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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『あみはおばけ』@<今野恭成>監督

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『あみはおばけ』@<今野恭成>...
亡き母の顔を映す〈筺(はこ)〉を通して繰り広げられる母娘の奇妙な世界を描いたSF『あみはおばけ』が、2023年12月15日より公開されます。

「川村阿美」と父親「雄介」が囲む食卓には、1年前に亡くなった母親の「三香子」が筐型の機械に映されていました。〈筐〉を学校まで抱えていく「阿美」は、同級生にからかわれていましたが、母親の体を作ることを将来の目標にしていました。しかし、新しい恋人と同棲を始めた父親に嫉妬が芽生えます。

仮想現実の技術が進んだ近未来を舞台に、死後も〈筐型〉の機械の中から生前のように暮らし、娘の成長を見守る母と、母の体を作ることを夢見る娘の間で生まれる奇妙な関係を描いています。

出演は、「三香子」に<小橋めぐみ>、「阿美」に連続テレビ小説『舞いあがれ!』の<浅田芭路>、「雄介」に<村上純>、<照井野々花>、<加藤櫻華>、<五明拓弥>、<渡辺早織>が出演、日中合作映画『心魔師』の<今野恭成>が監督・原作・脚本を手がけています。
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『The Night Before』@<堀井綾香>監督

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『The Night Befo...
「変化」を共通テーマに据え、都会に疲れた女性と孤独な青年が夢の中で自分を取り戻していく姿をつづった中編『飛べない天使』と、自分の弱さや迷いとの対峙を描いた短編『prologue』の2編で構成された『The Night Before』が、2023年12月15日より公開されます。

ゴミ処理場跡地に集まった「エン」、「マル」、「マドカ」の3人は、ここに来る前、「エン」を中心に〈革命〉を実行していました(『prologue』)。とある地方で暮らす「優佳」は、会社の飲み会からの帰り道、商店街を走る男を目撃します。男は手に持った枕から羽根を撒き散らし、天使のように去っていきました。その夜、再び男に遭遇した「優佳」は、その男「聡太郎」からある場所に連れていって欲しいと頼まれます(『飛べない天使』)。

『飛べない天使』では、『あの娘は知らない』の<福地桃子>が「優佳」役、『まなみ100%』の<青木柚>が「聡太郎」役でそれぞれ主演を務め、『prologue』では、『僕たちは変わらない朝を迎える』の<高橋雄祐>、『アルプススタンドのはしの方』の<平井亜門>、『最低。』の<山田愛奈>が出演。初監督作『dear TOKYO』の<堀井綾香>が劇場公開監督デビューを果たし、ロックバンド「DYGL」が主題歌と挿入歌を担当しています。
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『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』@テレビ大阪

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『オッド・トーマス 死神と奇妙...
本日深夜<1:55>より「テレビ大阪」にて、2013年アメリカ製作の『原題:Odd Thomas』が、邦題『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』として、2014年1月10日より公開されました作品の放送があります。

『ハムナプトラ』・『G.I.ジョー』の<スティーブン・ソマーズ>監督が、米ベストセラー作家<ディーン・R・クーンツ>による『オッド・トーマス』シリーズの第1作『オッド・トーマスの霊感』(ハヤカワ文庫刊)を映画化しています。

平穏な暮らしを望む青年「オッド・トーマス」は、死者が見えるという霊能力のため、普通ではない人生を送っていました。ある日、「オッド」は職場のダイナーで、凄惨な死に群がる悪霊「ボダッハ」を大量に目撃します。町が危機に陥っていることを察知し、平和を守るため立ち上がります。

「オッド・トーマス」に<アントン・イェルチン>、「ストーミー・ルウェリン」に<アディソン・ティムリン>、「ワイアット・ポーター署長」に<ウィレム・デフォー>、「ヴァイオラ・ピーボディ」に<ググ・バサ=ロー>、「カーラ・ポーター」に<ローレル・ハリス>、「オッドの母」に<レオノア・ヴァレラ>ほかが出演しています。
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『薄楼記』@BS12トゥエルビ

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『薄楼記』@BS12トゥエルビ
今夜<19:55>より「BS12トゥエルビ」にて、1959年11月23日より公開されました『薄楼記』の放送があります。

