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神戸:ファルコンの散歩メモ

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  • ハッシュタグ「#昆虫」の検索結果1181件

ファルコン昆虫記(867)【マダラアシゾウムシ】

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ファルコン昆虫記(867)【マ...
体全体に大小のコブがありゴツゴツとした感じの甲虫目 カブトムシ亜目 ゾウムシ上科 ゾウムシ科 アナアキゾウムシ亜科に分類されています【マダラアシゾウムシ(斑脚象鼻虫)】です。

体長は細長い口吻を除くと15mm程度です。体の地色は黒ですが、全体に黄褐色、灰黄色、灰白色等の鱗毛が斑紋を作るように密生しているのであまり黒くは見えません。頭部は短くて半球状になっており、口吻は長くて、前方に向かって細くなっていますが、普段は前胸の腹部にある溝に格納されています。

前翅には粗大な点刻の列が十条あり、その列の間の室はとても幅が狭くてその第2間室に3個、第4間室に3個、第6間室に1個、それに肩の部分に1個の顕著な瘤条の隆起があります。歩脚には黄褐色と灰褐色の輪紋があり、各歩脚の腿節は末端部が棍棒状に太くなっており、その内側には1つの歯状突起があるという特徴が目立つ種です。

ウルシの新芽を食害すると言われています。5~10月に平地から山地まで出現し、広葉樹林でアラカシやヌルデに見られる普通種で、樹にとまっていますと、体表が樹木に擬態していますので、見つけにくいのですが、白い壁にいましたので、運よく目に留まりました。
#ゾウムシ科 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(866)【テングチョウ】(11)

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ファルコン昆虫記(866)【テ...
雨の降る日続く梅雨時の天気ですが、晴れ間を縫ってここぞとばかり」チョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科テングチョウ亜科テングチョウ属の 【テングチョウ(天狗蝶)】が、活動しています。

和名は成虫の頭部の触角の内側に<パルピ(下唇髭)>と呼ばれる器官が長く伸び、これを天狗の鼻に見立てて和名が付けられています。

テングチョウ亜科は全世界に10種類ほどが知られていますが、日本に分布するのは1種類だけです。これらはタテハチョウ科の亜科の1つとして分類されていますが、かつてはテングチョウ科 として独立した科で扱われていました。

山地から平地の雑木林の周辺に生息し、成虫は年1回もしくは2回発生します。最初に発生するのは6~7月頃ですが、盛夏には休眠しています。秋に再び活動してそのまま成虫越冬し、冬眠から覚めた春先にも再び活動します。速く羽ばたいて機敏に飛び、各種の花に吸い蜜訪れます。まれに 大発生して話題 になるようです。
#チョウ目 #ブログ #昆虫

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カプセルトイフィギュア「すずめばち」@バンダイ

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カプセルトイフィギュア「キイロ... カプセルトイフィギュア「キイロスズメバチ」(画像:バンダイ) 「オオスズメバチ」    「キ... 「オオスズメバチ」    「キイロスズメバチ」      「クロスズメバチ」 
バンダイは、カプセルトイフィギュア「すずめばち」を、2020年6月15日から全国の玩具売り場などに設置されたカプセル自販機(1回500円・税込)で順次発売します。

「だんごむし」「かめ」など「いきものシリーズ」で培った技術を集約したという最新作になります。昆虫界最強「すずめばち」を生物学的に研究し、全高約150/115ミリ、全幅約200/165ミリサイズとリアルなビッグサイズな造形で再現されています。

実際の蜂同様に≪針≫が出てくる仕組みや、あごの開閉、触覚の角度調整など計18か所の可動ギミックを備えています。普段見ることが難しいという舌や、昆虫の≪翅≫に見られる脈「翅脈(しみゃく)」なども忠実に再現されています。

なお、カプセルの一部がフィギュアになる「カプセルレス」を採用。カプセル自販機から搬出された状態から蜂の本体部分を取り出し、残りのカプセルパーツを組み替えれば専用ディスプレイスタンドになるとか。「飛行」と「アタック」の両モードでディスプレイが可能だそうです。

