今夜<21:00>より「BS-TBS」にて、1999年アメリカ製作の『007』シリーズ第19作『原題:The World Is Not Enough』が、邦題『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』として2000年2月5日より公開されました作品の放送があります。
「ボンド」(ピアース・ブロスナン)は、石油王の「ロバート・キング卿」(デヴィッド・カルダー)に返金される大金を奪取する事に成功しますが、その大金には爆弾が仕掛けられ、「キング卿」が付けていたピンは起爆装置に摩り替えられていました。「キング卿」がMI6内で大金を確認すると同時に爆弾が起爆、「キング」卿は爆死します。「ボンド」は犯人と思われる女暗殺者を追いますが、激しいボートチェイスの末、女暗殺者は気球と共に自爆してしまいます。
真犯人は009に銃弾を頭に撃ち込まれるも死なず、そのせいで痛みを感じない体となった不死身のテロリスト「レナード」(ロバート・カーライル)だと睨んだMI6は、「キング」卿の娘であり、「レナード」に誘拐された経験がある「エレクトラ・キング」(ソフィー。マルソー)が次に狙われると考え「ボンド」が、彼女の警護にあたります。
そんな時、「レナード」によって核弾頭が盗まれ、キング社の石油パイプラインにその核弾頭が仕掛けられます。「ボンド」は、女性科学者の「クリスマス・ジョーンズ」(デニス・リチャーズ)や元KGBの「ヴァレンティン・ズコフスキー」(ロビー・コルトレーン)らと協力しながら、「レナード」を追ううちに「レナード」の背後に潜む本当の黒幕と石油独占計画を知るのでした。
今夜<19:00>より「BE12トゥエルビ」にて、2013年アメリカ製作の『原題:2 Guns』が、邦題『2ガンズ』として2013年11月1日より公開されました作品の放送があります。
メキシコの田舎で、マフィアの手先として働いている「ボビー」(デンゼル・ワシントン)と「マイケル」(マーク・ウォールバーグ)ですが、その正体は潜入捜査中の麻薬取締官と海軍情報部将校でしたが、お互いがそれをまったく知らずにいました。
そんな中、二人は組織から4000万ドルもの大金を強奪するものの、「マイケル」が裏切って持ち逃げしてしまいます。エリート組への復帰と引き換えに大金強奪を命じられていた「ボビー」でしたが、「マイケル」も上司の裏切りで金を失っていました。4000万ドルを取り戻すべく、彼らは再び手を組みます。
<デンゼル・ワシントン>と<マーク・ウォールバーグ>の、実力派スターが豪華共演したアクション映画です。マフィアに潜入捜査して彼らの金を強奪したことから、思いも寄らぬ戦いに身を投じる麻薬取締官と海軍情報部将校の姿を描く。監督は、『ザ・ディープ』・『ハード・ラッシュ』のアイスランド出身の新鋭<バルタザール・コルマウクル>が務めています。
主人公コンビのクールかつユーモラスな掛け合いもさることながら、ド派手を極めた見せ場や予測不可能な展開が楽しめる作品です。
今夜<18:30>より「BSテレ東」にて、1979年8月4日より公開されました『男はつらいよ』シリーズ第23作の『男はつらいよ 翔んでる寅次郎』の放送があります。
〈翔んでる〉とは本作が公開された当時の流行語で、自立して束縛されない生活を選んだ若者(特に女性)を形容しています。本作のマドンナも、結婚に対して価値観を見出せず、結婚式をドタキャンしたという、今までの本シリーズにはいなかったタイプです。演じたのは、本作の<山田洋次>監督のヒット作『幸福の黄色いハンカチ』でも好演を見せていた<桃井かおり>です。
共演は4年前の1975年、ヒット曲『シクラメンのかほり』で日本レコード大賞に輝いた<布施明>。ベテランの<木暮実千代>がマドンナの母役、また、旅館の若旦那に<湯原昌幸>、最初の結婚式場の男に<桜井センリ>、タクシーの運転手に<犬塚弘>が出演しています。
