かわいい食肉目イタチ科ラッコ属の「ラッコ」の図案ですが、消印が大きく押され、画面が見ずらいのが、残念です。
2017年(平成29年)7月5日発行のの第1集「ペンギン」より、〈魅力ある海のいきものを題材〉として毎年1種ずつ発行されていますのが「海のいきもの」シリーズです。
この「ラッコ」は第6集として2022年6月22日(水)に発行されています「84円切手」10種1シートのうちの1枚になります。
(向日葵・グリーティング・2018年用お年玉切手シート・キタキツネ)などの切手デザイナー<星山理佳>の意匠でオフセット6色刷り、凹版印刷を用いて、「ラッコ」の毛並みの質感を表現しているようです。
「美術の世界シリーズ」第3集として10種1シート(シール式)で2021年9月8日(火)に発売されている中の1種で日本画家<竹内栖鳳>の「班猫(部分)」です。
<竹内栖鳳>〈1864年12月20日(元治元年11月22日)~1942年(昭和17年)8月23日〉)は、近代日本画の先駆者で、画歴は半世紀に及び、戦前の京都画壇を代表する大家で、第1回文化勲章を受章しています。
この切手の図案の元になっています『班猫』は、 1924年(大正13年)に描かれ、重要文化財 として(山種美術館)に所蔵されています。通常、猫の体のまだら模様を意味する場合は「斑猫」と書きますが、<竹内栖鳳>自身による箱書きには「班猫」と記されています。
切手は、オフセット6色刷りとして切手デザイナー<楠田祐士>の意匠によります。「NIPPON84円」の文字が大きいのは、日本画として海外の切手収集家を意識しているのかなと眺めておりました。
久しぶりに郵便切手と遭遇しました。
「春のグリーティング」切手として2019年(平成31年)2月20日(木)に発行されています。
1シートに10枚構成〈5種(桜・菜の花・イチゴ・シロツメクサ・チューリップ)✕2枚〉で、オフセット6色刷り、切手デザイナー<楠田祐士>の意匠です。
今では見かけなくなりました「シロツメクサ」の花環が配置されています。「春のグリーティング」としては寂しげな配色ですので「アカツメクサ」の方がよかったのではないかなと眺めておりました。
題材が「向日葵」ですので、てっきり「花」シリーズ関係の1枚かと思っていましたが、調べてみますと「伝統色シリーズ 第4集」の10種1シート構成の1枚でした。
日本人が四季折々の日常生活で継承してきた日本の伝統色を題材とした特殊切手の「伝統色シリーズ 第4集」では「夏」をマインテーマとしています。
2017年9月20日に発行されています「伝統色シリーズ 第1集」の「秋」から始まり、年1回として、2020年6月19日発行として今回の「夏」で四季を一周しています。
意匠は切手デザイナー<星山理佳>が担当、オフセット6初期刷りで300万シート発行されています。1シート10種の構成は、(1)紺青(こんじょう)/色硝子(2)濃藍(こいあい)/藍染の団扇(3)鬱金(うこん)色/カレー(4)小麦(こむぎ)色/麦藁帽子(5)漆黒(しっこく)/鵜飼(6)薄水(うすみず)/海月(7)紺碧(こんぺき)/入道雲(8)玉蜀黍(とうもろこし)色/玉蜀黍(9)向日葵(ひまわり)色/向日葵(10)焦茶(こげちゃ)/昆虫 となっています。
長方形を標準として、円形や図形に合わせた変形の切手は多くありますが、今回の切手は、意匠の題材の将棋の駒と同じ5角形をしています。
将棋を題材にしたシリーズの一枚かなと想ったのですが、旅をコンセプトに、その地域の特徴ある魅力的な景色や生活文化、畜産品などを題材とした切手シリーズとして、2016年8月19日(金)に第1集(京都)が発行され、「将棋駒」は、2021年3月9日(火)に発行されました第6集(東北)の一枚です。
切手デザイナー<楠田裕士>の意匠で、オフセット6色刷り、10種1シートの構成で、①猪苗代湖と磐梯山、②鶴ヶ城(会津若松市)、③仙台城跡・伊達政宗公騎馬像、④宮城こけしなどが組み合わされています。
