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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1181件

ファルコン昆虫記(849)【シマハナアブ】

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ファルコン昆虫記(849)【シ...
黄色い 「メキシコマンネングサ」 の小さな花に吸蜜活動をしている、ホバリング中の【シマハナアブ(縞花虻)】を見つけました。

ハエ目(双翅目)ハエ亜目(短角亜目)ハナアブ科にぶんるいされ、体長12ミリていど、胸部に2本の灰城帯があり、腹部は濃い褐色の地に4本の白い縞模様があり、1対の木褐色の三角聞斑があるのが特徴です。この三角斑のはっきりした模様を持つのはオスで、雌はぼやけた感じですので、どうやら写真の【シマハナアブ】はメスのようです。

また「アブ」の仲間は、左右の複眼が接しているのがオスで、離れているのがメスだという識別ができます。

幼虫は水の中で腐植物を餌として成長しますので、長い呼吸器官をもっていますので、「オナガウジムシ」と呼ばれ、成虫は花の蜜を吸い、花粉を肢や胸部につけて運ぶ花粉の媒介者となり、リンゴやナシの授粉に利用されています。
#ハエ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(847)【クワゴマダラヒトリ】の幼虫

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ファルコン昆虫記(847)【ク...
毛の密集した形状で背中に白い線がありましたので、近づくまではこの時期としては発生が早いかなと考えながら 【マイマイガ】の幼虫 かなと思ったのですが、チョウ目(鱗翅目)ヒトリガ科ヒトリガ亜科の【クワゴマダラヒトリ(桑胡麻斑灯蛾)】の幼虫でした。体長50ミリほどでしたので終齢幼虫だと思います。

和名通り「桑」に多く見受けられる種ですが、「クワ」のほか「ブドウ」,「カキ」,「ナシ」,「クリ」,「カンキツ」など多種類の植物の芽や葉を食害します。

体の地色は黒く、青光りするコブと茶色のコブがあり、背中に白い線が走り、黒と白色の毛が混じっています。

成虫の雌は白い翅ですが、雄は茶褐色から黒褐色をしており、大きな違いがある性的二形種です。
#チョウ目 #ブログ #幼虫 #昆虫

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ファルコン昆虫記(843)「ハサミムシ」

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ファルコン昆虫記(843)「ハ...
ハサミムシ(鋏虫、蠼螋)は、尾部にはさみ状の器官を持つハサミムシ目(革翅目)の昆虫の総称です。「ハサミムシ」は世界で1930種類以上、日本では40種類確認されているそうです。

庭などの石ころをひっくり返すと必ず見つけられた昆虫ですが、ここ最近は見かけなくなっていました。素早く動き回りますので、何とか写し撮ることが出来ましたが、細かい細部の確認まではできなくて種の同定までには至りませんでしたので、「ハサミムシ」としています。

ハサミムシ目の昆虫は、尾端に可動する角質の鋏を持っており、これがその名前の由来になっています。これは直翅目やゴキブリ目に顕著に見られる尾毛が発達したもので、捕食、天敵からの防衛、同種間及び異種間の闘争に使用されます。

写真の「ハサミムシ」の鋏は直線的ですので、雌の個体でなないかなと考えられます。
#ハサミムシ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(842)同定できない(61)<アブ>

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ファルコン昆虫記(842)同定... ファルコン昆虫記(842)同定...
低空飛行をして止まったところを撮影できました。翅が2枚ということで、、ハエ・アブの「双翅目」だとすぐに同定できます。

きれいに翅の形と脈の模様まで判明できますので、いつも通り消去法にて少なくとも「科」までは辿りつこうとしてみましたが残念ながら<アブ>の種類まで同定できませんでした。

腹部が黒色と黄色の配色ではありませんので、【ホソヒメヒラタアブ】 や 【アシブトハナアブ】 ・ 【オオハナアブ】 などの「ハナアブ科」ではないのはすぐに分かります。「ミズアブ科」の 【ルリミズアブ】 や 【アメリカミズアブ】 系でもなく、腹部が翅より長い 【サキグロムシヒキ】 や 【ヒサマツムシヒキ】 でもなく、毛深い 【シオヤアブ】 の「ムシヒキアブ科」でもなく、「ツリアブ科」・「ツルギアブ科」と確認してみましたが、よく似た形態を探し出せず、同定を諦めてしまいました。

