少し遅めの顔出しになりましたが、さすがにお手ごろな値段の肴類は売り切れで、このお店の最高価格(300円)の「鶏の天ぷら」にしました。
一般的には「唐揚げ」が主流でしょうが、あっさりとした天ぷらに、辛子とマヨネーズを混ぜ、味わい深くいただいてきました。
芋焼酎の「黒霧島」(300円)を呑まれていた先客さん、お勘定が三千円を超えていたのに驚き、いくら杯を重ねたのかなとつい計算してしまいました。
今宵の【鈴ぎん:福寿】では、初登場の「茶そば」がありました。
蕎麦粉の違いで、「更科蕎麦」・「田舎蕎麦」・「薮系のそば」と大きく分けられますが、抹茶を練り込んだ「茶そば」もなかなかいい風味があります。
単に生そばに抹茶を加えて緑色にしたという認識に留まらず、丁寧に作られた「茶そば」は、のどごしの旨みがたまりません。
具材も<鶏肉・かまぼこねぎ>と他のメニューの素材を応用、いい出汁の味わいでおいしくいただきました。
経験上、日曜日あたりで生け替えられている<田中とき子>先生ですが、今週は出向くのが遅れ、せっかくの花材も少し元気がなくなっていました。
生けられているのは、「アレヤカシ」・「ヒマワリ」・「バラ」の素材です。
どの花たちも、まだまだ密閉されたショーケースの中は暑いのか、頭を下げているのが残念な姿ですが、せっかくの作品、記録として留めておきたいとおもいます。
以前に呑み仲間の<なおちゃん>に教えていただいた 「ターナ・フォルノ元町」 が店を閉め、新しく焼き肉の 「八坐和」(やざわ) が開店していると聞き出向いてみました。
「神戸牛」を宣伝するように、(1)はいきり立つような黒い<牛>で、(2)は白黒模様の<牛>で、二人座れるベンチ形式になっています。
南京町の西側突き当りにありますので、観光客のいい記念写真スポットです。
(3)は、元町通2丁目(元町商店街)にあります「RED ONE」というお店の黒い<牛>ですが、赤いチョッキを着たウェイター姿です。
(4)は、JR元町駅高架下にあります「スタンド太陽」の入り口に置かれてある<牛>で、以前は 白黒模様で花の絵 が描かれていたのですが、今は赤色一色に化粧直しされています。
「鴨南蛮そば」ではなく「鶏南蛮そば」(84円:マルハチ)ですが、食べてみました。
「かやく」の<味付鶏団子・ネギ>を入れ、熱湯で3分間待ちました。カップの内側の「湯量」の線が、少し分かりずらい感じがしました。
<ふんわり鶏団子>というだけあって、生姜風味を感じましたが、なにせ7~8ミリほどの大きさしかありませんので、味わうところまではいきません。
蕎麦麺としては普通でしたが、カツオだし風味がよく出ていて、スープはおいしくいただけました。(84円)という値段からすると、悪くない完成度だとおもいます。
空き地の草むらや、お花が咲き乱れているお庭などの横を通るときには、何か昆虫がいないかと、つい足を止めて眺めてしまいます。
いましたいました、緑色の葉の上に、体長40ミリほどの【オンブバッタ】の<メス>がじっとしていました。
【オンブバッタ】のほとんどは飛べませんので、捕獲するのは簡単ですが、口から黒い液を出して威嚇攻撃に出ます。
幼虫は8月上旬から9月上旬に羽化しますが、他のバッタ類に比べ最盛期が1か月ほど遅く、晩秋にも姿を確認できるときがあります。
幼虫期に高温で育つと淡褐色の成虫になりやすいことが知られていますが、今年の神戸は猛暑日がない8月でしたので、体色が緑色の成体が多いかもしれません。
成長すれば樹高20メートルにも達しますが、観葉植物として鉢物が人気のある【ガジュマル】です。
クワ科イチジク属の常緑高木で、幹は多数分岐して繁茂して褐色の<気根>を出し、垂れ下がった<気根>は徐々に地面に潜り込むか自分の幹に絡みつき、ねじれたような面白い姿に変わっていきます。
<気根>は太くなれば幹のように樹皮が発達、幹と見分けがつかなくなります。
観葉植物として人気のある「ベンジャミン」も、同じクワ科イチジク属ですので「葉」の形がよく似ていますが、こちらは枝が垂れた姿をしていますので、別名「シダレガジュマル」という和名がつけられています。
お店の大将が漁師さんということで、魚好きにはたまらない 【桔梗屋】 さんです。
並んだ食材の中から、今宵は40センチ級の「アイナメ」<写真中央左>(1200円)を選び、片身は刺身に、残りを煮つけにしていただきました。
身は脂肪の多い白身で関西では「アブラメ」と呼んでいますが、「もちっ」とした感触がたまりません。
「漁師の気まぐれ釜めし」(580円)が、一日限定4食でありましたので、迷わずに注文です。
毎日あるメニューではないそうで、<明石たこ・明石鯛・サザエ・エビ>等、その日の仕入れ状況で具材は変わるそうです。
出来上がるまで30~40分ほどかかりますので、<岩牡蠣>(北海道産)と<ポテトサラダ>を食べながら、釜めしの出来上がりを待っておりました。
市営地下鉄板宿駅の掲示板に、【桂文之助独演会】のポスターが貼られていました。
若いころの彼は<桂雀松>といい、わたしの母校である兵庫高校の一つ下の後輩です。
「桂文之助」は上方と江戸の二派があり、江戸は空き名跡のままですが、2013年10月6日、「サンケイホールブリーゼ」にて三代目の襲名披露を行っています。
故<桂枝雀>を師匠として1975年3月に入門、<雀松>の名は<桂米朝>の命名です。
9月20日(土)、「新神戸オリエンタルホテル劇場」にて<桂南天>・<桂二乗>を引き連れての独演会、盛況になればとポスターを眺めておりました。
神戸電鉄新開地駅の改札口名にある【嵯峨御流】の<生け花>は、山陽板宿駅と同様に、何人かの先生が交代で生けられ、今回のご担当は<昆陽隆甫>先生でした。
淡路から、わざわざ新開地まで出向かれてのボランティアに、頭が下がります。
細長い葉物を使い、足元をこんもりと生けられるのが 作風 のようで、2回目の拝花ですが、先生の好みなのかなと感じました。
青々とした緑の合間に、黄色・青紫・紅紫色の色合いが点在する景色が鮮やかに映えていました。
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