本日9月9日は「重陽の節句」の節目に当たり、中国では菊の香りを移した「菊酒」を飲んで邪気を払い長命を願います。
日本の宮中では観菊の宴が「菊の節供・菊の宴」として催され、7世紀後半の天武天皇の頃に始まったとされています。
巷の庶民としては「栗の節供」として、おばあちゃんが「栗ご飯」を炊いて飾っていたのを思い出します。
呑み慣れた ぐい呑み掌(て)にし 菊の酒
掌(て)に馴染む 酒器を引き寄せ 月を愛で
浮かぶ菊 浮世のわが身に 似たりかな < 安庵 >
著者には、弁護士<深町>を主人公にし <負け弁 深町代言> シリーズがあり、この時の事務所の所在地は三重県伊勢市でした。
今回の『ねこ弁』は、津市を舞台に<藤堂寧々>と<藤堂小雪>の姉妹弁護士の物語です。
へき地での「往診弁護」活動に出向く二人が、その出張先々で起こる事件を、<小雪>の推理で、手際よく解決してゆく短篇が6編納められています。
猫好きの<小雪>ですが、姉の<ねね>の「ね」と<こゆき>の「こ」を合わせて「ねこ」の弁護士の活躍が、コミカルに描かれていて、法廷を舞台とするリーガルモノとは違う活躍が楽しめる一冊でした。
4年ばかりのお付き合いでしたが、居酒屋【吉宗】が閉店していました。
年明けからお昼ご飯の時間帯に覗いていたのですが、暖簾がかかっておらず、お客さんが少ないのでお昼の営業はやめられたのかなと見ておりました。
本日お店の前を通りますと、備品等が外に搬出されていて、店内の片づけが進んでいました。
定食は8種類あり、前回は7番目の 「焼き肉セット」 をいただき、あとは「スジスープ定食」を食べれば全定食の制覇でしたが、心残りのメニューになりました。
まだ30代の若い女将さんでした。これからの新しい旅立ちに期待しています。
噂に聞いていた限定販売(80台?)の電気自動車【スマート・フォーツー】が、脇浜町にあるショールーム<メルセデスベンツ神戸中央>で充電中でした。
全長2.74メートル、全幅1.56メートル、全高1.54メートルと2人乗りのコンパクトな大きさで、価格は299~399万です。
約8時間のフル充電で航続距離140キロ以上、最高速度は120キロの性能です。
スイスの時計メーカー<スウォッチ>が、「ダイムラーベンツ(当時)」と組んで開始した小型車製造メーカーが<スマート>ですが、さすが無駄のないデザインだと眺めておりました。
インスタント麺は、割と新製品が出るのですが、<パスタソース>シリーズはなかなか数が伸びません。
今回<日本製粉>の「オーマイ」ブランドで、【肉味噌】(2人前・162円:マルハチ)を見つけました。
茹でたパスタに「パスタソース」を混ぜ、「トッピング(ごま・刻み海苔)」を振り掛けて完成です。
ソースはわずかに<ミンチ肉>が入っていますが、無いに等しい分量でした。
【肉味噌】の味は、練りごまが入っていますので甘めの味付けでしたが、(1人前・81円)の価格としては、それなりにまとまっているとおもいます。
<蛹>からまだ羽化したばかりの<テントウムシ>を見つけて、しばらく観察しておりました。
前翅もツヤがあり、まだ後翅もたたまれていません。
写真の右側にも<蛹>が見えており、間違いなく<テントウムシ>だとわかるのですが、どの種の<テントウムシ>かなと悩んでしまいました。
一番におもいつくのは「キイロテントウ」ですが、これは和名通り前翅が黄色一色で、胸部が白地に2つの黒い斑点があるのですが、本種の胸部は黒色です。
「ナミテントウ」なら、前翅に黒色の斑点が入ります。
「キイロテントウ」・「ナミテントウ」、どちらかの個体変異でしょうか、なんとも悩ましい体色と姿でした。
本日9月9日は、五節句のひとつ「重陽」の日です。
陰陽思想では奇数は陽の数であり、一桁の陽数の内一番大きな数「9」が重なるということで、「重陽」と呼ばれています。
邪気を払い長寿を長って菊の花を飾ったり、菊の花びらをお酒に浮かべて酌み交わす佳き日です。
めでたい日にふさわしく白色の「アンスリウム」を見つけましたので、赤色と並べてみました。
白色の品種名は、花姿そのもの【スノー】です。
本来<仏炎苞>は赤色が基本ですが、 「緑色」 の<アンスリウム>もあるようで、品種の多さについていけません。
<ノア・バームバック>監督が、ニューヨークを舞台にモダンダンサーを目指す主人公の女性「フランシス」と、彼女を取り巻く奇妙な友人関係を、モノクロの映像でいきいきと描いた2012年アメリカ製作の『フランシス・ハ』が、2014年9月13日より公開されます。
モダンダンサーを目指し、ニューヨーク、ブルックリンで親友「ソフィ」とルームシェアをしながら楽しい日々を送っていた27歳の「フランシス」でしたが、彼女と同居していた親友の「ソフィー」は、「パッチ」との婚約を機に、「フランシス」を置いて引っ越して行きます。
残された「フランシス」は、故郷のサクラメントで両親と過ごすクリスマス、パリへの短期旅行を経て、ニューヨークに戻ってきます。自分の人生と向き合った彼女は、振付師として、人生の新たな一歩を踏み出します。
「ローマでアモーレ」などに出演した女優の<グレタ・ガーウィグ>が「フランシス」を演じ、「ソフィー」に<ミッキー・サムナー>、「パッチ」に<パトリック・ヒューシンガー>が扮しています。
主題歌は<デビッド・ボウイ>の『モダンラブ』が使用されています。
昨年は9月19日でしたが、今夜は「十五夜(中秋の名月)」です。
南南東の空に輝いていましたが、正午月齢が<13.5>で満月ではありませんが、旧暦の8月15日を「十五夜」とする取決めですから仕方ありません。
明日は、7月12日 ・ 8月10日 に次いで、今年3回目の「スーパームーン」が見られ、大きさが14%、明るさが30%増しのお月さんが眺められますが、実際に一番大きくなるのは明日9日午前10時38分頃になり、直接目で楽しむことはできません。
一般的に「スーパームーン」と呼んでいますが、天文学会では「近地点の満月(perigee full moon)」という用語が用いられています。
本日の神戸、日の出が<5:37>、日の入り<18:17>、月の出は<17:33>でした。
今宵選んだ肴は、「カジキマグロの醤油バター」(300円)です。
ステンレスのバットに並べられている切り身を見て、1枚だけだと思っていましたら、2枚盛られてあり、うれしい誤算です。
「カジキマグロ」ときけば、魚に詳しくない方は「マグロ」の仲間と思われがちですが、「マグロ」は(サバ科マグロ属)であり、「カジキマグロ」は一般通称で、正式には「マカジキ」で(マカジキ科マカジキ属)です。関西では「オイラギ」と呼ばれていましたが、最近では耳にする機会がありません。
刺身は「黒マグロ」よりも脂は少ないものの味わい深く、そこはかと甘みがあり、バターや油との相性がいいので、フライやムニエルでおいしくいただける魚です。
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