<ビクトル・ユーゴー>の同名小説を原作に、世界43カ国で上演されて大ヒットを記録した名作ミュージカルを、<ヒュー・ジャックマン>、<ラッセル・クロウ>、<アン・ハサウェイ>ら豪華キャストで映画化された『レ・ミゼラブル』が、2012年12月21日より全国で公開されます。
監督は、『英国王のスピーチ』でアカデミー監督賞を受賞した<トム・フーパー>が務めています。舞台版プロデューサーの<キャメロン・マッキントッシュ>も製作に名を連ねています。
パンを盗んだ罪で19年間服役した「ジャン・バルジャン」は、仮出獄後に再び盗みを働いてしまいますが、罪を見逃してくれた司教に感銘を受けて改心します。やがて運命的な出会いを果たした女性「ファンテーヌ」から愛娘「コゼット」を託された「バルジャン」は、執念深い「ジャベール」警部の追跡を逃れ、パリへ。「バルジャン」と「コゼット」は親子として暮らしますが、やがて激動の時代の波に飲まれていきます。
満席で忙しい【仙草】さんで、 「牡蠣入り麻婆豆腐」 を食べた後は、最近開店して気になるバー【Ripple】に足を向けました。
以前は BAR【Le Retoro】 がありました場所に、内装も全面的にやり直しての新規開店です。
紹興酒をストレートで呑んできていますので、アルコール度数の弱いお酒では物足りなく、「ペルノー」をグレープフルーツで割っていただきました。
かって「アブサン」と呼ばれる酒がフランスで良く呑まれていましたが、酒の成分である「ニガヨモギ」が中毒の原因になるとかで、製造・販売が禁止されました。
「ペルノー」は、アニスを中心にコリアンダー・ヒソップ・オレガノなど十数種のハーブを配合して作られたもので度数も40度以上あり、「アブサン」の代用品として呑まれています。
独特のアニスの匂いと香りが個性的で、刺激性のある風味は好き嫌いが分かれるところですが、癖のある刺激を好むわたしにとっては、至福の一杯です。
12月も半ば、忘年会も佳境のようで、【仙草】さんも大忙しでした。
こういうときは席を温めることなく、早や目に切り上げるのが、てんてこ舞いのママさんに対しての礼儀かなと思っています。
お酒はどのお店でも呑めますので、今宵はおいしい食事だけと考え、「麻婆丼」(800円)に大好きな牡蠣を特別に入れていただきました。
牡蠣の産地はメニューに書かれてはいませんが、ママさんの好きな<佐越の牡蠣>のはずです。
インゲンも入り彩取りのいい「麻婆丼」、辛くはありませんがおいしくいただいてきました。
甕の紹興酒もそろそろ終わりか底の方になり、<オリ>が出始めました。
次回には財布を膨らましてこなければ、甕の紹興酒が楽しめなくなりそうです。
神戸は観光都市として人気があるのか、一時期神戸に居を構えていた斉藤栄や、西村京太郎、山村美沙など多くの推理作家が、殺人事件の舞台としてよく利用しています。
今回は神戸市北区にあり、日本三大古湯に数えられる有馬温泉が舞台の推理小説です。
主人公の<京極要平>は、日本造形大学建築学部の教授です。
実家が京都の旅館を経営している素地から、日本の旅館建築を研究しています。
幼馴染の<木俣次郎>の家族たちと名旅館「陶泉 御所坊」にて旧交を温めた翌朝、<次郎>が別館の庭で死亡しているのが発見されます。
有馬署の刑事は誤って転落した事故死として処理しようとしますが、助手の<奈々子>が裏から手を回し、有馬署から兵庫県警の捜査に切り替わります。<奈々子>は総理大臣<鷹山征夫(ゆきお)>の娘であり、<要平>と共に事件解決に乗り出します。
文中に出てくる旅館や建物、街並みや飲食店等はすべて実在しており、「陶泉 御所坊(ごしょのぼう)」は1191年創業の由緒ある旅館です。
古き良き木造3階建てを維持する一方、西洋文化の良さを旅館に取り込む努力をされています。
<京極要平>と<奈々子>の二人を中心に、日本の名旅館が登場する事件簿がシリーズ化されるようで、今後を期待しています。
<男が絶対によろこぶ>と御大層なコピーが書かれており、<EXILE KEIJI & 川越達也>の二人が監修した【男(DAN)シチュー】(298円)です。
<川越達也>は、以前に 「トマトソース」のパスタソース を食べていますので、知っていましたが、<KEIJI>という人は知らず、箱の裏を見ますと調理師免許を持っているタレントのようです。
「カレー風味」とあるのですが、クリームシチューの色と味わいで、正直甘くて食べきるのに閉口しました。
これで<男が絶対よろこぶ>という、調理人の味覚を疑います。
サイコロ大のじゃがいもだけがやたら目立ち、鶏肉が2個、ニンジンがちらほらという具材の構成です。
<醤油やみそ>を隠し味にしているとのことですが、甘さに貢献しているだけで、旨みには影響が出ていません。
お二人のファンがおられましたら申し訳ないのですが、すぐに売り場から消えゆく(売れなくて残る?)路線だと思います。
< 写真をクリックしますと、大きな画面になります>
山道に近い場所で、体長12ミリ程度の黒い昆虫を見かけました。
歩きながら見たときには上翅の縦筋で、 「キマワリ(木廻)」(ゴミムシダマシ科) かなと感じたのですが、よく見ますと触角や脚の色や形状が違い、本当に騙されるところでした。
甲虫目(鞘翅目)オサムシ科ナガゴミムシ亜科の昆虫、【クロツヤヒラタゴミムシ】で、初秋から晩冬にかけて平地や山地を問わず、落ち葉の下などでよく目にするゴミムシの仲間です。
多くのゴミムシは動物質を餌とする捕食性の種や、死骸を食べるもの、キノコ類を食べるもの、植物の種子を食べるものなど多様多様です。
日本において、現在まで確認されているゴミムシ類は約1300種もあり、些細な違いだけで種名が異なりますので、同定の難しい昆虫です。
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