<真木よう子>『アンダーカレント』@<今泉力哉>監督
3月
18日
2004年8月より1年間に渡り『月刊アフタヌーン』(講談社)に連載されました、<豊田徹也>の唯一の長編漫画を原作としています。
家業を継ぎ、夫の「悟」と銭湯を切り盛りし順風満帆な日々を送る「かなえ」(真木よう子)でした。しかし突然、「悟」が失踪します。彼の行方は一向に分からず、途方に暮れる「かなえ」でしたが、一時休業していた銭湯の営業を再開させます。そこに「働きたい」という謎の男「堀」が現れ、ある手違いをきっかけに住み込みで働くことになります。
その日から「かなえ」と「堀」の不思議な共同生活が始まります。友人から紹介された胡散臭い探偵「山崎」とともに期間限定で「悟」を探しながら、穏やかな日常を取り戻しつつあった「かなえ」でしたが、しかしあることをきっかけに、「堀」、「悟」、そして実は「かなえ」も閉ざしていた心の底流(アンダーカレント)が、徐々に浮かび上がってきます。