第1回日本放送文化大賞ラジオ部門でグランプリに輝いたラジオドラマ『松山ロシア人捕虜収容所外伝 ソローキンの見た桜』を実写映画化した『ソロースキンの見た桜』が、2019年3月22日より全国で公開されます。
2018年、駆け出しのテレビディレクター「桜子」はロシア兵墓地の取材のためロシアに行くことになっていましたが、その仕事に興味を持てずにいました。日露戦争時の愛媛県松山市、ロシア兵捕虜収容所。傷ついたロシア兵捕虜の看護にあたっていた「ゆい」は戦争で兄を亡くしたため、心の奥底ではロシア兵を許すことができませんでした。そんな思いを知ったロシア軍少尉「ソローキン」は、いつかその悲しみを取り除いてあげたいと心から願っていました。
やがて2人は敵国同士という立場でありながら、次第に惹かれあっていきます。『孤狼の血』(2018年・監督: 白石 和彌)の<阿部純子>が日露戦争時の「ゆい」、現代の「桜子」というヒロイン2役を、捕虜収容所長役を<イッセー尾形>、実在の人物「ボイスマン」大佐役を<アレクサンドル・ドモガロフ>が演じ、<山本陽子>や<斎藤工>らが脇を固めています。監督は、『レミニセンティア』(2016年)や『君の心臓の鼓動が聞こえる場所 』(2009年)の<井上雅貴>が務めています。
Netflixは、「AVの帝王」と呼ばれた伝説のAV監督「村西とおる」(本名:草野 博美1948年9月9日~)の半生をドラマ化した『全裸監督』を2019年に全世界独占配信します。<山田孝之>(35)主演での制作決定に続き、<満島真之介>、<玉山鉄二>、<森田望智>、<余貴美子>、<小雪>、<リリー・フランキー>、<國村隼>、<石橋凌>といった豪華キャスト・総勢14名が発表されています。
1980年代のバブル時代に「AVの帝王」と呼ばれた「村西とおる」と、その仲間たちを中心に、「村西」を利用しようとする者、敵対する者、執拗に追う警察など、一癖も二癖もある人物たちとの攻防を、ユーモアを交え深く描き出すエンタテインメント作品です。
前科7犯、借金50億、米国司法当局から懲役370年を求刑された、主人公の「村西とおる」を演じる<山田孝之>に加え、映画、ドラマ、舞台で幅広く活躍する<満島真之介>が、「村西」の相棒的存在「荒井トシ」を演じます。
また「村西」が裏社会で躍進するきっかけを作り、その成り上がり人生を支える中心人物、出版社社長「川田研二」には<玉山鉄二>。厳格な母親を前に本当の自分をさらけ出せず苦悩する大学生で、後に「村西」が「AVの帝王」となる要因となったAV女優「黒木香」(1965年1月21日~)には、期待の新星<森田望智>(22)が挑みます。
総監督には、<安藤サクラ>主演の 『百円の恋』(2014年)の監督を務めた<武正晴>(52)、監督は、<河合勇人>(50)、<内田英治>(48)で、2019年の配信を予定しています。
巨人は15日、5月14日阪神戦(東京ドーム)で5月31日公開の映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」とコラボした企画を展開すると発表しています。
特典グッズ付きチケットの販売や、スタメン発表時にゴジラとコラボした特別映像を流すなどの内容。また、2・5メートルの迫力満点の「ゴジラ像」を東京ドーム22ゲート内に特別展示します。試合開始前のコンコースやグラウンドに「ゴジラ」や「ちびゴジラ」も登場するようです。。
イタリアの巨匠<ルキノ・ビスコンティ>の代表作で、第16回カンヌ国際映画祭で最高賞(グランプリ)に輝いた『山猫』が、2019年3月17日より全国で公開されます。1963年イタリア・フランス合作で製作され、日本では1964年1月18日、短縮された英語版で初公開された後、1981年にイタリア語のオリジナル完全版がプリントの状態が悪いままで公開されました。
そのイタリア語完全版を、撮影監督の<ジュゼッペ・ロトゥンノ>監修のもと復元させたのが「イタリア語・完全復元版」で、2004年に公開されています。2016年、<ルキノ・ビスコンティ>監督の生誕110周年、没後40年を記念した特集上映『ヴィスコンティと美しき男たち アラン・ドロンとヘルムート・バーガー』では「山猫 4K修復版」として、「イタリア語・完全復元版」を初の4K映像で劇場公開されています。
統一戦争に揺れる1860年のイタリア。シチリア島を長年に渡って統治してきた名門サリーナ公爵家にも革命の波が押し寄せます。貴族社会の終焉を感じながらも優雅な暮らしを続ける公爵は一家を連れて避暑地へと向かいますが、革命軍の闘士となった公爵の甥「タンクレディ」が、新興ブルジョワジーの娘「アンジェリカ」と恋に落ちてしまいます。
