<日丸屋秀和>の WEBコミック『Axis Powers ヘタリア』を原作とする劇場版『銀幕ヘタリアAxis Powers Paint it, White(白くぬれ!)』が、2010年6月5日より全国で公開されます。
陽気なイタリア、生真面目なドイツ、物静かで控えめな日本の枢軸3人など、国を擬人化したキャラクターが、それぞれの風俗や気質を体現するアニメです。
世界中でナゾの怪事件が発生し、人類は滅亡の危機に直面します。アメリカは国際会議を開いて一連の指揮を執ろうとしますが、フランス、イギリス、ドイツ、日本、ロシア、イタリア、カナダの足並みがそろわず、それぞれがバラバラに動き出してしまいます。
50歳を目前に電車の運転士になる決意をした男と、家族の再生を描いた『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』が、2010年5月29日より全国で公開されます。
主人公「筒井肇」に<中井貴一>、妻「筒井由紀子」役に<高島礼子>、娘「倖」役に<本仮屋ユイカ>が扮しています。
一流企業に勤める49歳の「筒井肇」は、ろくに家庭も顧みず、忙しく仕事に追われる日々を送っていました。そんなある日、故郷の島根で一人暮らしをしている母が倒れたという知らせを受けます。それをきっかけに仕事一筋の人生に疑問を抱き始めた「肇」は、子供の頃に憧れていた一畑電車、通称〈バタデン〉の運転士になることを決意します。
一畑電車の走る島根の風土を描きながら、家族や仕事といった人生の普遍的なテーマを扱った深遠なストーリーが感動を呼ぶ作品です。
2009年本屋大賞を受賞した<湊かなえ>のミステリー小説『告白』を、『下妻物語』(2004年)・『嫌われ松子の一生』(2006年)の<中島哲也>監督が<松たか子>主演で映画化したサスペンスドラマ『告白』が、2010年6月5日より全国でこうかいされます。
ある中学校の1年B組の担任を務める女性教師の「森口」(松たか子)は、愛娘を学校のプールで殺害されます。
警察は事故死と判断しますが、「森口」は学年末の終業式の日に、犯人はクラスの中にいると生徒たちに告げます。共演に<岡田将生>、<木村佳乃>、<松本愛>、<井之脇海>らが出演しています。
『パッチギ!』(2004年)の<井筒和幸>監督が、お笑いコンビ「ジャルジャル」の<後藤淳平>、<福徳秀介>を主演に、2006年6月19日に発生した東大阪集団暴行殺人事件(集団リンチ)を元に描く青春映画『ヒーローショー』が、(R159+)指定として2010年5月29日より全国で公開されます。
目標もないまま自堕落な生活を送る専門学生の「鈴木ユウキ」(ジャルジャル・福徳秀介)は、ヒーローショーの悪役バイトを始めます。ある日、バイト仲間の「ノボル」(松永勇人・ギガレット)が「ユウキ」の先輩「剛志」の彼女を寝取ったことで、ヒーローショーの舞台上で2人は殴り合いを始めてしまいます。
その後も「剛志」は「ユウキ」も含め悪友たちを招集し、「ノボル」をゆすろうとしますが、「ノボル」も自衛隊上がりの悪友「石川勇気」(ジャルジャル・後藤淳平)を集め報復に出ます。次第に彼らの暴走はエスカレートしていき、ついには殺人事件が起きてしまいます。
好天気に恵まれた、屋外での音楽祭になりました。第10回目の節目ということもあり、本日のメインゲストは、<泉谷しげる>です。フォーク世代としては、ぜひ間近でと思っていましたら、夜7時からの演奏ですが、会場におられて驚きました。ご自分の手書きのTシャツを、販売されておりました。身近でお話しも気楽にしていだだき、嬉しいハプニングでした。若い世代の人には、単なるTシャツ売りのおっちゃんとしか思わられないようで、正しくそういう感じですが、世代の差を感じて苦笑しておりました。
<二ノ宮知子>の人気コミックをTVドラマ化した『のだめカンタービレ』の劇場版2部作の『のだめカンタービレ 最終章 前編』に続く『のだめカンタービレ 最終章 後編』が、2010年4月17日より全国で公開されます。
