春先から晩秋にかけて葉脇から花茎を出し、その先に青紫色の花を咲かせる【ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)】ですが、花は<一日花>と短命です。
シソ目キツネノゴマ科ルイラソウ属の半耐寒性小低木で、メキシコが原産地です。
和名通り葉は柳の葉ににて細長く、緑色の葉には紫色の葉脈が走ります。
漏斗型の花の花径が4センチ程度、花冠は5つに深く切れ込み、花弁の表面には多数のシワが見られます。
花が咲き終わりますと、<蕚>と<雌しべ>が残り、花冠がそっくりと抜け落ちて、花後には熟すと下部が裂けて種子を散布する<さく果>ができ、茶色い種子がたくさん詰まっています。
今宵は<呑み処「えっちゃん」>にて、 「砂ずり炒め」 をおいしくいただいてきました。
にんにく風味の味わいで「キリンビール」を呑んでおりましたが、<えっちゃん>からタイミングよく【竹輪詰め】のおすそ分けが出てきました。
竹輪の穴に、「きゅうり」と「チーズ」を詰め込んでいますが、素材的に「辛子明太子」や「大葉と梅肉」など、アイデア的に多彩な材料で楽しめる一品です。
常連客の<F田>さんと半分ずつ分けられたようで、これでまた瓶ビールの追加となってしまいました。
今宵の肴はニンニク風味の 「砂ずり炒め」 で、【えっちゃん】では2回目の登場になりますが、コリコリと歯ごたえがおいしくてついつい選んでしまいました。
鶏の砂ずり(砂嚢・砂肝)は、くちばしはあっても歯がないので餌を丸呑みしたたあと、石や砂をためた<筋胃>と呼ばれる胃袋で、餌をすりつぶして消化しています。
タンパク質や脂肪がほとんどなく、亜鉛が多く含まれていますので新陳代謝を促し、味覚や臭覚を正常に保つ働きがあります。
サラリーマンの業界では一般的に25日は給料日に当たり、普段のお店をやめてよりランクの高い居酒屋に出向かれる方が多いのですが、職人の常連客の多い【えっちゃん】では、いつも通りの雰囲気でした。
湊川公園で見つけた 「ヒメホコリタケ」 や 「同定できない<キノコ>」 がその後どうなっているかが気になり、再度出向いてきました。
「ヒメホコリタケ」は、跡形もなく消えていました。
「同定できない<キノコ>」は、1本だけありましたが、写真で写したものかどうかの判断ができません。
その代わり<干し椎茸>かと思わせる姿の、直径10~12センチ程度の<キノコ>が密生しているのを見つけました。
これが成体なのか、あまりの暑さに干からびてしまったのか、品種名が同定できないだけに気になるところです。
昨日は、偶然にも<生け花>を生け替えられている <田中とき子>先生 とお会いでき、生け替えられている途中でしたが、お花に関する楽しい会話ができました。
<生け花>が完成するまで待とうかとも考えたのですが、集中力を邪魔してはと完成までは待ちませんでしたが、さっそく本日、作品を拝見しなければと出向きました。
使われている花材は、「唐辛子」とこれも野草でしょうか、イネ科の「パンカム」、そして青色の「クガイソウ(九蓋草)」です。
今回も<生け花>の素材としては見慣れない花材が使われており、先生の感性の素晴らしさに、驚かざるを得ません。
本日の「日替わり定食」(600円)は、「トンカツ」がメインで、しかも味噌だれでした。
丸々として「海老フライ」と「出汁巻き」、「キャベツの千切り」と「マカロニサラダ」です。
「スープ」は日によって変えられているようで、今回は「鶏ガラスープ」の上品な味わいでした。
味噌だれの「トンカツ」がなかなかおいしくて、ご飯のお替りをもらおうかなと考えたのですが、グッと我慢して腹八分目で御馳走様です。
今年6回目、延468回目の花時計の模様替えが8月21日(木)に行われています。
今回の図案は、季節のデザインとして【とんぼ】です。
使用されている花は、緑色の地の部分が「コリウス」(2400株)、とまっている桃色部分が「ベゴニア」(150株)、赤色の【とんぼ】の部分が「ベゴニア銅葉:赤」(450株)です。
胴体も翅も赤色は少し違和感を持ちますが、せめて頭部だけでも黒色にできなかったのかなと、眺めておりました。
本日は、<秩父宮妃勢津子>「1909(明治42)年9月9日~1995(平成7)年8月25日」が亡くなられた日に当たり、彼女の死去により<秩父宮家>は絶家となってしまいました。
旧名は<松平節子(せつこ)>ですが、成婚に際し<雍仁親王>の実母である<貞明皇后>の名が「節子(さだこ)」であるために、同音異字の<勢津子>に改められています。
この【プリンセス・チチブ】は、1971(昭和46)年イギリスの<J.ハークネス社>から、名称通り<秩父宮妃勢津子>に捧げられた<バラ>です。
中心部が明るいオレンジピンク色で、2~3輪の房咲きで香りは微香、花径は10センチ前後、花弁数は30~35枚で四季咲き、耐病性に優れた品種です。
昨日は散歩中に見つけた 4種類の<ハイビスカス> を紹介しましたが、今回は花弁が黄色の4品種をまとめてみました。
① サニーウインド ② シフォンブリーズ ③ 黄八重 ④ ハワイアンイエロー
②の<シフォンブリーズ>は、花弁がやわらかい丸み感があり、④の<黄八重>は八重咲きそのもの花姿でわかりやすい名称です。
どれもきれいな花姿ですが、<一日花>という短命さを感じさせることなく、どの花も元気に咲き誇っていました。
神奈川県警機動捜査隊に所属する女性刑事<クロハ>を主人公として、日本ミステリー文学大賞新人賞を 『プラ・バロック』 で受賞、その続編の 『エコイック・メモリ』 も衝撃的な内容で最後まで一気に読ませる内容でした。
本書は現在の機動捜査隊に所属する以前の<クロハ>を描いた短篇集で、<クロハ>の日常と事件ををリンクさせながら、6話が納められています。
本書のタイトルは短篇のひとつで、ミステリーなので説明できませんが「なるほど」という内容で、最終の短篇に書かれた最後の一行は、<クロハ>の性格をよく表しており、見事です。
所轄の地域課から自動車警邏隊に配属された<クロハ>ですが、殉職した警察官の父親との家庭問題を含め、現在に至る<クロハ>の背景が垣間見れる内容で、また冷静沈着な捜査がにじみ出ている構成で面白く楽しめました。
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