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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1209件

ファルコン昆虫記(350)コンクリートの壁に【ヒサマツムシヒキ】(2)

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ファルコン昆虫記(350)コン...
以前に、「カタバミ」の葉の上で獲物を待ち受けているオスの 【ヒサマツムシヒキ】のオス を紹介しました。

今回は運良くメスの【ヒサマツムシヒキ】を、見つけることができました。
ハエ目(双翅目)ムシヒキアブ科ムシヒキアブ亜科の昆虫です。

腹部先端の<ゲニタリア(交尾器)>が細長く、この部分の形状でメスだと同定できます。

ムシヒキアブ科の昆虫は、 「シオヤアブ」 などもそうですが、捕獲した獲物の体液を吸い取る獰猛性のためか、割と近付いても逃げることなくじっとしている印象が残ります。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(349)ハスの蕾の上に雄の【シオカラトンボ】(3)

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どちらかといえば、開けた環境を好む【シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)】で、オスは縄張り意識が強く、常に警戒心を怠りません。

成熟した【シカラトンボ】の体色は塩を吹いたように白くなりますので、見た目にオスだとすぐに分かりますが、複眼もオスは「水色」でメスは「緑色」をしています。

交尾は草や地面の上で行われますが、他のトンボや人が近寄りますと、すぐに合体のまま移動してしまい、多くの昆虫のようにじっとしていません。

交尾後も他のオスがメスに近寄らないように監視体制を維持し、自分の縄張りをにらんでいます。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(348)コホウネの花に【オオシオカラトンボ】

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ファルコン昆虫記(348)コホ...
先程紹介した 「コホウネ(河骨)」 の黄色い花が右上に映っていますが、その横の葉に【オオシオカラトンボ(大塩辛蜻蛉)】がとまっていました。

トンボ目トンボ科シオカラトンボ属に分類され、日本国内では 「シオヤトンボ(日本固有亜種) ・ 「シオカラトンボ」 を含めて9種が生息しています。

<オス>は「シオカラトンボ」と同様に、成熟しますと胸部から腹部前部にかけて灰白色になりますが、写真は背面が黄色くて<メス>です。

「シオカラトンボ」とよく似ていますが体長50~60ミリと少し大きく、「シオカラトンボ」の複眼は<オス>が「水色」・<メス>が「緑色」ですが、本種は黒褐色をしており、また「シオカラトンボ」は胸部から下が急に細くなりますが、本種は尾の先までほぼ同じ太さです。

<メス>は<本土型・琉球列島型・八重山型>と顕著な特徴があり、本土型は写真のように腹部第7~10節が黒色をしています。
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ファルコン昆虫記(347)食事中です【アブラゼミ】(2)

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世界的に見て、【アブラゼミ(油蝉)】の不透明な褐色の翅は珍しい部類に入ります。
黒い体色と褐色の翅が、とまっている樹皮の色合いと同じで擬態色になり、鳥などの外敵から見つかりにくくしています。

カメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目セミ科アブラムシ属に分類される大型の蝉で、メスの方がオスよりわずかに体長が長くなります。

成虫は、サクラ・ナシ・リンゴなどのバラ科の樹木に多く見受けられ、成虫も幼虫もこれらの木の幹や枝に<口吻>を突き刺して樹液を吸います。

写真の【アブラゼミ】がとまっている木は「サトザクラ」の枝で、<口吻>を突き刺しているところが見て取れます。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(346)ミソハギの花に【イチモンジセセリ】(7)

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先程紹介しました 「ミソハギ」 の小さな花を拡大して写そうとしましたら、運良く【イチモンジセセリ】が飛来してきました。

チョウ目(鱗翅目)セセリチョウ科イチモンジセセリ属の蝶で、後翅裏側に四角い銀紋が四つ、縦に一文字状に並んでいるのが名の由来です。

本種を含め茶色のセセリチョウの仲間はどれも似通っており、同定の決め手は銀紋の模様で判断するしかありません。

成虫は6~8月頃に発生、南方系の蝶ですので夏から秋にかけて北上し、秋口頃まで活動を続けますので、これから良く見かける蝶のひとつです。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(345)マツバギクの花に【ヤマトシジミ】(18)