テキ屋の「寅次郎」は北海道でひとり旅をする若い女性、「ひとみ」(桃井かおり)と偶然から知り合い、意気投合します。帰京した「ひとみ」は会社社長の息子「邦夫」(布施明)との結婚式に臨むが、どうしても結婚に踏み切れず、ウェディング・ドレス姿で式場から逃げ出し、「寅次郎」の実家である柴又の《とらや》へ向かいます。直後、帰ってきた「寅次郎」は「ひとみ」に同情し、《とらや》の面々に彼女をしばらく預かってくれと頼み、やがて「邦夫」が《とらや》の周囲をうろつきだします。
<秋山純>が監督を務め、2022年5月27日より公開されます<神尾楓珠>(23)主演作『20歳のソウル』の予告編が解禁されています。
『20歳のソウル』は、千葉県船橋市立船橋高校で受け継がれている応援曲『市船soul』を作曲した実在の人物<浅野大義>さんの物語です。20歳でこの世を去った<浅野大義>さんと市船吹奏楽部の絆が描かれています。
映画では<神尾楓珠>が主人公の「浅野大義」、<佐藤浩市>(61)が顧問の「高橋健一」を演じ、母「浅野桂子」役を<尾野真千子>、<福本莉子>、<佐野晶哉>(Aぇ! group / 関西ジャニーズJr.)が共演しています。
予告編には、「大義」の告別式で、彼の自作曲『市船soul』を吹奏楽部員たちが演奏するシーンが。そして「大義」ががんを宣告されながらも懸命に生きて命を輝かせる様子、友人や恋人「宮田夏月」(福本莉子)とともに過ごす日々などが切り取られています。
なお主題歌はロサンゼルスの現役大学生シンガーソングライター<DedachiKenta>が担当。彼は<浅野大義>さんの楽曲『Jasmine~神からの贈り物~』にオマージュを捧げ、『Jasmine』を映画のために書き下ろしました。
<馬場ふみか>(26)主演作『てぃだ いつか太陽の下を歩きたい』が、2022年秋に全国で順次公開されます。
タイトルの「てぃだ」は、沖縄の方言で「太陽」を意味する言葉です。
本作は、東京から逃げるように石垣島にやってきた主人公「高橋まどか」が、人を信じようと努力し成長していく物語です。<馬場ふみか>が「高橋まどか」を演じ、『サンゴレンジャー』(2013年6月15日公開)の<中前勇児>が監督を務めています。
「高橋まどか」を演じる<馬場ふみか>は、『パズル』(2014年・監督:内藤瑛亮)で女優デビューし、『コード・ブルー ードクターヘリ緊急救命ー』シリーズや『百合だのかんだの』(2019年)、映画『AWAKE』(2020年・監督:山田篤宏)に出演、4月からは『やんごとなき一族』(フジテレビ・毎週木曜夜10時)の放送が控えています。
<小林聡美>が主演を務めた『ツユクサ』が、2022年4月29日より全国で公開されます。
『ツユクサ』の主人公はとある小さな田舎町で暮らす「五十嵐芙美」です。車の運転中に隕石にぶつかるという出来事に遭遇した彼女が、その日を境にささやかな幸せを見つけていく姿を描いています。
<小林聡美>が「五十嵐芙美」を演じ、彼女の友人「直子」と「妙子」に<平岩紙>と<江口のりこ>、「芙美」の歳の離れた親友「航平」に<斎藤汰鷹>、「芙美」の気になる男性「篠田吾郎」に<松重豊>が扮しています。
監督は、<平山秀幸>が務め、「ここのところ、作るほうも観るほうも力が入って構えるような作品が続いたので、今回はリキまない映画作りをしようと思っていました。本を読んだときに『いい読後感』という表現があるとすれば、その感覚を映画でもやれないかなとは思っていました。心地よさとか、ふんわりした楽しさとか、そんなものが残せる作品になればいいな」とコメントしています。
本日<13:00(~14:39)>より「NKK BSプレミアム」にて、1969年アメリカ製作の『原題:Tell Them Willie Boy Is Here』が、邦題『夕日に向かって走れ』として1970年3月28日より公開されました作品の放送があります。
1909年、実際に起きた先住民族の事件をもとに赤狩りで追放され、映画界に復帰した反骨の<エイブラハム・ポロンスウキー>が監督・脚本を務め映画化した異色の西部劇です。