今後の資料にと、記録に残しておきます。
#ブログ #双翅目 #昆虫

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ファルコン昆虫記(841)【エサキモンキツノカメムシ】(2)

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ファルコン昆虫記(841)【エ...
網戸に止まっている体長12ミリ程度の小さな昆虫を見かけたとき、逆光でしたので「蛾」かなと思いましたが、よく見てますと背中に淡い黄色のハートマークがあり、カメムシ目(半翅目)ツノカメムシ科の【エサキモンキツノカメムシ】だと分かりました。

多くのカメムシを取り上げてきていますが、本種は前回(16)遭遇してから10年ぶりとなりました。逆光で細部が分かりにくいと思いますので、昔の写真 で特徴を確認してみてください。

このカメムシの最大の特徴は卵を産卵しますと、卵が孵化するまで、卵に覆いかぶさって守り続ける行動をとります。水生のカメムシの仲間にも同じように卵の世話をする「コオイムシ」や 「タガメ」 がいます。

活動期は5月から10月、ミズキ・ハゼノキ・サンショウなどの汁を、幼虫ともども餌としています。
#カメムシ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(840)網戸に止まる(41)【マダラガガンボ】

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ファルコン昆虫記(840)網戸... (写真をクリックしますと、大き... (写真をクリックしますと、大きくなります)
網戸にて、一休みの【マダラガガンボ(斑大蚊)】です。「ガガンボ(大蚊)」は、双翅目(ハエ目)・糸角亜目・ガガンボ科 に属する昆虫の1分類群です。

「ガガンボ」は、よくにた種類が多く同定が難しい科で、本種は大きさと翅模様の特徴からから【マダラガガンボ】とすぐに同定できました。体長40m近くあり、日本最大級の大型ガガンボです。体長は「ミカドガガンボ」に一歩譲るものの本種の翅には特徴的な斑紋があり、腹部が長く、翅からはみ出しています。腹部の先端部分が尖がっていませんので、「オス」ということが判別が出来ます。

「ガガンボ」は、世界中に分布する昆虫であり、日本でもかなりの数の種類を目にすることができ、ファルコン昆虫記として、 「同定できない(41)」 や 「同定できない(7)」 ・ 「網戸に止まる(2)」 などをアップしていますが、同定できたのは、【キイロホソガガンボ】 だけでした。
#ガガンボ科 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(839)【オナシカワゲラ】

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ファルコン昆虫記(839)【オ...
川辺がそんなに近いところにはないのですが、幼虫時代を水中で過ごすカワゲラ目(襀翅目)オナシカワゲラ科オナシカワゲラ属の【オナシカワゲラ】の一種をとらえることが出来ました。

和名の由来は、「カワゲラ」の特徴である腹部の先に映える1対の尾が大変短く。前翅に隠れて見えないことから名づけられています。

早春に多数発生、3月から11月頃までが活動期です。餌は苔や花の蜜などで、幼虫は枯葉や藻類を食べています。

北陸館の「新訂圖鑑」「2008年版)によりますと、日本産の「カワゲラ」は200種ほどあり、【オナシカワゲラ】の一種としか同定できません。
また、「カワラゲ」の研究はあまり進んではおらず、幼虫から成虫への過程の記録も観察されていない分野のようです。
#カワゲラ目 #ブログ #昆虫

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4000万年前のハエが交尾の琥珀@オーストラリア

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4000万年前のハエが交尾して... 4000万年前のハエが交尾している瞬間を保存した琥珀(画像:Scientific Reports)
オーストラリアで出土した琥珀片を調べた研究チームが、4000万年前のハエが交尾している瞬間を保存した珍しい琥珀を発見しました。

交尾中のハエが捕らわれた琥珀は、オーストラリアのモナシュ大学に所属する<ジェフリー・スティルウェル>氏らの調査で見つかりました。琥珀から姿を見せたのは2匹のアシナガバエ科昆虫。「交尾中のハエが囚われている琥珀はオーストラリアの化石標本において、とても珍しいことです」と強調しています。

