明日は第3火曜日で、地下商店街「メトロこうべ」は全店定休日です。
飲食店としては生ものの肴はきれいに使い切るのが一番よく、今宵は「鈴ぎん:福寿」でも、 おおかたのメニュー が売り切れました。
三連休最後の休日ということもあり、お客さんの帰宅の足も早く、お店のオネイサンたちも店仕舞いを手際よく行われています。
そんな折、<かずちゃん>から【出汁巻き】のおすそ分けが出てきました。
中途半端に残った「出汁巻きの玉子」ということでハーフサイズですが、「鈴ぎん:福寿」の看板メニューのひとつですので、小さくとも味は保証つきです。
わたしにはちょうどいいサイズで、おいしくいただいてきました。
毎月第3火曜日は、<メトロ神戸>の地下商店街は全店定休日です。
いつも顔出ししています<立ち呑み「鈴ぎん:福寿」>にとっては、三連休明けの稼ぎ日になるはずでしたが、定休日とは手痛い曜日の巡り合わせになりました。
平日は、壁を埋め尽くすようにメニューの札が張り出されていますが、明日が定休日ということで肴がなくなりますと札が剥がされ、注文するお客さんにとっては寂しい景色になっています。
お店にとっては、調理した肴類が完売するのは理想的な状況で、<中川店長>の顔もうれしそうでした。
4月の消費税増税に伴い、「鈴ぎん:福寿」のメニューも値上がりしています。
この 「チーズクラッカー」 も、以前は(200円)でしたが、乳製品である「チーズ」の値上がりの影響でしょう、今は(250円)になってしまいました。
ビールとのあいしょうがいいので、軽くいただきたいときには重宝するメニューですが、(250円)ならばこちらに・・・・という肴の選択になり、久しく食べておりませんでした。
今宵、半端に<チーズとリッツ>が残ったようで、<中川店長>からおすそ分けで、おいしくいただきました。
今回の<佐々木房甫>先生の作品は、ショーケースの高さ一杯を使われた、力強い作品でした。
葉物の素材がわかりませんが、主軸の花材を包み込むように巻かれ、かつ葉先の向きがきれいに収まっています。
白色の花器の水盤が、上部の緑を引き立たせており、すがすがしいイメージが広がります。
前回の<阪神電車・沿線百景>は、 「関西熱化学株式会社」 の工場の配管風景でしたが、今回は【灘の一つ火】と呼ばれる、神戸市東灘区本山町にあります保久良神社の常夜灯で、日本最古の灯台と言われています。
伝説によれば日本武尊が熊襲遠征の帰途、大阪湾で航路を見失ったとき、神に祈りを捧げると北の方に一つの光が見え、無事に難波へ帰り着いたといわれています。
これが保久良神社の灯火とされ、以来「沖の舟人 たよりに思う 灘の一つ火 ありがたや」と古謡に謳われ、広く崇敬されてきました。
保久良神社も創建時の年代がわかりませんが、境内や周辺から石器時代・青銅器時代・弥生時代の遺物が多数出土しており、古代から祭祀の場所であったようです。
休日ですので、朝からコトコトと【チキンカレースープ】を煮込みました。
使用しているのは<エスビー食品>の「赤缶」のカレー粉と、黒胡椒での味付けです。
日本で初めてカレー粉の製造に成功したのが<エスビー食品>の創業者<山崎峯次郎>で、1923(大正12)年です。
カレー粉には、三十数種類のスパイスが使われているそうですが、缶に表示されているのは<ターメリック・コリアンダー・クミン・フェネグリーク・こしょう・赤唐辛子・ちんぴ>ですが、その他の香辛料はなんだろうかなと考えながら、鶏肉が柔らかくなるのを待っていました。
幼虫の食草は、マメ科の「カワラケツメイ」一種類しかありませんので、この植物が少なくなりますと、【ツマグロキチョウ】も絶滅の危機に瀕し、いまでは多くの都道府県で絶滅危惧種に指定されています。
名前の通り「カワラケツメイ」は、河原の石ころが転がっているような荒地などの草原によく見られる植物ですが、近年の河川改修工事の影響で、自生地が減ってしまいました。
写真の【ツマグロキチョウ(褄黒黄蝶)】は、全体的に黄色でしかも淡い感じの色合いですので、夏型の<メス>だと思います。
これから秋型が出現してくると思いますが、こちらはやや夏型よりも大きく、また後翅裏側に茶褐色の筋が入りますので、見分けるの容易です。
黄緑色の葉がきれいな【リキシマ・ヌンムラリア】ですが、寄せ植え用の脇役として、またグランドカバーとして人気がありよく利用されています。
サクラソウ科リキシマ属ですので、初夏に花径2センチばかりの黄色い5弁花を咲かせますが、日当たりが悪いと花付きはよくありません。
葉は丸く重なるように対生、冬場には落葉しますが、また春先に新芽を出す丈夫な品種です。
<リキシマ>は北半球を中心に、アフリカ・アメリカ・オーストラリアなどに約200種が分布、日本においては「オカノトラオ」・「クサレダマ」など15種が自生しており、<茶花>として利用されています。
本種はほふく性の品種ですが、茎が直立するモノもあり、「ヌンムラリア」には黄金葉の<オーレア>という品種もあります。
スウェーデンを舞台にした<アルネ・ダール>の 『靄の旋律』 は、文庫本で530ページを超える大作でしたので、少し息抜きと考え、気軽に読める<十津川警部>シリーズです。
女優の<衣川愛理>は、休日に嵯峨野トロッコ列車に乗り合わせた際、奇妙な脅迫行為を受け警察署に届け出ました。
数日後、東京の江戸川土手で非常勤講師の<野中和江>がジョギング中に射殺されてしまいます。
共に独身で25歳の情勢だけが共通項目で、犯人たちの狙いがわからないなか、西伊豆に同僚3人で旅行に来ていた25歳のOLが、射殺されてしまいます。
<十津川警部>を中心に、なぜ25歳の女性ばかりが狙われる背景が掴めない状況で、京都府警・静岡県警との合同捜査が始まります。
緻密な作品とは言えませんが、軽いタッチのミステリーとして楽しめました。
数人の先生が交代で生けられている板宿駅の<生け花>ですが、今回は<柳田純美甫>先生でした。
これまた思いもよらぬ花材での構成です。
棘をカットされての 「フウセントウワタ」 と 赤色・桃色の「ヒペリカム」の実のふたつの材料を使われ、面白い形が出来上がっていました。
「フウセントウワタ」の棘は袋の表面にたくさんあり、<生け花>の素材として初めからカットされているのか、先生ご自身がカットされたのか、どちらにしても門外漢として驚くばかりの手間のかけかたです。
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