<アラン・ドロン>と娘の<アヌーシュカ>(画像:ロイター)
開催中の第72回カンヌ国際映画祭で、映画「太陽がいっぱい」(仏1960年3月10日公開・監督:ルネ・クレマン )などで知られる俳優<アラン・ドロン>(1935年11月8日~)さん(83)が19日、映画史への功績をたたえる「名誉パルムドール」を受賞しています。
<アラン・ドロン>さんは、1963年に最高賞パルムドールに輝いた映画「山猫」(監督:ルキノ・ヴィスコンティ)などに出演しましたが、同映画祭での個人の受賞は、これまでありませんでした。
<アラン・ドロン>さんを巡っては、米国などの女性活動家らが、<ドロン>さんは「同性愛者嫌いで女性を蔑視する」として、「名誉パルムドール」を授与しないよう求める署名運動をインターネット上で行われていました。
授賞式で娘の女優<アヌーシュカ>さんからトロフィーを受け取り、満場の拍手に涙を流した。「スターになれたのは皆さん観客のおかげだ」とスピーチし「女性の前でこんなふうに泣いたことはない」と語っています。
「名誉パルムドール」は過去に、俳優では2003年に故<ジャンヌ・モロー>(1928年1月23日~2017年7月31日)さんや2005年 <カトリーヌ・ドヌーブ> (1943年10月22日~)さん、2007年に<ジェーン・フォンダ>(1937年12月21日~)さん、2009年に<クリント・イーストウッド>(1030年5月31日~)さんらに授与されています。
そういえば、<アラン・ドロン>の映画は、「ボルサリーノ2」(1975年2月8日公開・監督:ジャック・ドレー)が最後かな、エンドタイトルで「続く」とありましたが、「ボルサリーノ3」は未完のままのようです。
プレイボーイのビジネスマンが思わぬ嘘をついたことから始まる恋の行方を描き、フランスで200万人を動員するヒットとなった2018年フランス製作の『パリ、嘘つきな恋』が、2019年5月24日より公開されます。
パリの大手シューズ代理店に勤める「ジョスラン」は、女性との一時的な関係を繰り返す軽薄なプレイボーイでした。ある日、他界した母の家に残されていた母の車椅子に座っていた彼は、偶然その場を訪ねてきた美女「ジュリー」の気を引くため、自分は車椅子生活を送っていると嘘をついてしまいます。そんな彼に、「ジュリー」は姉の「フロランス」を紹介します。
「フロランス」は以前事故に遭い車椅子で暮らしていまうが、バイオリニストとして世界を飛び回りながら、車椅子テニスプレーヤーとしても活躍していました。魅力的な「フロランス」に惹かれていく「ジョスラン」でしたが、最初の嘘を引きずったまま、なかなか真実を打ち明けることができません。
「ジョスラン」役に<フランク・デュボスク>、「ジュリー」役に<キャロライン・アングラード>、「フロランス」役に<アレクサンドラ・ラミー>、「マリー」役に<エルザ・ジルベルスタイン>ほかが出演、フランスの人気コメディアン、<フランク・デュボスク>が監督デビューを果たし、脚本・主演も務めています。
『天元突破グレンラガン』や『キルラキル』などの製作を担った<今石洋之>監督と脚本家の<中島かずき>が再びタッグを組んだ、完全オリジナルの劇場用アニメーション『プロメア』が、2019年5月24日より公開されます。
突然変異で誕生した炎を操る人種「バーニッシュ」の出現をきっかけに、未曾有の大惨事である「世界大炎上」が起こり、世界の半分が焼失しました。それから30年後、一部の攻撃的な「バーニッシュ」が「マッドバーニッシュ」を名乗り、再び世界を危機に陥れます。
これにより、対バーニッシュ用の高機動救命消防隊「バーニングレスキュー」の新人隊員「ガロ」と、「マッドバーニッシュ」のリーダー、「リオ」という、それぞれ信念を持った熱い2人の男がぶつかり合うことになります。
主人公「ガロ」に<松山ケンイチ>、宿敵「リオ」に<早乙女太一>、そして「ガロ」の上司「クレイ」に<堺雅人>が声を当てています。アニメーション制作は『キルラキル』を手がけたTRIGGERた担当しています。
『黄泉がえり』(2002年)・『どろろ』(2007年)の<塩田明彦>監督(57)が、<小松菜奈>(23)と<門脇麦>(26)をダブル主演に迎え、居場所を求める若者たちの恋と青春をオリジナル脚本で描いた音楽ロード映画『さよならくちびる』が、2019年5月31日から全国で公開されます。
インディーズ音楽シーンでにわかに話題を集めただけの2人組女性ユニット「ハルレオ」の「ハル」と「レオ」は、それぞれの道へ進むため解散を決めます。2人はサポート役であるローディの青年「シマ」とともに日本縦断の解散ツアーに出ますが、「レオ」は「シマ」に、「シマ」は「ハル」に思いを寄せており、「ハル」もまた「レオ」に友情を越えた感情を抱いていました。複雑な思いを胸に秘めながら、各地でステージを重ねていく「ハルレオ」でしたが。