この琥珀はオーストラリアのビクトリア州から出土しており、ゴンドワナ大陸南部に由来するものとされています。ゴンドワナ大陸とは、かつて存在したと考えられている、アフリカ大陸やオーストラリア大陸などを含む巨大な超大陸です。

調査では、交尾中のハエだけでなく、ゴンドワナ大陸南部の動物と植物を含む琥珀化石が見つかっています。ゴンドワナ大陸南部由来の最も古いアリ、クモの幼体が集団になっているところなどが新しい発見として発表されました。交尾中のハエを含む今回の琥珀は、ゴンドワナ大陸南部の生態系を理解するための手がかりになるとされています。
#オーストラリア #ブログ #化石 #昆虫

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「昆虫の絶滅に関する科学者から人類への警告」@<ペドロ・カルドーソ>

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「昆虫の絶滅に関する科学者から...
絶滅の危機に直面している世界の動植物100万種の約半数は昆虫だとする研究結果の「昆虫の絶滅に関する科学者から人類への警告」と題した論文が10日、学術誌「バイオロジカル・コンサベーション」にて発表されています。昆虫の消失は人類にとって大惨事となる可能性があると、今回の研究結果をまとめた論文の筆頭執筆者で、フィンランド自然史博物館の生物学者である<ペドロ・カルドーソ>氏は警告しています。

第1の要因は生息地の縮小と生息環境の悪化で、第2の要因は汚染物質(特に殺虫剤)と侵略的外来種とされています。
生物資源の乱用ー世界では2000種以上の昆虫が人の食料の一部となっているーと気候変動も要因の一部です。

<カルドーソ>氏は、受粉、栄養循環、害虫駆除などの「かけがえのない貢献の提供者」であるとして、多くの昆虫種は必要不可欠だと指摘しています。これらの「生態系への貢献」は、米国だけでも年間570億ドル(約6兆3000億円)の価値に相当することが、過去の研究で報告されています。

国連の科学者組織「生物多様性および生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」によりますと、世界規模では、虫媒(昆虫による受粉媒介)を必要とする作物には年間2350億~5770億ドル(約25兆8000億~63兆4000億円)の経済的価値があるといいます。
そして、多くの動物が生存のために大量の昆虫に依存しています。例えば、欧米全域での鳥類個体数の急減については、殺虫剤使用の影響による昆虫個体群の崩壊との関連が指摘されています。

科学者らは昆虫種が約550万種存在すると推定していますが、これまでに種が同定され、命名された昆虫はそのうちの5分の1ほどにすぎません。「希少な昆虫種は非常に多く、また記録にも残されていない。そのため、絶滅危惧種や絶滅種の昆虫の数は甚だしく過小評価されている」と、<カルドーソ>氏は指摘しています。絶滅危惧種をまとめた国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」で評価対象となっている昆虫は、存在が知られている100万種のうちの約8400種にとどまっているのが現状で、18世紀から19世紀にかけて起きた産業革命以降に絶滅した昆虫種は、全体の5~10%に上るとされています。
#ブログ #昆虫 #絶滅危惧種

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蜂に擬態する蛾「クロビロードスカシバ」@森県立郷土館

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青森県立郷土館で展示中の「クロ... 青森県立郷土館で展示中の「クロビロードスカシバ」の標本(画像:青森県立郷土館)

10月に新種登録された、蜂に擬態する蛾の一種「クロビロードスカシバ」の標本が、青森県立郷土館(青森市)で展示中です。

同じくチョウ目(鱗翅目)スカシバ科スカシバ亜科に分類されています 【コスカシバ】 も、蜂に似せた黄色の横縞模様の擬態をしています。

同種の発見例は日本しかなく、希少性が高いといいます。発見者で、日本鱗翅学会所属の同県弘前市の<工藤忠>さんは「自然界の不思議を感じてほしい」と話されています。標本の観覧は無料。12月26日まで。

「クロビロードスカシバ」(和名)は、羽を広げた際の横幅が約3センチ。ハチに似た「透かし羽」に加え、胴体の黒と黄のしま模様が特徴です。擬態は、鳥などの天敵から身を守るためとされています。
#スカシバ科 #ブログ #擬態 #昆虫 #鱗翅目

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