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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『蟹工船』@<SABU>監督

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『蟹工船』@<SABU>監督
2007年から2008年にかけて人気が再燃し、話題となった<小林多喜二>による1929年(昭和4年)のプロレタリア文学の名作『蟹工船』(文芸誌『戦旗』)を、『弾丸ランナー』(1996年)・『疾走』(2005年)の<SABU>が監督を務めた『蟹工船』が、2009年7月4日から全国で公開されます。

「蟹工船」は「工船」であって「航船」ではない。だから航海法は適用されず、危険な老朽船を改造して投入されました。また工場でもないので、労働法規も適用されない環境でした。

そのため蟹工船は法規の真空部分であり、海上の閉鎖空間である船内では、東北一円の貧困層から募集した出稼ぎ労働者に対する資本側の非人道的酷使がまかり通っていました。また北洋漁業振興の国策から、政府も資本側と結託して事態を黙認する姿勢でした。

出稼ぎ労働者達が蟹缶の加工を行う船・蟹工船で、劣悪な環境と低賃金に疑問を抱いた「新庄」は、労働者たちを蜂起させ、非道な監督の浅川に立ち向かいます。

<松田龍平>と<西島秀俊>が激しく対立する労働者と権力者に扮しています。
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