「レオ」を<小松菜奈>、「ハル」を<門脇麦>、「シマ」を 『愛がなんだ』 (2019年・監督:今泉力哉)・ 『ビブリア古書堂の事件手帖』 (2018年・監督:三島有紀子 )の<成田凌>(25)が演じています。「ハルレオ」が歌う主題歌プロデュースを<秦基博>(38)、挿入歌の作詞・作曲を<あいみょん>(24)と、それぞれ人気ミュージシャンが楽曲を手がけています。
1970年代に自主制作映画を数多く手がけ、2013年公開の『蠢動 しゅんどう』で映画製作に復帰した<三上康雄>監督の復帰後第2作『武蔵 むさし』が、2019年5月25日より全国で公開されます。
巌流島の決闘で知られる「宮本武蔵」と彼を取り巻く人びとの物語が史実に基づいたオリジナルストーリーで描かれています。幼い頃、父親から徹底的に鍛えられた21歳の「武蔵」は剣術の名門・吉岡家に挑むため、京の地にやって来ます。「武蔵」は当主である「吉岡清十郎」、弟の「伝七郎」、吉岡の門弟たち数十名と一乗寺下がり松で壮絶な戦いを繰り広げます。一方その頃、「佐々木小次郎」は京の愛宕山で細川家の重臣「沢村大学」と出会い、細川家の剣術指南となります。
鎖鎌の「宍戸」、槍の「道栄」とも戦った「武蔵」は、ついに「小次郎」と刀を交えることとなります。「武蔵」役を<細田善彦>、「小次郎」役を<松平健>が演じるほか、<目黒祐樹>、<水野真紀>、<若林豪>らが顔をそろえています。
沖縄出身のバンド「MONGOL800」の人気楽曲『小さな恋のうた』をモチーフに描く青春映画『小さな恋のうた』が2019年5月24日より全国で公開されます。
『orange オレンジ』(2015年)や『羊と鋼の森』(2018年)の<橋本光二郎>が監督を務め、沖縄の高校生たちが、バンド活動を通じて仲間や家族、そしてフェンスを隔てた米軍基地に暮らす同世代の少女といった大切な人たちに思いを届けようとする姿を描きます。
米軍基地のある沖縄の小さな町で、ある高校生バンドが人気を集めていました。自作の歌を歌いこなし、観客たちを熱狂される実力をもった彼らは、東京のレーベルにスカウトされ、プロデビューすることが決まります。しかし喜びの矢先、ある悲劇が起こり、バンドは行く先を見失ってしまいます。そこに1曲のデモテープと米軍基地に住む1人の少女「リサ」(トミコクレア)が現れます。
主人公の「真栄城亮多」役を『3D彼女 リアルガール』(2018年・監督: 英 勉) ・ 『ちはやふる 結び』(2018年・監督: 小泉 徳宏)の<佐野勇斗>が務めるほか、<森永悠希>、<山田杏奈>、本作が俳優デビューの<眞栄田郷敦>ら若手注目株が集結しています。
「アベンジャーズ」シリーズの最終章となる 『アベンジャーズ/エンドゲーム』 が、4月26日に公開され、興行収入世界第2位となっています。マーベル・コミックのキャラクターが活躍するスーパーヒーロー映画として「アイアンマン」(2008年:監督: ジョン・ファヴロー)からスタートしたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は今作で一区切りとなりますが、新たなフェイズとして今後もまだまだ続いていきます。今後ののMCUの動向が気になるところです。
次に公開を控えているのが、MCUのフェイズ3の締めくくりとなる 「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」 です。「スパイダーマン:ホームカミング」(2017年)の続編で、前作から引き続き<トム・ホランド>がスパイダーマンこと「ピーター・パーカー」役を演じます。「アベンジャーズ/エンドゲーム」が終わったすぐあとから物語は始まるのではないかともいわれていますが、ファン待望のその全貌は今年7月に劇場で明らかにされます。
フェイズ4の最初の作品として来年5月に公開を予定しているのは、<スカーレット・ヨハンソン>が演じる「ブラック・ウィドウ」の単独作品となる「ブラック・ウィドウ」。こちらは「アイアンマン」より数年前の2005年から2006年頃が舞台になるといわれており、「アベンジャーズ」シリーズでも活躍してきた「ブラック・ウィドウ」がいかにしてスパイとして育てられてスーパーヒーローとなったのかが描かれるものとみられています。その後11月に公開されると伝えられているのが、「エターナルズ」です。原作は100万年前の地球が舞台で、宇宙の原始的存在である「セレスティアルズ」が類人猿の遺伝子操作実験を行った過程で誕生した3つの超人種族の物語。まだ詳細はベールに包まれていますが、今秋にも撮影が開始されるものとみられています。