<五味康祐>の『産経新聞』(夕刊:1958年7月から1959年4月)連載小説の映画化で、赤穂浪士の仇討を背景とした時代劇です。

高田馬場の決闘や赤穂浪士による吉良邸討ち入りを背景に、2人の剣士「丹下典膳」と「堀部安兵衛」の友情や、上杉家江戸家老の名代「長尾竜之進」の妹「千春」をめぐる悲恋が描かれています。

「丹下典膳」に<市川雷蔵>、「中山安兵衛」に<勝新太郎>、「千春」に<真城千都世>、「浪乃」に<三田登喜子>、「三重」に<大和七海路>、「長尾竜之進」に<北原義郎>ほかが出演、監督は<森一生>が務めています。
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『東京物語 デジタル・リマスター版』@NHK-BS

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『東京物語 デジタル・リマスタ...
本日<13:00>より「NHK-BS」にて、1954年4月27日より公開されました<小津安二郎>監督の代表作『東京物語』の放送があります。

本日12月12日は、<小津安二郎>監督(1903年〈明治36年〉12月12日~1963年〈昭和38年〉12月12日)の生誕120年、没後60年の節目の日です。

広島・尾道で暮らす老夫婦「平山周吉・とみ」が、成人した子どもたちに会いたいとはるばる東京へやって来ます。しかし息子や娘は日々の暮らしに忙しく両親をやっかい者扱いしてしまいます。そんななか、戦死した次男の妻「紀子」だけは2人に温かく接するのでした。

〈日本的〉ともいわれる<小津安二郎>監督ですが、実はアメリカ映画を熱心に研究しており、本作は<レオ・マッケリー>監督の『明日は来らず』(1937年)を参考に構想したとされています。

「平山周吉」に<笠智衆>、「平山とみ」に<東山千栄子>、「紀子」に<原節子>、「金子志げ」に<杉村春子>、「平山幸一」に<山村聡>ほかが出演しています。
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映画動員ランキング@(2023年12月8日~12月10日)

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映画動員ランキング@(2023...
(12月8日から10日)の全国映画動員ランキングトップ10が興行通信社より発表され、初登場の『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が1位に登場しています。

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は若き日の「ウィリー・ウォンカ」が、いかにして世界一のチョコレート工場を作ったのかを描いたファンタジーです。「<ティモシー・シャラメ>が「ウォンカ」を演じ、<ヒュー・グラント>が〈ある因縁〉からチョコを盗み続ける宿敵「ウンパルンパ」に扮しています。監督は『パディントン』シリーズの<ポール・キング>が務めています。

ほか初登場は2本でした。<福原遥>と<水上恒司>がダブル主演を務めたラブストーリー『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が2位、<黒柳徹子>の自伝的小説をアニメーション映画化した『映画 窓ぎわのトットちゃん』は6位にランクインしています。

 【全国映画動員ランキングトップ10】(2023年12月8日~10日)
1. 『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(初) 2. 『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(初)
3. 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 4. 『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』 5. 『ゴジラ-1.0』 6. 『窓ぎわのトットちゃん』(初) 
7. 『首』 8. 『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』 9. 『ナポレオン』 10. 『怪物の木こり』
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<宮﨑駿>『君たちはどう生きるか』@週末興収北米で1位

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<宮﨑駿>『君たちはどう生きる...
米メディアによりますと、<宮﨑駿>監督の長編アニメ映画『君たちはどう生きるか』が、北米での公開後初の週末となる(12月8日~12月10日)の興行収入で1280万ドル(約18億6千万円)を超える見込みとなり、首位に立っています。

これまで英語の記事でも『How Do You Live』と直訳で暫定的に紹介されていましたが、公開が決まったことで北米配給を手がけるGKIDSがタイトルを『THE BOY AND THE HERON(少年とサギ)』と発表しています。

『君たちはどう生きるか』は北米で、12月8日に公開が始まりました。公開後1週目の週末興行収入は作品の人気を大きく左右するとされています。

<宮﨑駿>監督は『千と千尋の神隠し』でベルリン国際映画祭金熊賞や米アカデミー賞長編アニメ賞を受賞するなどし、海外でも高く評価されています。『君たちはどう生きるか』は、10日発表されましたロサンゼルス批評家協会賞でアニメ映画賞を受賞。11月にはニューヨーク批評家協会賞でもアニメ映画賞を受賞しています。

