ファルコン昆虫記(268)榎の葉の上に【エノキワタアブラムシ】
6月
6日
カメムシ目(半翅目)アブラムシ科の昆虫で、約50種ほどが分類されています。
俗に言う「ワタムシ(綿虫)」で、白腺物質を分泌する線があり、体全体が綿で包まれたような形態で、地方により「ユキンコ」・「しろばんば」・「寸取り虫」などと呼ばれています。
北海道では、同じ仲間である「トドノネオワタムシ」が主流で、通称「ユキムシ(雪虫)」と呼ばれ、雪が降る前触れを知らせる虫として有名です。
「リンゴワタムシ」や「ナシワタムシ」、「ケヤキワタムシ」など樹木の名称が付くモノが多いのですが、害虫ですので喜ばれる昆虫ではありません。