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【ヤマトシジミ(大和小灰蝶)】の幼虫の食草は 「カタバミ」 に限られていますので、都会の空き地や路傍でも繁殖していますので、街中でもよく見かける蝶の代表格です。

野草が生い茂った空き地などで見かけましても、花がないと吸い蜜行為を行いませんので、諦めて通り過ぎてしまいます。

今回は、 「マツバギク」 の花が数輪咲いている場所でしたので、じっと佇んで機会を待ちました。狙い通りに、やや開き切った花にとまり<口吻>を伸ばして吸い蜜を始めましたので、近寄って無事に撮影が出来ました。

数多い登場ですが、ヒラヒラと小さな翅で飛んでいる姿はけなげな感じで、かわいい蝶です。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(344)スイレンの花に【ハナムグリ】

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ファルコン昆虫記(344)スイ...
名前の通り、花の中心部に潜るようにして花粉や蜜を食べている【ハナムグリ(花潜)】です。
桃色の 「スイレン」 の花の中で、オシベを踏み倒しながらのお食事光景でした。
春から秋にかけて各種の花に飛来して、花の受粉に貢献している昆虫のひとつです。

コウチュウ目(甲虫目)コガネムシ科ハナムグリ属に分類されています。

背面はきれいな金属光沢の緑色をしており、白色の斑紋が散在、体長は20ミリほどで、昼行性で昼間に活発に活動をしています。

多くのコウチュウ目の昆虫のように鞘翅(前翅)を広げずに内側に倒し、腹部との間に隙間を作り、そこから後翅を広げます。
これによって他の甲虫に比べて素早い飛翔が可能となる、機敏性を備えています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(343)成熟したオス【シオカラトンボ】(2)

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ファルコン昆虫記(343)成熟...
成熟したオスは非常に縄張り意識が強く、他のトンボが近付いてきますと、追いかけて追い出そうとします。
草の葉先などや水辺にとまり、警戒を怠りません。

【シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)】は、トンボ目(蜻蛉目)トンボ科シオカラトンボ属に分類される、体長50ミリほどの中型のトンボです。

幼体 は黄色と黒色の斑紋が散在していますが、オスは成熟するにつれて体全体が黒色と、胸部から腹部にかけて灰白色の粉で覆われ、この粉を<塩>に見立てて名前が付けられています。

同じシオカラトンボ属には、 「シオヤトンボ」 がいますが、腹部の先端の黒色部分が短く、【シオカラトンボ】は腹部の約三分の一が黒色をしています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(342)水の上をスイスイ移動【アメンボ】

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ファルコン昆虫記(342)水の...
水面張力を利用して、水の上を敏捷にスイスイと動き回る【アメンボ(水黽)】です。

カメムシ目(半翅目)カメムシ亜目に分類される昆虫のうち、長い脚を持ち水上生活をするモノの総称として使われています。
カメムシの仲間ですので、 「マルカメムシ」 ほど強い刺激臭はありませんが、捕まえますと<飴>のような匂いを出すところから【アメンボ】と名付けられています。

一見4本の脚にしか見えませんが、昆虫ですので6本あり、中脚と後脚が細長く、前足は短く前に伸ばしています。

獲物が水面で動いたときに発生する小さな水面波を感知して獲物を捕獲、口吻を指し込んで消火液を注入、消化された体液を吸って餌にしています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(341)迷彩色の【イボバッタ】(3)

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ファルコン昆虫記(341)迷彩...
日光浴が好きなのか、暑い日差しにもかかわらず乾燥した土の上で、じっとしている【イボバッタ(疣飛蝗)】です。

名前の由来は、前胸背面にイボ状の突起が2個あることに因んでいます。

バッタ目(直翅目)バッタ科トノサマバッタ亜科に分類されており、日本産トノサマバッタ類の中では最小の部類に入り、メスで30~35ミリ、オスで20~25ミリの体長しかありません。

干からびた土の上では、淡い茶褐色と暗褐色のまだら模様は絶好の迷彩色で、目の色も土色です。ピョコンと飛ばれますと、また見つけ出すのに苦労する体色です。
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