ラインアップは、全高約150ミリ 「オオスズメバチ」、約115ミリ 「キイロスズメバチ」、同 「クロスズメバチ」 の全3種です。
#ハチ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(865)羽蟻【クロオオアリ】(4)

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ファルコン昆虫記(865)羽蟻...
灯りに呼び寄せられたのか、【クロオオアリ】の羽蟻が迷い込んできました。せわしなく動き回りますので、きれいな撮影はできませんでしたが、大きな爪顎などの特徴はとらえていると思います。

この時期の羽蟻ですので、「ヤマトシロアリ」かと心配しましたが、ハチ目・アリ科・ヤマアリ亜科・オオアリ属に分類される【クロオオアリ】で安心しました。

5~6月の雨が降ったあとのよく晴れた風の弱い日に、日中を過ぎたころから夕方にかけて巣から多数の雄アリと雌アリが飛び出して「結婚飛行」を行い、交尾します。これの起こる日は各地域で1年の特定の期間(1~2週間程度)のさらに特定の幾日かに集中しており、「クロヤマアリ」 や「トビイロケアリ」のように長期にわたって分散的に行われることはありません。
#アリ科 #ハチ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(864)【マイマイガ】の「蛹」

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ファルコン昆虫記(864)【マ...
昆虫として幼虫が、不活動体の「蛹」を経て成虫になる現象の「完全変態」として成長しますチョウ目(麟翅目)ドクガ科マイマイ属の 【マイマイガ(舞舞蛾)】 ですが、幼虫(ケムシ) を多く見かける割には、「蛹」を見かける機会は少ないように感じています。無防備な「蛹」の状態で襲われないような場所で「蛹」になっているのだと思います。

蛇足ですが「トンボ目・バッタ目・カメムシ目は「蛹」にならない「不完全変態」として成虫になります。

幼虫(ケムシ)をよく見かけます樹々の周辺を念入りに観察して、ようやく【マイマイガ】の「蛹」を見つけることが出来ました。

卵は春に孵化し、2か月ほどで蛹になり、12~15日ぐらいで羽化します。成虫は樹木などに産卵、卵塊はそのまま越冬します。年1回発生、成虫発生期間は7~8月、卵で越冬。成虫寿命は1週間程度です。
#チョウ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(863)「ゴミムシ」の一種?

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ファルコン昆虫記(863)「ゴ...
白い壁に、写真では大きく見えますが、体長12、3ミリ程度の昆虫を見つけました。
直感的に、頭部の大きな複眼と前翅の模様から、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科ハンミョウ亜科の「ハンミョウ」の一種かなとおもえたのですが、同定できませんでした。

前翅に見られる縦筋ではなく斜めに入る特徴ある筋模様と先端にある斑入り模様、肢や触角の黒褐色と薄茶黄色の二色の形から同定材料としては十分かなと考えていたのですが、難しい作業になりました。

次に探したのは、前翅に模様を持つ特徴からして同じオサムシ科ゴモクムシ亜科の「ゴミムシ」ですが、これまた辿り着くことが出来ませんでした。一般的に 「ゴミムシ」 は体形が卵形系が多いようで、本種のように細長くはない体形のようです。

オサムシ科は全世界に約2万種,日本にも1300以上の多くの種があるようですので、手持ちの資料での同定は無理なようで、どうやら希少種には違いなさそうです。
#オサムシ科 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(862)【カノコガ】(3)

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ファルコン昆虫記(862)【カ...
久しぶりに翅の模様が特徴的なチョウ目(鱗翅目)ヒトリガ科カノコガ亜科の 【カノコガ】 と遭遇しました。腹部が太めですのでメスのようです。「蛾」は「蝶」のように翅を立てて止まらず開いて止まりますので、全体の姿を観察しやすいです。

