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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(291)とまっているよ棒の先【シオヤトンボ】

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童謡『赤とんぼ』の中に出てくる三木露風の歌詞ではありませんが、竿の先ならぬ棒の先にとまっている【シオヤトンボ(塩屋蜻蛉)】です。

トンボのなかでは春一番に活動を開始する【シオヤトンボ】は、夏ごろまでよく目にするのですが、写真を撮るのは一苦労です。
トンボ目トンボ科シオカラトンボ属の昆虫として、「シオカラトンボ」の仲間です。

オスは成熟しますと青白い粉で腹部が覆われ、メスは黄色いままの体色です。
体長は、 「アキアカネ(赤とんぼ)」 とほぼ同じで体長40~50ミリ前後の大きさです。

「シオカラトンボ」 も腹部は青白い粉で覆われていますが、腹部の約3分の1の先端が黒く成っていますので、見分けはすぐにつきます。
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ファルコン昆虫記(290)雨の日はお散歩【チャコウラナメクジ】

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今日の神戸の天気予報は曇りでしたが、時折小雨が降るどんよりとしたお天気でした。
「カタツムリ」のように殻を持たない「ナメクジ」は、太陽と乾燥が天敵です。
日没から明け方にかけてが活動時間で、昼間は石の下や湿った枯葉の中でじっとしています。
雨の陽気に誘われたのか、【チャコウラナメクジ(茶甲羅蛞蝓)】がお散歩していました。

ヨーロッパ原産種ですが、第二次世界大戦後に侵入してきた外来種です。
いまや日本にもともといた灰色の「ナメクジ」を追い払い、一般的な「ナメクジ」として<日本の侵略的外来種ワースト100>に選定されています。

和名通り5~6センチある体長全面は茶褐色で、体の前方背面が甲羅状になり、体表には褐色の筋が入っています。

「カタツムリ」と同様に「ナメクジ」は、寄生虫(広東住血線虫)の中間宿主にあたり、素手で触らないことが肝要です。
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ファルコン昆虫記(289)きれいな黄色の翅【キエダシャク】

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昆虫好きの方なら、「エダシャク」との名称で、幼虫は「尺取り虫」だとすぐに分かると思います。
幼虫は、バラ科を食草として「ノイバラ」などに枝と擬態した細長い体形で、バラと同じような焦げ茶色のトゲ状の突起を背中に持っています。

チョウ目シャクガ科エダシャク亜科の「蛾」として、本州から九州に分布しており、梅雨時期の6~7月頃に出現してきます。

開張は20ミリ程度の小さな「蛾」としてきれいな黄色の翅をしており、茶(赤)褐色の横線が一本入り、前翅の三分の一程度の外縁も茶(赤)褐色です。

風を受けてタイルの壁に踏ん張っていましたので、運良く翅を閉じた姿で、翅裏と腹部が撮影できました。
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ファルコン昆虫記(288)鼻(パルピ)の長い【テングチョウ】(3)

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天狗という名が付く和名通り、鼻(パルピ)が長い特徴を持つ【テングチョウ(天狗蝶)】です。

チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科テングチョウ亜科の本種として、日本には一種しかなく、また亜種は三種ありますが、北海道亜種は絶滅しているようです。

この【テングチョウ】はわりと長命で、成虫のまま越冬する種です。
翅の表側は、緋色の紋や白い紋が見られますが、翅の裏側は枯れた葉に似せた色合いで、冬場の擬態色だと考えられます。
この特徴ある天狗のような鼻(パルピ)も、枯れ枝に似せた擬態かもしれません。

わりと湿気を好む性質のようで、低めの低空飛行を繰り返しながら着地を繰り返し、水たまりなどで給水している姿をよく見かけ、暑い夏場には休眠、また秋に活動を始めます。
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ファルコン昆虫記(287)白御影石にとまる【マイマイガ】(5)

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白御影石の石垣に、【マイマイガ】が止まっているのを見つけました。
白御影の石目模様と、妙に【マイマイガ(舞舞蛾)】の翅模様が合い、保護色ではありませんが溶け込んだ感じで一体感がありました。

日本を含めて、北半球の温帯のほとんどに広く分布していますが、北アメリカは、カイコガの品種改良として人為的に持ち込まれた種が、繁殖してしまいました。

成虫は<性的二形>が顕著で、オスは茶褐色の翅を持ち、雌は白色の翅に茶褐色の斑が入ります。
オスの成虫は活動的で、日中は雑木林などの中を活発に飛び回り、和名の【舞舞蛾】の由来となっています。
メスは木の幹などに止まってじっとしており、ほとんど飛ぶことはありません。

