『セレブレーション』 ・ 『光のほうへ』などで知られるデンマークの<トマス・ビンターベア>が、『007 /カジノ・ロワイヤル』 ・ 『アフター・ウェディング』の<マッツ・ミケルセン>を主演に迎えたヒューマンドラマ『偽りなき者』が、2013年3月16日より全国で公開されます。
変質者の烙印を押された男が、自らの尊厳を守り抜くため苦闘する姿を描き、2012年・第65回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞ほか3冠に輝いた作品です。
親友「テオ」の娘「クララ」の作り話がもとで変質者の烙印を押された「ルーカス」は、身の潔白を証明しようとするが誰も耳を傾けてくれず、仕事も親友もすべてを失ってしまいます。
周囲から向けられる侮蔑や憎悪の眼差しが日に日に増していくなか、それでも「ルーカス」は無実を訴え続けます。
戦死した兵士の遺族に訃報を伝える通告官(メッセンジャー)を題材に描くヒューマンドラマ『メッセンジャー(2009)』が、2013年3月9日より全国で公開されます。
イラク戦争で戦果を上げながらも負傷し、帰国した米軍兵士の「ウィル」(ベン・フォスター)(サマンサ・モートン)は、戦死した兵士の遺族へ訃報を伝えるメッセンジャーの任務に就くことになります。上官の「トニー」大尉(ウッディ・ハレルソン)とともに訃報を伝えていく「ウィル」は、遺族たちの怒りや悲しみを目の当たりにし、苦悩します。
そんな時、夫の戦死により未亡人となった「オリビア」と出会った「ウィル」は、失われた心を取り戻していきます。一方、長い軍隊生活で冷え切っていた「トニー」の心もまた、「ウィル」に友情を感じることで少しずつ氷解していきます。
第82回アカデミー賞( 2010年3月7日)で助演男優賞<ウッディ・ハレルソン>、脚本賞にノミネートされた作品です。
<クエンティン・タランティーノ>が監督・脚本を手がけるウェスタン映画『ジャンゴ 繫がれざる者』が、2013年3月1日より全国で公開されます。
南北戦争直前の1858年、アメリカ南部。黒人奴隷として売りに出された「ジャンゴ」は、元歯科医の賞金稼ぎで「キング・シュルツ」と名乗るドイツ人に買われます。差別主義を嫌う「シュルツ」は「ジャンゴ」に自由を与え、賞金稼ぎとしての生き方を教えます。
「ジャンゴ」には生き別れになった「ブルームヒルダ」という妻がおり、2人は賞金を稼ぎながら彼女の行方を追いますが、やがて残忍な領主として名高い「カルビン・キャンディ」のもとに「ブルームヒルダ」がいるということがわかりまう。
<タランティーノ>と初タッグとなる<レオナルド・ディカプリオ>が、極悪人「キャンディ」を演じています。主人公「ジャンゴ」に<ジェイミー・フォックス>、「ジャンゴ」と行動をともにする「シュルツ」は<クリストフ・ワルツ>が演じています。
『悪人』・『パレード』の<吉田修一>による青春小説を『横道世之介』を原作として、『南極料理人』 (2009年)の<沖田修一>監督が映画化した『横道世之介』が、2013年2月23日から全国で公開されます。
1980年代を舞台に、長崎の港町から大学進学のため上京したお人好しの青年「横道世之介」や、その恋人で社長令嬢の「与謝野祥子」らが謳歌した青春時代を、心温まるユーモアを交えながら描いちます。主人公の「世之介」に<」高良健吾>、ヒロイン「祥子」に<吉高由里子>ほか、<池松壮亮>、<伊藤歩>、<綾野剛>らが出演しています。劇団「五反田団」主宰の劇作家で小説家の<前田司郎>が共同脚本を担当しています。
2013年3月に閉館する東京・銀座の老舗映画館、銀座シネパトスを題材に描き、同館最後のロードショー作品として公開される異色エンタテインメント『インターミッション』が、2013年2月23日より全国で公開されます。
震災の影響で取り壊されることが決まった銀座の古い映画館。支配人の「クミコ」と年下の夫「ショウタ」は複雑な思いで最後の日を待っていましたが、劇場には地震や放射能への心配でフラストレーションを募らせた個性的な客たちが次々とやって来ます。
映画評論家の<樋口尚文>が初長編監督を務めています、主人公夫婦を演じる、<秋吉久美子>、<染谷将太>のほか、<香川京子>、<竹中直人>、<佐野史郎>、<ひし美ゆり子>、<小山明子>、<水野久美>、<岡山天音>、<門脇麦>ら個性的な豪華俳優が出演しています。
それぞれに最愛の人を失い心に傷を負った男女が再生していく姿を、笑いや涙を交えて描いた『世界にひとつのプレイブック』が、2013年2月22日より全国で公開されます。
監督は『ザ・ファイター』の<デビッド・O・ラッセル>が務め、主演は『ハングオーバー!』(2009年・監督: トッド・フィリップス)の<ブラッドリー・クーパー>と 『ハンガー・ゲーム』 (2012年・監督: ゲイリー・ロス)の<ジェニファー・ローレンス>です。
