副題に「みちのく麺食い記者」とありますように、福島・山形・青森・秋田・岩手に続き、最終の6作品目で宮城県が舞台です。
前作までは読んでいませんが、新聞記者<宮沢賢一郎>が東京から遊軍記者として派遣された仙台総局を中心に活躍するミステリーシリズだと想像できます。
所属しています大和新聞社の経理局長が、怪しげな投資ファンドで会社のお金を運用して70億円もの損失を出し、仙台に逃避しているという情報を得た<宮沢>は調査に乗りだしますが、経理局長は殺され、ファンドと関わりのある人物の第二の殺人事件が起こります。
冒頭はアメリカの<9・11事件>から始まるのですが、話しの筋とどこで結びつくのかと訝りながら読み進めましたが、計算された筋立てと思わぬ犯人の存在、持ちつ持たれつの警察関係者との絡みなど、一気に読み進める内容でした。
新聞記者を主人公にした堂場瞬一の 『虚報』 も秀逸でしたが、時間に追われる新聞業界の舞台は緊迫感に追われ、楽しめる世界です。
12月に入り、何回かお昼ご飯の12時頃に顔出ししているのですが、暖簾が掛っておらず、心配していました。
今宵は大阪からの帰り、気になり夜の居酒屋の時間帯に覗いてみましたら、ママさんに「めずらしいね」と驚かれてしまいました。
「お昼の定食はやめたの?」と聞けば、「今、病院に行っている」とのことで、開店時間が遅くれているそうです。
木曜日は料理が半額のサービスデーですが、呑むときにはあまり食べませんので、「突き出し」としての「ヨルムキムチ(大根葉のキムチ)」だけを肴に呑んでおりました。
「突き出し」だけで、料理を取らずに呑むだけでは厭な顔をされることが多く、気兼ねなくビールが楽しめる居酒屋は、わたしにとっては貴重な存在です。
見た目は辛そうに見えませんが、ママさん曰く「普通の人には辛いね」という辛さで、ビールがすすみます。
今年も残り僅かになりました。
年内最後のお昼ご飯を食べに、少し遅めの時間に訪問しようかなと考えながら、キリンビールの空き瓶を並べておりました。
お昼ご飯の時間帯を外してしまいましたが、逆にビジネスビルの飲食街としては、空いていて助かりました。
大阪マーチャンダイズ・マートの地下2階には、飲食店が並んでおり、本日は【BOSTON】の平日サービスランチ「ボストンハンバーグ」(880円)にしました。
小さなトレーに<カップスープとサラダ>が盛られているのですが、なぜかその下には、英字新聞の切り抜きが敷かれていました。
言われが何かあるのだと思いますが、不思議な飾りつけです。
メインの<ハンバーグ>、熱されたアツアツの鉄板の上で、ジュージューと音を立てています。
本来ならソースをハンバーグ側にかけるのだと思いますが、わたしはあえて小さく刻んだハンバーグをソースの容器に付けてご飯を頂きました。
200グラムの<ハンバーグ>、牛肉の旨みが凝縮されており、とてもいい感じでした。
量が倍の400グラムは、(380円)の追加で注文できますが、このお肉の味なら食べきれそうです。
谷町4丁目にあります「大阪合同庁舎第4号館」の玄関左側の植え込みに、4つの石で保護された【一等水準点】が、設置されているのを見つけました。
全国の主要な道路や場所に設置され、各種公共事業などの高さの基準となり、地震予知研究や地盤沈下による地盤変動の監視の意味合いも含まれています。
ちなみにこの(第230号)は、上町台地として、海抜の低い「水の都大阪」としては高台に属し、
標高 17.377m
緯度 34度40分54秒
経度 135度31分04秒 です。
建築工事の場合は、敷地周辺の「レベル(=高低差)」は測量しますが、限られた範囲でしかなく、迂闊にもマクロな国土レベルの基準点のことは頭にありませんでした。
神戸市内にも、多くの基準点が設けられているはずです。
また散歩がてらに探せる楽しみな項目が、ひとつ増えました。
あまり見かけない花ですが、ハエモドルム科アニゴザントス属の【アニゴザントス】がありました。
オーストラリア南西部を原産地として、約10種の原種が分布しています。
写真の花はまだ先端が開いてはいませんが、6つに裂けて開きます。
先端の開いた筒状の花は表面に細かい毛が生え、その姿をカンガルーの脚に見立てて別名「カンガルー・ポー」と呼ばれています。
学名上の【アニゴザントス】はギリシャ語で、「開いた花」を意味しています。
花色も多彩で、赤色・桃色・黄色・緑色・橙色等があり、緑色と赤色のバイカラーの品種もあります。
紅色と緑色の品種<アニゴザントス・マングレイシー>は、西オーストラリア州の州花です。
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