交尾後に産卵を済ませますと成虫は死に、木の枝や幹などに産みつけられた卵は越冬をして、孵化を待ちます。
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ファルコン昆虫記(286)笹の葉の上に【アカシジミ】

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とてもきれいな橙色の【アカシジミ(赤小灰蝶)】は、チョウ目(鱗翅目)シジミチョウ科ミドリシジミ亜科に分類されています。

前翅長は20ミリ前後、翅の橙色は雌雄ともに同色で、翅裏には白帯で縁どられた黄褐色の帯が縦に入ります。
後翅にある一対の<尾状突起>は黒色で細長く、先端は白色をしています。

卵で越冬し、成虫は年1回の羽化、5~6月頃に活動を始め、日中はクリなどの花で静かに吸密行為をなどをしていますが、夕方頃から活発に活動を始めます。

幼虫はブナ科などのコナラ・クヌギ・カシワなどの新芽を食し、成虫もこれらの樹木が茂る雑木林を生活圏として、離れることはありません。
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ファルコン昆虫記(285)イタドリの葉の上に【ヤブキリ】(3)

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イタドリの葉の上で、日向ぼっこをしている【ヤブキリ】を見つけました。
6月のこの時期ですし、体長も40ミリを超えていますので、終齢幼虫だとおもいます。

バッタ目キリギリス科キリギリス亜科の昆虫で、「藪に棲む」ところから【ヤブキリ(藪螽斯)】と命名されています。

「キリギリス」とよく似ていますが、頭頂より翅の先端にかけて背面を貫くように褐色の筋が入りますので、すぐに見分けられ、脚の棘も大きくて目立ちます。

写真は<メス>ですが、産卵管は長めで「キリギリス」と異なり真っ直ぐに伸びています。
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ファルコン昆虫記(284)前翅に斑模様がある【セマダラコガネ】(2)

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小さなシジミチョウの「ヤマトシジミ」と「ルリシジミ」などは、翅の黒点の位置ひとつの違いで名称が変わります。
「蜂」や「アブ」なども、腹部の黄色い縞模様の太さや形で、やはり名称が変わりますので、同定するのに気を使います。

その点この【セマダラコガネムシ(背斑黄金虫)】は、個体の色や斑模様の変異が見受けられても、触角のアンテナのように3本に広がる形を見れば同定できますので助かります。

コウチュウ目(鞘翅目)コガネムシ科スジコガネムシ亜科に分類されており、コガネムシ科は20の亜科に分かれています。

今期二度目の登場になる【セマダラコガネ】ですが、前回は頭部と胸部が 「灰褐色」 でしたが今回は「緑色」をしています。
体長8ミリほどの大きさですが、3本に分かれた触角は、かわいくて印象的です。
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ファルコン昆虫記(283)休憩中です【キボシアシナガバチ】

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体長15~18ミリ程度の小型のアシナガバチですが、攻撃を加えない限り刺されることはありません。

【キボシアシナガバチ(黄星脚長蜂)】は、ハチ目(膜翅目)ズズメバチ科スズメバチ亜科に分類されている「蜂」で、腹部前方に2対の黄色の斑紋があります。
この斑紋から「キボシ」との名称がつけられたわけではなく、巣の六角形の蛹部屋の蓋が、鮮やかな黄色をしているのが「キボシ」の由来です。

黒色と茶色の地味な体色をしており、雑木林や緑地周辺に高さ1メートル前後の位置に巣を作っています。
幼虫は、成虫が運んできた芋虫等の肉団子を食べ、成虫は雑食性です。

学名は「Polistes nipponensis」となっていますので、日本固有種なのかもしれません。
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ファルコン昆虫記(282)稀少種です【キンイロジョウカイ】

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一見「カミキリムシ」に似た体型ですが、カミキリムシ科ではなく、コウチュウ目(鞘翅目)ジョウカイボン科の昆虫です。
「カミキリムシ」は草木だけを食べますが、この種は小さな昆虫が主食です。

【キンイロジョウカイ(黄色淨海)】は体長20ミリほどで、胸部左右のの黄色と脚半分の黄色が特徴的で、上翅は黒紫色、もしくは紺色に茶褐色が混じった色で光沢があります。

生息地はハンノキ林をともなう環境などの湿地帯を好み、春先の短期間に発生する以外、日本固有種なのに生態的な特性は解明されていません。
絶滅危惧種の指定を出している県も多くあるようで、わたしも初めて身近に観察ができました。

肉食性で強そうなイメージが、平清盛を思わせるのか、その法名である<淨海>が名前の由来とされています。
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