鹿児島大などの研究チームは25日、鹿児島県から沖縄県にかけて広がる南西諸島で見つかった2種の「ゴキブリ」が新種と判明したと発表しています。
国内での新種発見は35年ぶりで、多様性の解明に一歩近づいたとしています。日本動物学会が発行する25日付の学会誌(電子版)に掲載されました。
鹿児島大農学部の<坂巻祥孝准>教授が2005年、鹿児島県・宇治群島の家島で初めて採集。青みがかった光沢のある羽に鮮やかな三つのオレンジの紋が入った種を「アカボシルリゴキブリ」、紫色の腹部と羽の薄いオレンジ色の帯模様が特徴の種を「ウスオビルリゴキブリ」と命名しています。いずれも体長12~14.5ミリ。
現在、日本産ゴキブリは57種が知られており、今回2種を新種として記載したため、合計59種となりました。
このうち、人家の中に出現するのは、1割程度であり、それ以外のゴキブリは、森の朽ち木や洞窟などに生息して、朽ち木などの有機物を食べて生活しており、人間とはほとんど関わりのない生活をしています。
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投稿日 2020-11-25 11:03
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2020-11-25 12:01
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