国内では、2023年7月14日の封切りから、4カ月を超えるロングランを記録。海外の週末興行ランキングでは台湾で4週連続1位、韓国では10月25日より上映され2週連続1位を獲得しています。フランスでは初週末で観客動員数64万人を記録し、同国におけるジブリ作品の興行として最高の動員数(初週)を更新しています。
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『イッツ・フォー・ユア・オウン・グッド』@<マルク・ローテムント>監督

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『イッツ・フォー・ユア・オウン...
娘の彼氏を追い払おうと奮闘する父親3人組を描いた2020年ドイツ製作製の『イッツ・フォー・ユア・オウン・グッド』が、2023年12月15日より公開されます。2017年のスペイン映画『Es por tu bien(英題:It's for Your Own Good)』をドイツでリメイクしています。

義理の兄弟の「アルトゥール」、「カレ」、「ユス」の3人には、それぞれ恋に溺れた娘がいるという共通点がありました。「アルトゥール」の娘「アントーニア」は結婚式をドタキャンして政治活動家に夢中になり、「カレ」の娘「ルナ」はカレの元同級生の写真家にぞっこんで、「ユス」の娘「ゾフィー」は不良学生の「アンディ」と過ごすために学校をサボりがちでした。

そんな娘たちを守るため、父親トリオは「娘の彼氏を追い払う」という共通の目的のために手を組み、あの手この手で男たちを追い払おうとします。

父親3人を、<ハイナー・ラウターバッハ>、<ユルゲン・フォーゲル>、<ヒルミ・セーザー>が演じ、監督は『白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々』でベルリン国際映画祭の銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞している<マルク・ローテムント>が務めています。
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『スリ・アシィ』@<ウピ>監督

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『スリ・アシィ』@<ウピ>監督
インドネシア初の女性ヒーローといわれる「スリ・アシィ」の活躍を描いた『スリ・アシィ』が、2023年12月15日より公開されます。1954年に誕生したコミックを原作に、舞台を現代に置き換えて描いています。

ジャワ島のムラピ山が噴火し、車で逃げまどっていた若い夫婦が事故で亡くなります。生まれたばかりだった彼らの子どもの「アラナ」は孤児院に引き取られ、やがて正義感の強い少女へと育っていきます。

大人になった「アラナ」は格闘家として活躍していましたが、時折、激しい怒りに飲み込まれそうになることに悩んでいました。そんなある日、トラブルに巻き込まれた「アラナ」は、彼女をずっと見守ってきたという謎の組織に助けられます。そこで「アラナ」は自らに秘められた運命を知ることとなります。

主人公「アラナ」はインドネシアの人気俳優<ペフィタ・ピアース>が演じ、<レザ・ラハディアン>ら同国を代表する俳優たちが共演しています。監督はインドネシアの女性監督<ウピ>が務めています。
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『義父養父』@<大美賀均>監督

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『義父養父』@<大美賀均>監督
第80回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した<濱口竜介>監督作『悪は存在しない』で主演を務めた<大美賀均>が、監督を務めた作品『義父養父』が、2023年12月15日より公開されます。

服飾デザイナーの「リカ」は、少し前に母が5度目の再婚をしました。母は「男に経済力は求めていない」が口癖でした。ある日、「リカ」は母の再婚相手の双子の兄である「豊」を紹介されます。精神疾患のある妻を持ち、自身も末期ガンを抱える「豊」は、「リカ」に養子にきてほしいと言います。

その願いを受け入れ、「豊」の養子として一緒に過ごすことになった「リカ」は、次第に「豊」に父性を感じ始めますが、しかしその矢先「豊」は逝ってしまいます。

物語は、<大美賀均>監督の知人の実際にあった出来事がモチーフとなっており、脚本も担当しています。出演は、<澁谷麻美>、<松田弘子>、<有薗芳記>、<菅原大吉>、<黒沢あすか>が名を連ねています。
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