以前に気になる <工事中の店舗> を紹介しましたが、予想通り<バール>形式のお店のようで、ガラスの扉に「バール・デトアーズ」と店舗名が書かれていました。
メニューを見ますと、「タパス(小皿料理)」や「パスタ」・「アヒージョ」などが並んでいて、まさにスペインバルのメニューです。
「近日OPEN!!」と書かれているだけで、まだ正式な開店日は分かりませんが、新開地という場所での値段設定を含めて、要チェックなお店です。
山陽板宿駅の地下構内から階段をあがり、来る8月5日(水)の<二の丑の日>の参考にとうなぎの「加奈井」の お品書き の値段を確認しながら、久しぶりに広島焼きの 「がんぼ」 を覗いたのですが、月曜日で定休日でした。
仕方なしに先に進み、2010年7月6日に開店された 「楽㐂(LUCKY)」 さんのお店跡に、大黒町2丁目から移転された(「楽㐂」の前は店主の弟さんのお好み焼き「イカリ」でしたが、今は新長田に移転しています) お好み倶楽部「とん」 も月曜日は定休日で、開いていたとしても営業時間は夕方からです。
というわけでお昼ご飯は周辺をうろつくことなく、両店の間にある【五福】の「ロースかつ定食」(850円)に落ち着きました。
丁寧に揚げられた「ロースかつ」は柔らかく、豚肉のうま味がしっかりと衣の中にとじ込められています。
少し甘めのソースですので、カウンターに置かれている「辛子」を入れ、おいしくいただいてきました。
灯りをつけて読書している電気スタンドの首に、体長7ミリほどの<蛾>がとまりました。
翅の端部に茶褐色の点が並び、翅表の斑模様も見て取れますのでさっそく調べてみたのですが、同定できませんでした。
体形的に「ヤガ科」の雰囲気なのですが、近似する姿の特定までには至りませんでした。
チョウ目(鱗翅目)には127科、165000種の<蝶>と<蛾>の仲間がいます。
日本に分布している種の数は少なくなるとはいえ、すべてを網羅する図鑑もなく、特に小さな<蛾>に関しては資料が少ないように感じています。
昨日の 「オオマツヨイグサ」 の花が、<一日花>としてしぼみだす頃に、元気に開花するのが【アサガオ】です。
日本で最も発達した園芸植物の【アサガオ】は、ヒルガオ科サツマイモ(イポメア)属の一年草で、世界的に見てもこれほど多種多様な形態に変化した園芸植物は見当たりません。
特に江戸時代に流行り育成された品種は<変化朝顔>と呼ばれ、他の園芸植物とは異なり一代限りの種が多く、品種名が付けられていません。
<田牧大和>著の 『花合せ 濱次お役者双六』 の物語の中心はこの<変化朝顔>で、江戸時代当時における趣味人たちの【アサガオ】にかける行状が、よく描かれていました。
登場人物のふたりの男の生き様は一見平行線をたどりそうな関係ですが、心の底辺に流れる情熱は戦う世界が違えども、何がしかの共通項がありそうです。
地方新聞「神戸新報」に勤める<秋葉隼介>は33歳、社会部担当の記者でしたが利己中人的な行動により文化部に左遷、駒の動かし方も知らない将棋担当を命じられます。
ある日<秋葉>が気に入っているバツイチの美人女将<静>の小料理屋「水明」で、タンクトップ姿の泥酔客と口論、相手は奨励会を退会した男で、将棋を馬鹿にしたことで喧嘩になってしまいます。
翌日<秋葉>のマンションにその喧嘩相手33歳の<真田信繁>が表われます。どうやら住所を教えたのは<静>で、彼女を含めて3人の共同生活が始まります。
新規則でアマチュアでもプロになれる道にかける<真田>と、将棋の面白さに芽生えてゆく<秋葉>、女流王位戦で知り合った21歳の挑戦者<遊佐加織>などが脇を固め、背水の陣でプロ棋士を目指す男に思わず声援を送りたくなる緊迫した状況が綴られていきます。
著者は尼崎市出身、「神戸新聞」の将棋担当記者として勤めていましたが、2012年に退社、文筆活動に専念しています。