「サリーナ公爵」に<バート・ランカスター>、「タンクレディ」の<アラン・ドロン>、「アンジェリカ」の<クラウディア・カルディナーレ>が扮しています。
東京・新橋を舞台に、セックス探偵とその仲間たちが繰り広げる大活躍を描いた『新宿探偵物語』が、2019年3月16日より公開されます。
ピンク映画の撮影現場から女優「ユミカ」(春原未来)が連れ去られます。「ユミカ」に一目ぼれした俳優「ハテナシ」(長野こうへい)は彼女を救うため、新橋に住む伝説のセックス探偵に弟子入りします。相棒のリトルチャイナガール「なな」(きみと歩実)や美人捜査官の「彩」(卯水咲流)とともに調査に乗り出した彼らに、謎の組織の魔の手が迫ります。
第1回OP PICTURES新人監督発掘プロジェクトで優秀賞に輝いた<横山翔一>監督のピンク映画デビュー作品です。
(R18+)の成人映画版『絶倫探偵 巨乳を追え!』を再編集して、ピンク映画制作会社・大蔵映画が一般劇場向けに(R15+)バージョンで製作した作品を集めた「OP PICTURES+ フェス 2018」(2018年8月25~9月14日/東京・テアトル新宿)にて先行上映された作品です。
マーベルコミックが生んだヒーローが結集する「アベンジャーズ」シリーズに連なる「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の一作で、(MCU)では始めて女性ヒーローが単独で主役となった『キャプテン・マーベル』が、2019年3月15日より全国で公開されます。
アベンジャーズ結成以前の1990年代を舞台に、過去の記憶を失った女性ヒーロー、「キャプテン・マーベル」の戦いを描きます。
1995年、ロサンゼルスのビデオショップに空からひとりの女性が落ちてきます。彼女は驚異的な力を持っていましたが、身に覚えのない記憶のフラッシュバックに悩まされていました。やがて、その記憶に隠された秘密を狙って正体不明の敵が姿を現してきます。
後にアベンジャーズ結成の立役者となる「ニック・フューリー」も登場し、アベンジャーズ誕生のきっかけとなるヒーローの始まりが明らかにされます。
『ルーム』(2015年・監督: レニー・アブラハムソン)でアカデミー主演女優賞を受賞した<ブリー・ラーソン>が「キャプテン・マーベル」役で主演。「ニック・フューリー」役の<サミュエル・L・ジャクソン>のほか、<ジュード・ロウ>らが共演。監督は、マーベル映画では初の女性監督となる<アンナ・ボーデン>と、<ボーデン>とともに『ハーフネルソン』などでコンビを組んできた<ライアン・フレック>が務めています。
電撃小説大賞を受賞した<佐野徹夜>の同名デビュー小説を<永野芽郁>と<北村匠海>の主演で映画化された『君は月夜に光り輝く』が、2019年3月15日より全国で公開されます。
高校生の「岡田卓也」が出会った同級生の「渡良瀬まみず」は、不治の病である発光病で入院生活を送っていました。細胞の異常によって皮膚が発光するその病気は、死が近づくにつれて光が強くなり、成人するまで生存した者はいません。
「卓也」は、病院から外出が許されない「まみず」に代わり、彼女の願いを実行し、その感想を彼女に伝える「代行体験」を始め、「まみず」は「卓也」との代行体験を通し、人生の楽しみを覚えていきます。次第に2人の距離は縮まっていきますが、「卓也」と「まみず」は避けることができない死の恐怖に襲われることになります。
「まみず」役を<永野芽郁>、卓也役を<北村匠海>がそれぞれ演じ、監督は、『君の膵臓をたべたい』 (2017年)の<月川翔>が務めています。
<クリント・イーストウッド>が自身の監督作では10年ぶりに銀幕復帰を果たして主演を務め、87歳の老人がひとりで大量のコカインを運んでいたという実際の報道記事をもとに、長年にわたり麻薬の運び屋をしていた孤独な老人の姿を描いた『運び屋』が、2019年3月8より全国で公開されます。
家族をないがしろに仕事一筋で生きてきた「アール・ストーン」でしたが、いまは金もなく、孤独な90歳の老人になっていました。商売に失敗して自宅も差し押さえられて途方に暮れていたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられた「アール」は、簡単な仕事だと思って依頼を引き受けましたが、実はその仕事は、メキシコの麻薬カルテルの「運び屋」でした。
脚本は、『グラン・トリノ』の<ニック・シェンク>。<クリント・イーストウッド>は,
『人生の特等席』以来6年ぶり、自身の監督作では『グラン・トリノ』以来10年ぶりに俳優として出演も果たしています。