【カノコガ】は「鹿子蛾」と表記される、「蛾」の一種で、成虫の翅が黒く、半透明の斑紋があります。それが鹿の子供の背中の模様に似ていることに由来しています。

幼虫は、体長25ミリほどの毛虫で、全体が黒っぽい。頭部は黒く光沢があり、胸部~腹部は紫褐色を帯び短いブラシ状の刺毛があります。腹部の裏面は赤紫色を帯びています。胸部に爪状の脚が、腹部には体節ごとに1対のいぼ状の脚があり、多食性で草本の生きた葉や枯れた葉を食べる。枯葉だけでも飼育できることから、枯葉食が本来の食性である可能性が高いとの研究もあるようです。

成虫は、翅を開いたときの大きさが30~37ミリで、頭部、胸部、腹部は黒く、腹部に2つの黄色の帯がはいっています。
2化性で6月と8月に現れ、昼行性の蛾として昼間に草むらなどを飛びまわり、花にも集まり吸蜜する姿が見られます。
#チョウ目 #ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(861)「ミノムシ」(5)

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ファルコン昆虫記(861)「ミ...
小枝の木切れかと見間違いそうな、擬態の細長い50ミリほどの長さの「ミノムシ」と遭遇しました。自然環境の中では、もはや見る機会が少なくなりました「ミノムシ」です。

「ミノムシ」とは、チョウ目(麟翅目)ミノガ科というグループに属する蛾の幼虫の総称で、日本では40~50種類ほどが知られているようです。

その中でもよく見かけるのが、「オオミノガ」「チャミノガ」 の2種類だとおもいますが、どちらも形状的に太く、このような細長い姿ではありません。

蓑を剥いたとしても、「ミノガ」の同定ができるわけでもありませんので、今後のために記録としておきます。図鑑の写真では、「Taleporia tubulosa」によく似ていましたが、日本語表記での種は見つかりませんでした。
#チョウ目 #ブログ #昆虫

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「佐用町昆虫館」2カ月遅れで開館@兵庫県佐用町船越

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「佐用町昆虫館」2カ月遅れで開...
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休館していた兵庫県佐用町船越の「佐用町昆虫館」(佐用郡佐用町船越617)が6日、例年より2カ月遅れで開館しています。

1971年に県立の昆虫館としてオープンし、2008年に廃止になりましたが翌2009年からNPO法人「こどもとむしの会」が指定管理者として運営にあたっています。

船越山の麓に位置し、約900平方メートルの敷地にはイモリやカエル、チョウ、トンボなど多彩な生き物が生息しています。入場料無料で売店もなく、自由に虫捕りができるのが特長です。昆虫をはじめ、各種生物の標本展示や、全国名水100選に選ばれています播磨五川のひとつ「千種川」の自然の紹介、子どもたちを対象とした体験プログラムなどを行っています

利用は、毎年4月~10月までの土日祝日のみ開館。午前10時~午後4時。今年は、新型コロナウイルス感染予防のため、混雑する場合は整理券を渡して常時滞在者20人までとなります。
#ブログ #昆虫

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ファルコン昆虫記(860)【コガタツバメエダシャク】

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ファルコン昆虫記(860)【コ...
「蛾」とは思えぬ白色の翅をもち 、白地に2対の灰褐色線があり、後翅に小さな赤小紋を持つチョウモク(麟翅目)シャクガ科エダシャク亜科の【コガタツバメエダシャク】です。後翅の斜め線は後角付近に入るように曲がる特徴がみられます。

幼虫はヤナギ科、カバノキ科、ブナ科、クスノキ科、アワブキ科、マタタビ科、ツバキ科、ツツジ科、エゴノキ科、スイカズラ科、カエデ科の葉を食べます。成虫は花の蜜を食べます。

同属の【ウスキツバメエダシャク】や【ツバメエダシャク】などに似ていますが一回り小さく、大きさは、開張 30~40mm 前翅長 20mm程度。北海道,本州,四国,九州に分布、出現月(羽化する月)は、5~10月平地~山地にかけてみかけます。
#チョウ目 #ブログ #昆虫

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