神戸を中心に阪神間の街並みが登場、登場人物たちの関西弁が場の雰囲気をとても盛り上げていました。
芽の出かかった<じゃがいも>が何個か残っていましたので、まずは【ポテトサラダ】仕立てにしようと雪平鍋で<玉子>と一緒に茹で、かたや短冊切りにして「にんにく醤油」で炒めました。
パック物の鮭の【ハラス】があり、これはグリルで焼くだけで簡単に出来上がります。
お昼ご飯は「豚カツ」主体の 「かつめし」 を食べていますので、豚肉料理は避けました。
<鶏肉>をひと口大に切り、中華スープに<玉ねぎ・人参・ピーマン・椎茸・生姜>を入れ、<胡椒>で味を調え、片栗粉でとろみをつけて【鶏肉の中華餡かけ】の完成です。
一見簡単そうな【ポテトサラダ】が一番手間のかかる料理だとは、調理しない人にはわからないかもしれません。
食事の支度にと冷蔵庫の野菜室を覗きますと、家人が購入してきた<カットぶなしめじ>という袋物がありました。
自然界において「ぶなしめじ」は、秋に「ブナ」の倒木や切り株、枯れ木などに群がるように生えるキノコで、色は薄茶色、傘は大きいモノだと15センチばかりになり、一般のスーパーに並んでいる栽培物とは、見た目もかなり違います。
人工栽培は、おがくずと栄養剤を固めた菌床を用いますが、石づき部分を切り落とすときにまな板を汚しますし、マッチの軸のような小さな「ぶなしめじ」を取り除く作業も手間でした。
「刻みネギ」がパックで販売され始めた頃には、「こんなものまでが」と驚きましたが、今では使い勝手の良さに重宝しています。
このカットされた石づき部分は、堆肥化されて再利用、無駄がないようです。
先週はなんとなく、お昼ご飯として麺類が多い気がして、今週は夏バテ防止にがっしりと食べる週にと考え、まずは【かつめし】です。
【かつめし】は、兵庫県加古川市のご当地B級グルメとして有名で、地元では「ビフカツ」を用いますが、<cahe&kitchchen「aiai」>では 「チキンカツ」 ですし、「豚カツ」のお店も多々あります。
ご飯を盛り付けて<キャベツ>の千切りを盛り、「豚カツ」をのせソースをかけて出来上がりで、実に簡単です。
ソースは<ウイスターソース・ケチャップ・バター>を、じっくりと煮詰めて黒胡椒入りです。
【かつめし】本来の作法にのっとり、「箸」でおいしくいただきました。
< オスの成虫、クリックすると大きくなります >
<メス>の前翅先端部(褄部)が黒色で、斜めの白い帯が特徴的なチョウ目(鱗翅目)タテハチョウ科ヒョウモン族の【ツマグロヒョウモン】です。
今年はなぜかチョウ目の幼虫(イモムシ・毛虫)類との遭遇がなく、なぜかなと不思議に感じているのですが、ようやく【ツマグロヒョウモン】の終齢幼虫とご対面です。
体長30ミリ程度、背に一本の赤い筋が縦に走り、体表には分岐する棘状の突起が各節に6本ずつあり、特記は前半部では黒く、後半のモノは根元が赤く先が黒くなっています。
かなり刺激的な色合いあですが、突起で刺すこともありませんし毒もありません。
この後は完全変態の昆虫として <蛹> となりますが、尾部でぶら下がる形をとります。
7月頃から咲き出しています【オオマツヨイグサ(大待宵草)】ですが、夕方に咲き朝にはしぼんでしまう<一日花>ですので、早起きしないと大きく開いた花姿を眺めることができません。
花径6~8センチ程度、花弁は4枚あり柱頭が4裂した<雌しべ>があり、その周りに8本の<雄しべ>がとりついています。
アカバナ科マツヨイグサ属の2年草ですが、この【オオマツヨイグサ】は文献によると、同じ属の仲間である「オニマツヨイグサ」や「コマツヨイグサ」のように花がしぼんだあとでも赤くならないとありますが、朱色をしているしぼんだ花もあり、これは少々疑問に感じています。
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