『釣りバカ日誌9』@BSテレ東
12月
24日
「佐々木課長」(谷啓)の願いも空しく、鈴木建設の新営業部長に伝助の同期の「馬場」(小林稔侍)が抜擢されます。エリートの「馬場」は、我が道を行く「伝助」と妙にウマが合いますが、私生活はバツイチで引きこもりがちの息子との関係に悩んでいます。
やがて、心を寄せるスナックのママ「茜」(風吹ジュン)が故郷“センダイ”に帰ることを聞かされ、ショックを隠せない「馬場」は、「一之助」、「伝助」とともに、鹿児島県川内(センダイ)市に出張します。そんな彼らの前に「茜」が現れます。
親友が出世しても何の屈託もない「ハマちゃん」は、釣りバカのネットワークを活かして、独自の営業スタイルで商談を成立させます。「浜崎のようなやり方もあるんだ」と感心する「馬場」で、「ハマちゃん」の趣味を生かした人脈による仕事ぶりも見もの。また、男ヤモメの「馬場」とスナックのママ「茜」のラブ・ロマンスが丁寧な描写を積み重ねて展開され、「馬場」と引きこもりがちな息子「誠」( 西谷卓統)をめぐるエピソードも深い印象を残す作品です。