出稼ぎから故郷の居留地に戻ってきたパイユート族の青年「ウィリー」は、恋人「ローラ」との結婚を決意しますが、反対する「ローラ」の父親を誤って殺してしまいます。
「ローラ」と逃走する「ウィリー」でしたが、「クーパー」保安官たちの追跡が始まります。
「ウィリー」役に<ロバート・ブレイク>、「ローラ」役に<キャサリン・ロス>、「クーパー」役に<ロバート・レッドフォード>が扮し、その他<スーザン。クラーク>、<チャールズ・マッグロー>、<バリー・サリヴァン>が共演しています。
映画『ゴジラ』や、ミュージカルなどで知られる俳優<宝田明>さんが、87歳(1934年〈昭和9年〉4月29日~2022年3月14日)で急逝されていたことが17日発表されています。
1953年に芸能界入りして以来、さまざまな作品に出演してきました。今月10日には、映画『世の中にたえて桜のなかりせば』(2022年4月1日公開・監督:三宅伸行監督)の完成披露舞台挨拶に車いすに乗って出席し、映画制作への飽くなき意欲を明かしていたのが、最後の公の場でした。
1953年東宝ニューフェイス6期生として芸能界入り。当時日本人離れした180センチの長身と甘いマスクで人気になり、『ゴジラ』(1954年・監督 :本多猪四郎)に初主演しました。ミュージカルスターの草分けとしても知られ、2019年のミュージカルコメディー映画『ダンスウィズミー』ではマジシャン、催眠術師を演じ、55年ぶりにスクリーンで歌い、踊りを披露しています。同作の撮影では、自らステップのアイデアをしてみせるなど元気いっぱいだったといいます。
また、ミュージカルで活躍した経験を生かし、1980年には日本初のミュージカル俳優養成学校「宝田芸術学園」を開校。後進の育成にも尽力しました。
遺作映画となりました『世の中にたえて桜のなかりせば』では約70歳差の「乃木坂46」の<岩本蓮加>(18)とダブル主演。今月10日の舞台挨拶では「大女優の片りんを見た。大変な小娘でございます」と<岩本蓮加>を絶賛していました。ロシアのウクライナ侵攻に言及し「この現実を見た時に、もっと社会性を持った映画を作らなきゃいけないと思っています」と語っていました。
フランス・パリ13区を舞台に、4人の若者たちを描く『パリ13区』が、2022年4月22日より全国で公開されますが、本予告が解禁されています。
本予告では「質問してもいい? どんなセックスライフ?」というセリフからスタート。その後、コールセンターで働く「エミリー」、高校教師の「カミーユ」、33歳で大学に復学した「ノラ」、ポルノ女優の「アンバー」が、もがきながら生きる様子が切り取られています。
『ディーパンの闘い』(2016年)・『ゴールデンリバー』(2018年)の<ジャック・オディアール>が監督を務め、<ジャック・オディアール>、<セリーヌ・シアマ>、<レア・ミシウス>が脚本を手がけています。出演には<ルーシー・チャン>、<マキタ・サンバ>、<ノエミ・メルラン>、<ジェニー・ベス>が名を連ねています。
今夜<18:30>より「BS日テレ」にて、松竹配給として2006年6月3日より公開されました<岡田准一>を主役に据え<是枝裕和>監督の『花よりもなほ』の放送があります。
元禄15年、父親の仇討ちのために信州松本から江戸に出てきた若い武士、「青木宗右衛門」(岡田准一)は、実は剣の腕がまるで駄目でした。貧しいながら人情あふれる長屋で半年暮らすうち、仇討ちしない人生があることを知ります。
個性豊かな住人と触れ合ううちに仇討ちの使命に葛藤しだす主人公「青木宗右衛門」、ヒロイン「おさえ」に<宮沢りえ>が扮しています。人々のたくましい生の物語を現代にも通じるテーマ性と絡めた、笑いあり、涙ありの人間味あふれるドラマが感動を呼びます。
仇役「金沢十兵衛」に<浅野忠信>、ほかに<古田新太>、<香川照之>、<加瀬亮>、<田畑智子>、<夏川結衣>、<寺島進>、<原田芳雄>、<石橋蓮司>らが出演しています。
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