共演は、「アール」を追い込んでいく麻薬捜査官役で『アメリカン・スナイパー』の<ブラッドリー・クーパー>のほか、<ローレンス・フィッシュバーン>、<アンディ・ガルシア>が出演。<クリント・イーストウッド>の実娘<アリソン・イーストウッド>も出演しています。
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』 (2017年・監督: クレイグ・ガレスピー)の<マーゴット・ロビー>が、16世紀の英国を生きた2人の女王を演じた『ふたりの女王 メアリートエリザベス』が、2019年3月15日より全国で公開されます。
16歳でフランス王妃となりながら、フランス王フランソワ2世崩御により18歳で未亡人となった「メアリー」は、故郷のスコットランドに帰国。再び王位の座に就きますが、当時のスコットランドではプロテスタント教徒の勢力が増しており、彼らは女性君主は神の意に反すると、女王「メアリー」の存在を快く思っていませんでした。「メアリー」は家臣の陰謀や内乱などによって何度も王座を追われそうになり、厳しい運命に翻弄されていきます。
一方、イングランドを統治する「エリザベス」は、自分と違い美しく、結婚もして子どもを産んだ「メアリー」に、複雑な思いを抱いていました。王位継承権をめぐりライバルもである「メアリー」と「エリザベス」は、複雑な感情を抱きながらも互いに魅了されていき、男性社会の中で孤軍奮闘する女性として激動の時代を駆け抜けていきます。<ケイト・ブランシェット>主演の『エリザベス』(1998年・監督: シェーカル・カプール)を手がけたプロデューサー陣が、「エリザベス」と同時代に生きた「メアリー」に着目して製作しています。
「メアリー」役を<シアーシャ・ローナン>、「エリザベス」役を<マーゴット・ロビー>がそれぞれ演じています。監督は、ロンドンの演劇界で活躍する女性演出家で、映画監督は、これがデビュー作となる<ジョージー・ルーク>が務めています。
3月1日(金)より全国公開された『映画ドラえもん のび太の月面探査記』が、2日・3日の土日2日間で動員58万6000人、興収6億9600万円をあげ、映画興行成績で初登場1位を飾っています(興行通信社調べ)。初日から3日間の累計では動員64万5000人、興収7億5700万円を突破。昨年3月に公開された前作 『のび太の宝島』 は興収53.7億円、動員470万人を突破し、1989年公開の『映画ドラえもん のび太の日本誕生』の動員記録を29年ぶりに塗り替えるなど、シリーズ最高の大ヒットを記録。そんな波に乗ってシリーズ39作目も好スタートを切っています。
本作は『ドラえもん』の大ファンを公言する 『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』で直木賞受賞の<辻村深月>氏が脚本を担当。監督に『新・のび太の日本誕生』などの<八鍬新之介>氏。ゲスト声優に<広瀬アリス>、<中岡創一>(ロッチ)、<高橋茂雄>(サバンナ)、<柳楽優弥>、<吉田鋼太郎>らを迎え、「月」を舞台にしたドラえもんたちの新たな冒険が描かれています。
2日・3日の興行成績上位作品は、先週1位スタートを切った <魔夜峰央> のギャグ漫画が原作の『翔んで埼玉』が、土日2日間で動員20万5000人、興収2億8100万円をあげ、2位。動員、興収共に1週目を上回る快挙を成し遂げています。学生からシニア層まで幅広い層を集客しており、平日の稼働も好調ということで、配給元では最終興収30億円を見越しています。
3位は、先日発表された「第91回アカデミー賞」で、5部門にノミネートされ、作品賞・脚本賞・助演男優賞を受賞した 『グリーンブック』。土日2日間で動員15万4000人、興収2億円。3月1日からの累計では動員23万4000人、興収2億9000万円を突破しています。
既存作品では、先週3位でスタートした2月22日公開の『僕の彼女は魔法使い』(清田英樹監督・千眼美子(清水富美加)主演)が4位、同じく2位スタートの<銃夢>原作の『アリータ:バトル・エンジェル』( ロバート・ロドリゲス監督)が5位にランクイン。公開17週目を迎えた 『ボヘミアン・ラプソディ』 は、アカデミー賞で主演男優賞を含む最多4冠を果たし、先週の9位から7位へと順位をあげています。累計では動員879万人、興収121億5000万円を突破。『風立ちぬ』(宮崎駿監督)を抜き歴代興収ランキング19位となっています。
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