<今年の読書>も、目標の120冊を超え、141冊目でいよいよ最後になりました。
著者の本は初めて読みましたが、どれも質の高い短篇が6話が収められています。
元銀行員の経歴を生かし、6編のお話しはどれも銀行員を主人公として、中小企業の社長さんたちとの金銭に関わる出来事を、銀行員の目線で、優しくもありタテ社会の銀行内部の哀愁もありと、人間関係を主軸にお金を中心とした物語が展開されてゆきます。
タイトルの『かばん屋の相続』は、読み出してすぐに京都の有名な「一澤帆布」の相続争いがネタ元だと気が付きますが、著者流の味付でほっとする結末は見事です。
お金自体は単なる経済社会の中で、国に保障された<印刷物>ですが、扱う人間によって価値観が変わる<印刷物>でもあることを、改めて感じさせてくれた一冊でした。
いつも立ち呑みでお世話になっております「鈴ぎん:福寿」ですが、以前は神戸市東灘区にある福寿酒蔵(神戸酒心館)の経営でした。
この(神戸酒心館)が醸造する【福寿 純米吟醸酒】が、ストックホルムで開催されますノーベル賞の晩さん会で振るまわれた日本酒ということで、正月用にと覗いてみました。
「大吟醸酒」の四合瓶(3150円)は売り場に姿はなく、予約販売の札がかけられています。
一升瓶は、限定品「純米大吟醸酒」(10500円)、「大吟醸」(5250円)という価格です。
この「純米吟醸酒」は、2008年・2010年の晩さん会にも出されているのですが、当時は話題になりませんでした。今年は神戸大学出身の<山中伸弥>氏がノーベル賞を受賞したこともあり、一躍地元酒造メーカーとして知名度が上がった感がります。
四合瓶があればと出向きましたが、お正月は手持ちの日本酒で過ごすことになりそうです。
今年は、<レトルトカレー>は(92)、<インスタント麺>は(159)まで数字を伸ばしていますが、今年最後の<パスタソース>(64)として、【たっぷり彩り野菜のトマトソース245】(105円)で締めくくりです。
たっぷりの彩り野菜と謳うだけあって、<玉ネギ・人参・赤ピーマン・なす・ズッキーニ・セロリ>が入り、小さく刻まれた<ポークウインナー>が混在しており、香辛料のバジルもたっぷりで、トマトソースとよく合っていました。
製品名に付けられている「245」はグラム数を表し、多くのパスタソースは1人前(120~140グラム)が主流で、本製品は2人前表示ですが、一人でたっぷりとソースを味わい、美味しく楽しめました。
廉価な(105円)という価格とパスタソースの内容からして、十分にお得な製品だと思います。
年末の片づけものをしていますと、窓の外でなにやらチラホラ、大きな粉雪が舞っていました。
神戸の今日は、最低気温1度・最高気温7度の天気予報で、粉雪が舞うとは予想もしていませんでした。
写真はお隣のお家ですが、夏場に 迷子の<ヒナドリ> が止まっていた窓です。
左上の電柱のてっぺんには <アオサギ> が、休憩していました。
今年もいろいろと話題を提供してくれました、窓からの景色です。
年末のカウントダウンに出かけられる人も多いと思いますが、真夜中は気温以上に寒く感じそうです。
いよいよ大晦日になりました。新年を迎えるにあたり、爆竹をならす中国の習慣もありますが、別名「ファイヤークラッカーパイン(爆竹つる草)」と呼ばれる鮮やかな花で今年の最後を飾ります。
アカネ科マネッチア属のつる性多年草として、パラグアイが原産地の植物です。
長さ25ミリほどの筒状の花で赤色をしていますが、先端が黄色になるバイカラーで楽しませてくれます。
18世紀、フィレンツェ植物園の園長だった<マネッティ>の名にちなんでおり、日本には江戸時代に渡来しています。
和名では「アラゲカエンソウ(荒毛火炎草)」で、筒状の花の表面には毛が生えており、赤い色合いから名付けられたと想像できます。
自然な環境ですと5月頃が開花時期なのですが、鮮やかな色合いのため、 「ポインセチア」 や 「シクラメン」 と同様に、クリスマス前によく見かける花のひとつです。
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