新開地本通りに面して「王将:新開地店」があり、餃子が(210円)と安いのですが、わたし的には【珉珉】の薄い皮の柔らかい餃子が好みです。
「餃子2人前」を注文し、大好きな「ジンギスカン」でキリンビールを楽しみ、〆は「レバーもやし炒め」であっさりと仕上げました。
高校生の頃はおこずかいで楽しめた【珉珉】ですが、最近は価格が当時に比べて高めのようで、<中国庶民料理>と言えない感があります。
「王将:新開地店」の方がよほど<庶民的>な値段で賑わっており、表通りに面した「王将」と比べて奥まった所にある【珉珉】は場所的にも不利で、最近は昔と比べて寂しげな客入りです。
地震学を学ぶトルコの留学生が、自国の名称が軽蔑的な使われ方をしていることを厚生省(当時)に抗議、<小池百合子>議員らの働きで使用禁止となり、名称を一般公募して「トルコ風呂」から「ソープランド」と改名されたのが、1984年12月19日です。
今年はNHK大河ドラマが「平清盛」で福原遷都が史実としてありますが、この故事にちなみ現在JR神戸駅があるあたりに福原遊郭ができ、鉄道の敷設に伴い旧湊川の河川敷に移転させられました。
旧湊川の付け替え工事により、かっての河川敷あとに新開地が生まれ、その東側にあった福原遊郭は、やがてソープランド街へと変身してゆきます。
景気のいい時には、有馬温泉の浴衣姿のお客さんがタクシーで乗りつけて闊歩し、また夏の高校野球甲子園大会の応援に来ているバスが横付けされていたりもしていましたが、昨今は全盛期の勢いはありません。
川崎造船所の職工として奄美大島出身者が神戸には多く、福原で女郎屋から「トルコ風呂」を始めたのは<徳久>という人物で、直木賞候補に挙げられました『廓育ち』の著者川野彰子(故人)のおじさんにあたり、彼女もまた奄美大島の出身です。
またこの川野彰子の元夫が医者である川野純夫(故人)で、田辺聖子の『女の長風呂』に出てくる「カモカのおっちゃん」でもあり、田辺聖子の再婚相手です。
『女の長風呂』の舞台となる「清元温泉」は、この柳原の看板から5分ほどの距離にありましたが、今はコンビニとなっています。
昨夜、板宿で雑用をこなして帰宅しようとしましたら、 <魚河岸のすし「えびす」(板宿店)> の店先で【ズワイガニ】を安く販売していました。
ハサミの部分などがとれた分けあり品ですが、冬の味覚の王様の味には変わりがありません。
最近は和名の【ズワイガニ】はあまり使用されずに、水揚げされた漁港の地域ブランド名として、「松葉ガニ」・「越前ガニ」・「間人(たいざ)ガニ」・「津居山ガニ」等の名称が使われています。
さてこの二杯の【ズサイガニ】、いかにして食べようかとただいま思案中です。
草丈としては10センチばかりでしょうか、【チゴササ(稚児笹)】がグランドカバーとしてきれいな景色を見せてくれていました。
イネ科イダケ属の多年草で縦じま模様が美しいところから、別名「シマザサ(縞笹)」と呼ばれれています。
葉が細長く、淡い緑色と淡い黄白色のコントラストが鮮やかな模様を引き立てています。
同名でチゴザサ属にも「チゴ笹」というのがあり、しかも同じイネ科ですのでまぎわらしい名称です。
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