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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1159件

ファルコン昆虫記(301)笹の葉の上に【ヒナバッタ】(3)

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食草である笹の葉の上に、【ヒナバッタ(雛飛蝗)】が日光浴をしていました。
写真はメスですが、体長30ミリ弱しかなく、オスは20ミリ前後と、名称通り小さなバッタです。

近付きますとすぐに感知し、敏感かつ敏捷に飛び跳ねて陽そうしてしまい、草むらの中に身を隠してしまいます。

瓦の土手や山地の草原など、灌木や藪に近接した場所を好んで生息している感じで、日光浴がすきなのかお昼間に葉の上などでじっとしている感じで佇んでいます。

体色は褐色を基本としており、濃い色の斑紋がありますが個体差があり、昨年とは違った模様の【ヒナバッタ】でした。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(300)手にとまる(4)【ノコギリカメムシ】

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体長15ミリ前後と「カメムシ」の中では大きく、重量感を感じさせるカメムシ目(半翅目)ノコギリカメムシ科の【ノコギリカメムシ(鋸亀虫)】が、なんとわたしの左手にとまりました。


体色は黒褐色で、腹部には赤銅色の光沢を持ち、頭部はシャベル状に突き出し、頭頂部はへこんでいます。
触角は4節で先端1節が橙色をしており、前胸背前縁と縁線に、尖った三角形の突起がでています。

名称の由来は、腹部側縁が鋸歯状にギザギザしているところから名づけられました。

成虫は保護色らしい体色で、朽ち木の樹皮の下や枯葉の下などで越冬します。
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ファルコン昆虫記(299)ヤナギトウワタの葉の上に【モノサシトンボ】

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体長45ミリ前後の体の細長い【モノサシトンボ】は、トンボ目モノサシトンボ科モノサシトンボ亜科に分類され、日本では3属6科1亜種が生息しています。

とてもスマートな体型で全体に黒く、腹部の各節の基部には青白い紋が入り、この節目模様が均等な目盛りに見えるところが、和名の由来です。

オスは淡青色で、メスは黄色っぽい体色をしています。

水辺そのものよりも、むしろその周辺の樹木や草むらで飛翔している姿を、見かける機会が多いかもしれません。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(298)網戸にとまる(13)【ショウジョウバエ】

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遺伝学の進歩に大きく貢献した昆虫として、生物・科学分野では非常に有名な【ショウジョウバエ(猩猩蠅)】です。
現在でも、発生生物学のモデル生物としての研究が続けられています。

ハエ目(双翅目)ショウジョバエ科ショウジョバエ属に属する「蠅」の総称で、17亜科に分類され、日本には7亜科が生息しています。

多くの種は体長3ミリ前後(網戸のひとマスが1.5ミリ)と小さいですが、「蠅」独特の擦り手(足?)動作は確認できます。
熟した果実類や樹液、およびそこに発生する天然酵母などを餌としており、病原菌を媒体することはありません。

和名は代表的な種が赤い眼を持ち、酒に好んで集まることから、酒好きで顔の赤い中国の妖怪「猩猩」に因んで名づけられています。
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ファルコン昆虫記(297)脚の長い蜘蛛【スジボソハシリグモ】

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体長としては20ミリ程度ですが、体に比べて脚の長い【スジボソハシリグモ】です。

クモ目キシダグモ科に分類されるハシリグモで、その名の通り素早く走れるようにしっかりとした歩脚を持ち、地上を歩きまわり獲物を探す徘徊性の蜘蛛です。
キシダグモ科の名前は、蜘蛛の研究の先駆者<岸田久吉>に献じて付けられた名称です。

全体に縦長で長く伸びた脚を持ち、さらにそれを四方に伸ばしている姿が特徴的です。
頭胸部・腹部共に素直な形で、いずれも縦長で楕円形に近く、上に盛りあがることもありません。
歩脚は度の脚もよく発達しており、特に短い脚もなく、脚の配置は前向き2本後ろ向き2本の前行性ですが、第三脚がやや横を向いています。

オスが獲物を獲り、これに糸を巻いて塊にしたモノをメスに口移しのようにして求愛行為をする、いわゆる<婚姻給餌>を行います。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(296)笹の葉の上に【アメリカミズアブ】

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後ろ脚のフ節と後ろ脚脛節が、白色の模様を持ち残りの部分は黒色の縞模様ですので、すぐに【アメリカミズアブ】だと分かります。

