
2月
22日
<柴田錬三郎>原作小説の映画化として、これまでの3作品は余りヒットせず、今作も同様であれば、今作をもってシリーズ終了も検討されていましたが、<池広一夫>がこのシリーズ初監督を務めヒット作品となり、製作が継続されることとなりました。
2人の大奥の美女の全裸水死体が発見され、それを冷ややかに見物していた「眠狂四郎」は、「鳥蔵」と名乗る隠れキリシタンの飾り物職人に呼び止められ、ある依頼を受けます。信徒たちから聖女としてあがめられている女性が、目下危機にあり、それをどうか救ってほしいというのでした。自分には関係のない話だといったんは断わった「狂四郎」ですが、その聖女「びるぜん志摩」が彼の出生の秘密を知っていると聞かされ、ついに身を乗り出すこととなります。
主人公「眠狂四郎」に<市川雷蔵>、シスター「 びるぜん志摩」に<久保菜穂子>、隠れキリシタンの兄を救おうとする「小鈴」に<藤村志保>、美人の小姓を殺す「菊姫」に<毛利郁子>。「お仙」に<春川ますみ>、「室屋醇堂」に<浜村純>が扮しています。