妻の浮気が原因で心のバランスを崩した「パット」は、仕事も家も失い、両親とともに実家で暮らしていました。いつか妻とよりを戻そうと奮闘していたある日、事故で夫を亡くして心に傷を抱えた女性「ティファニー」に出会います。愛らしい容姿とは裏腹に、過激な発言と突飛な行動を繰り返す「ティファニー」に振り回される「パット」でした。
「パット」の両親役で<ロバート・デ・ニーロ>、<ジャッキー・ウィーバー>が共演。第85回アカデミー賞では作品、監督、脚色、主演・助演男女と主要部門すべてでノミネートされています。
【追記】<ジェニファー・ローレンス>が、主演女優賞を受賞しています。
千葉・木更津を舞台に、不器用ながらも懸命に生きる現代の若者たちの姿を描いた青春ドラマ『SPINNING KITE』が、2013年5月18日より全国で公開されます。
東京湾をわたるアクアラインができる少し前の1996年、千葉県木更津市は、東京からさほど遠くはないが近くもなく、活気は薄れてどこかどんよりとした空気が漂っていまshごた。
そこに暮らす「純」(中村倫也)、「文次」(内藤謙太)、「城戸」(伊藤友樹)、「真木」(醍醐直弘)の19歳の若者たちは、何をするでもなくただ日々を過ごしていました。「純」は中学時代からバンドを続けていましたが、毎年夏に開催される「港まつり」での演奏が最後のライブになることが決まっていました。
アクアライン完成も目前に迫り、街の空気にも徐々に変化が訪れる中で迎えた「港まつり」当日、ある事件が起こります。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012で監督賞を受賞した家族ドラマ『チチを撮りに』が、2013年2月16日より全国で公開されます。
フリーターの姉「葉月」(柳英里紗)と女子高生の妹「呼春」(松原菜野花)は、父親が14年前に女を作って出て行ってしまって以来、母の「佐和」(渡辺真起子)と3人で暮らしていました。
ある日、「佐和」から「お父さんがもうすぐ死ぬから会いに行って、ついでにその顔を写真に撮ってきてほしい」と頼まれた姉妹は、困惑しながらも、ほとんど記憶に残っていない父親に会いたい気持ちもあり、電車を乗り継ぎ父親のいる田舎町へ出向きます。2人はそこで、異母兄弟の少年や叔父に出迎えられますが、すでに父は他界しており、さらに思いがけない人生の修羅場に遭遇します。
監督・脚本を、『お兄チャンは戦場に行った!?』・『沈まない三つの家』(2013年10月5日公開) の<中野量太>が務めています。
2011年5月2日に実行された、国際テロ組織アルカイダの指導者<オサマ・ビンラディン>捕縛・暗殺作戦の裏側を、『ハート・ロッカー』(2008年)の<キャスリン・ビグロー>監督が映画化した『ゼロ・ダーク・サーティ』が、2013年2月15日より全国で公開されます。
テロリストの追跡を専門とするCIAの女性分析官「マヤ」を中心に、作戦に携わった人々の苦悩や使命感、執念を描き出していきます。9・11テロ後、CIAは巨額の予算をつぎ込み「ビンラディン」を追いますが、何の手がかりも得られずにいました。
そんな中、CIAのパキスタン支局に若く優秀な女性分析官の「マヤ」が派遣されます。「マヤ」はやがて、「ビンラディン」に繋がると思われる「アブ・アフメド」という男の存在をつかみます。
脚本は『ハート・ロッカー』の<マーク・ボール>。主人公「マヤ」は、『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(2011年・監督: テイト・テイラー) ・ 『ツリー・オブ・ライフ』 (2011年・監督: テレンス・マリック)の<ジェシカ・チャステイン>が演じています。
倉庫に閉じこめられた上、謎の生物に襲いかかられる人々を描く『ストラージ24』が、2013年2月12日より公開されます、
シチュエーション・スリラーとサバイバル・スリラーをミックスしたホラー作品として、<ノエル・クラーク>と<コリン・オドナヒュー>が出演、脚本と監督は<ヨハネス・ロバーツ>が担当しています。
軍用貨物機が墜落し輸送中の極秘兵器がぶちまけられたことにより、ロンドン市街は未曾有のパニックに陥っていました。そのころ貸倉庫〈ストレージ24〉を訪れていた「チャーリー」と「ジェリー」は、停電により建物内に閉じこめられてしまいます。
同じように閉じこめられた人々と脱出を試みますが、そこへ謎の襲撃者が現れ一人また一人と惨殺されていきます。襲撃者の正体とは。そして彼らは無事に建物から脱出することができるのか。
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