ファルコン昆虫記(286)笹の葉の上に【アカシジミ】
6月
20日
前翅長は20ミリ前後、翅の橙色は雌雄ともに同色で、翅裏には白帯で縁どられた黄褐色の帯が縦に入ります。
後翅にある一対の<尾状突起>は黒色で細長く、先端は白色をしています。
卵で越冬し、成虫は年1回の羽化、5~6月頃に活動を始め、日中はクリなどの花で静かに吸密行為をなどをしていますが、夕方頃から活発に活動を始めます。
幼虫はブナ科などのコナラ・クヌギ・カシワなどの新芽を食し、成虫もこれらの樹木が茂る雑木林を生活圏として、離れることはありません。