そして2021年には今年のアカデミー賞でアメコミ作品として史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされる快挙を成し遂げた「ブラックパンサー」の続編や<ベネディクト・カンバーバッチ>主演で2016年に公開された「ドクター・ストレンジ」の続編も公開が控えている他、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ第3弾もようやくディズニーに解雇された<ジェームズ・ガン>監督が電撃復帰したことで企画が動き出すとみられています。また、シリーズ初のアジア人がヒーローとなる「シャン・チー」も製作されることが決まっており、MCUから目が離せそうにありません。
女優の<深川麻衣>が、17日発売の『ビッグコミック』6月増刊号(小学館)の表紙を飾っています。掲載されているインタビュー記事『ダ洒落大陸』では、「ダジャレに親しみをもつ女優」として撮り下ろし写真とともに登場しています。
これは同誌で連載中の漫画『空母いぶき』(2014年第24号~:かわぐちかいじ作)の実写映画(監督・若松節朗 )が5月24日(金)に公開されることを記念したものです。映画に出演する<深川麻衣>のほか、俳優の<玉木宏>、<佐藤浩市>、<西島秀俊>、<佐々木蔵之介>も4月25日発売号から4号連続で表紙を飾る企画となっており、3号目となる本日の発売号では、劇中でコンビニエンスストア店員「森山しおり」を演じる<深川>が表紙を飾っています。
<玉木>と<佐藤>はすでに表紙に登場しており、今後は25日発売号にいぶき艦長「秋津竜太」役の<西島秀俊>といぶき副長兼航海長「新波歳也」役の<佐々木蔵之介>が表紙に登場します。
『空母いぶき』の舞台は、世界が再び「空母の時代」へと突入した20XX年で、日本の最南端沖で起こった国籍不明の漁船二十隻による突然の発砲が起きる。日本の領土である波留間群島の一部が占領され、海保隊員が拘束されてしまう。未曾有の緊張が走る中、政府は戦後初の航空機搭載護衛艦「いぶき」を中心とする護衛群艦隊を現場に向かわせるストーリーです。
俳優・監督の<安楽涼>がエレクトロアーティストの「OOPARTZ」(JUVENILE(ジュブナイル)とRYUICHI(リュウイチ)からなるエレクトロユニット)とタッグを組んだ異色の青春ドラマ『1人のダンス』が2019年5月25日に公開されます。
<安楽涼>が実の親友である「OOPARTZ」の<RYUICHI>との間に起きた本当のケンカを本人出演で映画化し、本物の感情をぶつけ合う姿を描き出します。
駆け出しのMV監督<安楽涼>は、アイドルを撮影して日銭を稼いでいます。惰性で仕事を続けるうちに大事なものを見失っていった彼は、親友でアーティストの「リュウイチ」からMV撮影を断られてしまいます。「OOPARTZ」が音楽を担当。『MOOSIC LAB 2018』で<安楽涼>は男優賞を受賞しています。
韓国の人気ウェブコミックを実写映画化し、世界的ヒットを記録したファンタジーアクション2部作の第1章『神と共に 第一章 罪と罰』が、2019年5月24日に全国で公開されます。(韓国では2017年12月20日公開されています)
人間は死ぬと49日間に7つの地獄の裁判を受けなければならず、すべてを無罪で通った者だけが現世に生まれ変わることができます。ある日、死を迎えた消防士「ジャホン」)の前に、冥界からの使者で地獄の裁判の弁護と護衛を務める「ヘウォンメク」と「ドクチュン」、「カンニム」が現れます。
生前の善行が認められ、19年ぶりの貴人として転生を確実視される「ジャホン」でしたが、裁判が進むにつれて地獄鬼や怨霊が出現し、冥界が揺らぎはじめます。
冥界の使者「カンニム」を『お嬢さん』(2016年・監督:パク・チャヌク)の<ハ・ジョンウ>、「ヘウォンメク」を 『アシュラ』 (2016年・監督:キム・ソンス)の<チュ・ジフン>が演じるほか、共演にも『猟奇的な彼女』(2001年・監督:クァク・ジェヨン)の<チャ・テヒョン>が「キム・ジャホン」が演じ、『新しき世界』(2013年・監督:パク・フンジョン)の<イ・ジョンジェ>ら豪華キャストが集結。
監督は、スポーツコメディ映画『ミスターGO!』(2013年)の<キム・ヨンファ>が務めています。
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