「千秋」(玉木宏)と離れ離れに暮らすことになった「のだめ」(上野樹里)は、訪れたあるコンクールで『ラヴェル ピアノ協奏曲』に心を奪われ、いつか「千秋」の指揮で演奏することを夢見ます。
しかし、「千秋」はその曲でピアニストの「孫 Rui」(山田優)と共演することに決まり、「のだめ」にも他の指揮者との共演話が持ちかけられます。
1961年、ロンドン郊外。ある雨の日、オックスフォード大学を目指す優等生の「ジェニー」は、倍も年の離れた男性と恋に落ち、勉強漬けの日々からは想像もできなかった刺激的な世界を体感を描いた『17歳の肖像』が、2010年4月17日より全国で公開されます。
監督は、『幸せになるためのイタリア語講座』(2000年)の<ロネ・シェルフィグ>が務め、脚本は『アバウト・ア・ボーイ』や『ハイ・フィデリティ』の<ニック・ホーンビィ<が担当しています。
主演の「ジェニー」役の<キャリー・マリガン>は第82回アカデミー賞( 2010年3月7日)で主演女優賞にノミネートされています。
主婦の<副島喜美子>が、同室で闘病した少女の実話を綴った『育子からの手紙 十五歳、ガンと闘った日々』(1989年11月1日・筑摩書房刊)を映画化した『郁子からの手紙』が、2010年4月17日より全国で公開されます。
「喜美子」の入院する病室に13歳の「育子」が緊急入院してきます。「喜美子」は、骨肉腫の激しい痛みに苦しむ「育子」と、彼女を献身的に看病する母の姿を温かく見守っていました。次第に「喜美子」と「育子」の間には、病気と闘う同志のような絆が芽生え、歳を越えた友情を築いきます。
手術後、病室が代わった「喜美子」は、「育子」と手紙を交わすようになります。やがて、「喜美子」の経過は安定を見せ、夫の転勤で仙台に引っ越すことになった「喜美子」一家。その頃実は「育子」の両親は残酷な告知を医師から受けていました。それは、片足を切る手術。それでも病魔と闘うと父に告げる「育子」。彼女は希望に向かって闘うことを決めたのでした。
監督は、、『しあわせになろうね』(1998年)の<村橋明郎>が務め、 「喜美子」役に<原日出子>、「育子」役に<宮崎香蓮>、「育子」の母親役に<有森也実>、「福島悟」役に<佐藤B作>が演じています。
南アフリカ出身の新鋭<ニール・ブロムカンプ>監督が、2005年製作の自作短編『Alive in Joburg』を長編として作り直したSFアクション『第9地区』が、2010年4月10日より全国で公開されます。
1982年、南アフリカ上空に突如UFOが飛来。政府は不気味な容姿をした異星人を難民として受け入れますが、やがて彼らの特別居住区「第9地区」はスラムと化します。
2010年、難民のさらなる人口増加を懸念した超国家機関MNUは難民を「第10地区」に移動させる計画を立てるのでした。
第82回アカデミー賞(2010年3月7日)において、作品賞、脚色賞、編集賞、視覚効果賞の4部門にノミネートされています。
<奥田瑛二>の長女<安藤桃子>(26)の初監督作で、原作は<桜沢エリカ>による少女コミック『ラブ・ヴァイブス』を映画化した『カケラ』が、2010年4月3日より公開されます。
平凡な女子大生の「ハル」は、セックスにしか興味のない彼氏との心の通じ合わない関係に疑問を抱いていました。そんなある日、「ハル」は喫茶店で、人の身体のパーツを作るメディカルアーティストの「リコ」に出会います。ともに時間を過ごすうち、「リコ」は大胆にも「ハル」に好意を寄せますが、「ハル」はそんな「リコ」に戸惑いを隠せずにいました。
出演は『愛のむきだし』の<満島ひかり>が「ハル」、<中村映里子>が「りか」に扮しています。
人間の不完全さを肯定して人としてどうあるべきかを独特のガーリーな世界観で紡ぐ、<安藤モモ子>監督のセンスが光る一作です。
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