日本郵便は25日、東京五輪・パラリンピックの記念切手を6月23日(水)に発売すると発表しています。
1シート2100円(84円切手25枚)で3種類を各100万シート販売します。全国の郵便局や郵便局のオンラインショップで購入できます。
東京五輪の競技(50種類)をデザインした切手シート2種類と、東京パラリンピックの大会エンブレムと競技(23種類)を描いた切手シートを用意。また、これら3種類の切手シートと国立競技場をデザインした記念切手を収めた切手帳が、1部1万円(税込み)で20万部発売されます。
中禅寺湖と男体山が描かれています「日光国立公園」の、「290円」の通常切手は2019年8月20日(土)に発行されています。
「日光国立公園」は、1934年(昭和9年)12月4日に大雪山国立公園、阿寒摩周国立公園、中部山岳国立公園、阿蘇くじゅう国立公園とともに指定されました。当初は日光、尾瀬、奥鬼怒の三地域が指定されていましたが、1950年に那須甲子・塩原、藤原、栗山、足尾の四地域が追加されています。2007年に尾瀬地域が尾瀬国立公園に分離されたため、現在は日光地域(男体山)、鬼怒川・栗山地域、那須甲子・塩原地域の三地域が指定されています。
切手はグラビア6色刷り、切手デザイナー<貝淵純子>の意匠です。
本日20日は、 今年の「春分の日」 ですが、神戸のお天気は夕方から雨模様になりそうです。今年の3月は温暖で、桜の開花も早く、菜の花も元気に咲き誇りを見せているようです。
整理していましたら懐かしい「菜の花とモンシロチョウ」の「40円」切手を見つけました。「菜の花」の周りを2頭の「モンシロチョウ」が飛んでいます。
1981年4月1日から、通常葉書の郵便料金が「30円」から「40円」に変更されるのに伴い、1980(昭和55)年10月1日より、発行されています。
原画作者は、<長谷部日出男>氏で、グラビア3色で印刷されています。図案の「モンシロチョウ」の翅上部の 黒い斑点 3つがはっきり見て撮れますので、この時期の「春型」と言うよりは「夏型」の雄のように思えるのが、気になっています。
返信用封筒に貼られていました「おもてなしの花シリーズ 第15集」として2020年12月14日(月)に発行されました(84円郵便切手・シール式)の1枚 「ポピー」 です。
「ポピー(ひなげし)」 は、キンポウゲ目ケシ科の植物として、北半球の暖帯から亜寒帯に多く、約40属800種分類されています。麻薬原料のケシを初めとして各種アルカロイドを含み、有毒の種も多い植物です。日本には「タケニグサ」、「クサノオウ」、「ヤマブキソウ」、「リシリヒナゲシ」などが自生し、 雌しべの柱頭の筋の数 に変化のある 「ナガミヒナゲシ」、「アツミゲシ」などが帰化しています。
1シートに5種類(コブシ・ポピー・ウメ・サクラ・ナノハナとモモ)が各2枚ずつ計10枚の構成です。
切手デザイナー<中丸ひとみ>の意匠で、オフセット5色刷りで370万シート販売されています。
文月の「ふみの日」である7月23日に合わせて、「ふみの日にちなむ郵便切手」として額面「63円」と「84円」のシール式にてどちらも1シート(5種類2枚・計10枚)の構成で、2020年7月22日(水)に発行されています。
「ふみの日」は、1979年に郵政省が「ふ=2」・「み=3」の語呂合わせで毎月「23日」を「ふみの日」として定め、手紙に親しむ活動を全国的に展開したことが始まりです。
「84円」のシートには〈①おたよりを書く ②果実のシロップ漬け ③アイロンがけ ④たまごサンド ⑤おたよりを出す〉の5種類が2枚ずつ計10枚となっています。
意匠は、切手デザイナー<楠田祐士>が担当、オフセット6色刷りとして200万シートが発行されています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