「テングチョウ」が大量発生@埼玉県秩父地域
6月
10日
「テングチョウ」 はチョウ目タテハチョウ科テングチョウ亜科に属する日本唯一のチョウで、成虫の頭部がてんぐの鼻のように前方に突出していることが和名の由来。全国に分布しており、チョウ自体は珍しくありません。大発生は西日本を中心に時折確認されています。
「テングチョウ」は4月ごろに交尾して食樹であるエノキに産卵します。新成虫は5月末から6月に羽化して活動し、6月末ごろから盛夏にかけて夏眠に入るため活動が停滞。秋に再び活動が活発化して成虫で越冬します。