ハエ目(双翅目)ミズアブ科アメリカミズアブ亜科の昆虫で、第二次世界大戦以後に日本に侵入してきたアメリカ原産の帰化昆虫で,英名では「Black Soldier Fly」(黒い兵士の蠅)です。

体長は15ミリ程度、黒色でやや細長いアブです。翅で隠れて見えていませんが、腹部上部には、1対の白~黄白色の紋があります。
生ゴミや人畜の糞、腐葉土等の有機物が豊富にあるところに発生しますので、衛生的に好まれる昆虫ではありません。

釣り好きの方なら、乾燥させた「蛹」を釣り餌として使われたことがあるのではないでしょうか。
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ファルコン昆虫記(295)旅路の果て(6)【トノサマバッタ】

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山道を歩いておりましたら、変な飛び方をする昆虫と遭遇、褐色型の【トノサマバッタ(殿様飛蝗)】でした。

バッタ目(直翅目)バッタ科トノサマバッタ亜科に分類される昆虫で、別名「ダイミョウバッタ(大名飛蝗)」と呼ばれています。
体長35~65ミリと大型のバッタで、メスの方がオスよりも大きな体型をしています。

姿に違和感を持ちじっくり見てみますと、なんと右側の後ろ脚が付け根からありません。
天敵に攻撃されたのでしょうか、何ともいたましい旅路の果ての姿で、変な飛び方をした原因が分かりました。

本来はススキなどのイネ科を食草としていますが、昆虫も食べる雑食性もあり、また脱皮中で動けない同じ仲間の同種個体を襲うこともありますので、被害に合いながら逃れてきた姿なのかもしれません。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(294)毛だらけ(5)【カシワマイマイ】の幼虫

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コンクリートの壁にいましたが、保護色のような体色ですので、分かりづらい状況でした。

チョウ目(鱗翅目)ドクガ科の【カシワマイマイ】の幼虫です。
体長60ミリほどありますが、何と言っても頭部(左側)の両側と尾端に長い毛束が飛びだした形状が特徴的です。
頭部は茶褐色で前面には太い「ハ」の字状の黒褐色紋が入り、また背中にはコブが2列に並んでいます。

「マイマイガ」 の幼虫もそうですが、ドクガ科の幼虫は腹部第6・7各節背面中央に小突起(背腺)があります。
幼虫は5月頃に孵化、名称通り7月頃までカシワをはじめクヌギ・コナラ・クリ・サクラ等を食草として、8月頃に蛹になります。

今年は「蛾」の幼虫の当たり年のようでよく見かけ、呑み仲間の植木の職人さんも、「今年は毛虫が多い」とぼやかれていましたので、よからぬ異変の前触れでなければいいと按じています。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(293)淡い黄色の翅【ハンノヒメヨコバイ】

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体長5ミリ程度でしょうか、淡い黄色の翅を持つ小さな【ハンノヒメヨコバイ】です。

カメムシ目ヨコバイ科ヒメヨコバイ亜科の昆虫で、「ヨコバイ(横這)」はセミ類に近い一群で、セミを微小にした姿をしています。
全世界に約20、000種、日本でも約550種が確認されています。

和名の「横這」は、横にずれながら移動する動作から名づけられていま

この種に限らず、昆虫名に「ハンノアオカミキリ」や「ハンノヒメコガネ」と「ハンノ」の名が付いていますが、「ハンノキ」などに関係するのか別の意味があるのかが分かりません。
#ペット #動物 #昆虫

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ファルコン昆虫記(292)白い壁にとまる<ハリバエ>の一種

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日常的に「ハエ」と呼び習わしていますが、厳密にいえば、ハエ目(双翅目)に属する昆虫のうち、ハエ亜目(短角亜目)環縫短角群ハエ下目に属する種を指し、日本では60科約3000種が分類されています。

白い壁だけに、黒色の「ハエ」が目につきました。
形状からヤドリバエ(寄生蠅)科だと同定でき、毛が生えている状況から<ハリバエ>の一種だとまでは分類できるのですが、種の確定までは無理でした。
腹部の鋭い毛や、複眼の間にまで毛が生えており、 正に「針」というイメージが伝わります。

「ヤドリバエ(寄生蠅)科」の幼虫は、その名の通り他の昆虫などに捕食寄生して大きくなります。

「ノイエバエ」 のように、衛生面で嫌われる「ハエ」も多いですが、 「ミドリバエ」 のようにきれいな体色の「ハエ」達もいますので、これまた面白い観察ができる「ハエ」の世界です。
#ペット #動物 #昆虫

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