『家族の言い訳』・『こちらの事情』 に続く、「双葉文庫」からの<家族小説短篇集シリーズ>として著者の三冊目になる『小さな理由』です。
父と娘、母と息子、男兄弟、夫と妻等、家族の形態をいろいろと使い分けながら、著者の目線は「家族とは、こうあるべきだ」というおしきせがなく、ただ淡々と読者に物語として語りかけています。
幸せも不幸せも、その家族、家族によって違いますし、喜びや悲しみの内容も千差万別です。
端から見れば、
取るに足りない理由かもしれない。
でも、その小さな理由がなければ
人は生きていけない。
冒頭で著者が書かれている言葉ですが、登場するそれぞれの家族に取っての「小さな理由」を織り込みながら、何気ない人間の<愛情>が素直に表現されている8話の短篇集、今回も感動させていただきました。
今夜はクリスマスイブです。<クリスマスプレゼント>をいただく方も多いでしょうし、子供さんやお孫さんへ贈られる方も、これまた多いと思います。
<クレメント・クラーク・ムーア>が、『聖ニコラスの訪問』を書いたのは1823年でした。それ以降、多くの子供たちが、八頭のトナカイの橇に乗ったサンタクロースが配るプレゼントを、楽しみに待つようになりました。
たしか八頭のトナカイには名前が付いていたと思いますが、世界中で一番有名なトナカイは、真っ赤なお鼻の<ルドルフ>だと思いますが、<ムーア>が書いたお話しの中には出てきません。
1938年、<ロバート・メイ>が自分の3歳になる娘のために書いたお話し『ルドルフ:赤鼻のトナカイ』が児童書としてベストセラーになり、<ルドルフ>の名前は一躍有名になりました。
1949年、<ジョニー・マオクス>がこの児童書を元に『赤鼻のトナカイ』を作詞・作曲をし、クリスマスには欠かせない音楽になっています。
<ルドルフ>の輝く鼻の道案内で、<聖ニコラス>からのプレゼント、皆さんに届いています?
【長安】さんでは、 「八宝菜定食」 「麻婆丼」 「肉飯」 「牛バラシチュウーご飯」 「牛腩麺」 等を食べてきています。
クリスマスイブの日ですので、なんとなくチキンが浮かび「から揚げ定食」にしようかと考えたのですが、再度好物の 「酢豚定食」(600円) に軍杯が上がりました。
いつもながらご飯は、たっぷりと盛り付けられています。
夏場のときに食べた 「八宝菜定食」の「冷奴」 は、冷たくて口当たりもよかったです。
「麻婆豆腐」や「麻婆丼」の素材として豆腐はたくさん用意されているとおもいますが、さすがにこの寒い時期には、そぐわない感じです。
値段の割には酢豚の量もあり、久しぶりに甘酢餡かけの美味しさを楽しみました。
昨年もクリスマスイブの日に白色の <クリスマスローズ> を取り上げました。
今年もいい花がないかなと散策しておりましたら、八重咲きの<クリスマスローズ>を見つけました。
キンポウゲ科ヘレボラス属の多年草で、ヨーロッパ~西アジアにかけて約20種、中国に1種が原種として分布しています。
通常は5枚の花弁(正確には<蕚>で、花弁は退化して小さな<蜜腺(ネクタリー)>となり、雄しべの付け根を囲むように小さく残っています)ですが、八重咲きは明らかに園芸品種だと分かりますが、品種名までは分かりません。
なぜか下向きに花を咲かせる品種が多く、写真を撮るのに苦労する花です。
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