『制服捜査』に続く、シリーズです。
札幌の刑事だった<川久保篤>は、道警不祥事のあおりのために、志茂別駐在所に単身赴任しています。
三月末に「彼岸荒れ」と呼ばれる強烈な暴雪が起こり、志茂別近辺の交通網は遮断され、大きな密室状態に町は閉ざされてしまいます。
そんな暴雪のなか、暴力団の組長宅に二人組の強盗がおそい、組長の妻を射殺して現金を強奪する事件が起こります。
事件と並行して、出会い系サイトで不倫関係に陥り、夫に知られる前に自力で解決しようとする主婦や、義父の性的虐待から逃れるために家出した女子高生、病気で死にゆくだけの人生に絶望して会社のお金を持ち逃げした会社員等が、吹雪の中一軒のペンションに偶然に集まり、天気の回復を待つ長い夜が始まります。
逃亡する犯人を縦軸に、それぞれの人生を切り開こうとする市井の人々を横軸として、人間ドラマが紡ぎ出されるサスペンスに仕上がっています。
<川久保篤>の駐在所員としての人間的な側面も良く出ており、警察小説としての魅力も十分です。
以前に紹介しました、神戸ハーバーランド:スペースシアターで開催されている 「クリスマスワイン会」 に出向いてきました。
100種類のワインが1杯(200円)から呑めるということでしたが、正直100種類もあったのかは疑問に感じるほど、ささやかなボトルの列でした。
舞台では、フード探検家のムッチーとホームソムリエのおーみんさんが、トークショウをされていましたが、会場の盛り上がりもなく白けた雰囲気のトークで、少しがっかりです。
折角来たのですから何か一杯でもと考えながらワインボトルのラベルを眺めていたのですが、琴線に触れるモノもなく、迷った時には一番高いものと選んだのが【エル・ビノ・デル・ブエン・アモール2011】(グラス:500円)です。
最優秀ビオロジック(有機)ワイナリー賞を受賞する26歳の女性醸造家がつくられたワインで、「愛のワイン」と呼ばれているようですが、わたくし的には感動する味ではありませんでした。
写真に写っていますように半合にも満たないワインで(500円)、わたしの味覚がおかしいのかなと感じながら、(500円)あれば何か別の旨いモノが食べれたなと会場を後にしました。
久しく足が遠退いている、ブログル仲間の〈地鶏屋の親父&ママ〉さんのお店【待久寿】に、なんとか年末のご挨拶に出向くことができました。
訪問回数も増え、大体のメニューは食べてきていますので、本日は「ピフカツ丼」(1000円)です。
親父さんから、「ファルコンさん、丼モノは初めてですよね」と言われてしまいましたが、確かにそうだとおもいます。 (帰宅後確認しましたら、2010年8月9日に 「地鶏丼」 を食べていました)
本日は第57回有馬記念の開催日、レース好きの親父さん、ちゃんと馬券を購入されていましたが、どの枠を買われたのかは<武士の情けで>聞きませんでした。
残念ながら、かわいいエミリーママさんとは会えなかったのが心残りで、伝言だけを残してお店をあとにしてきました。
11月25日(日)に開催されました「第2回神戸マラソン」は、1万9103人の市民ランナーが参加し、無事に終わりました。
早くも来年に行われます【第3回神戸マラソン】の開催日が、11月17日(日)と決まり発表がありました。
今年は、「大阪マラソン」と開催日が重なりましたが、来年は10月27日(日)と、違う日程ですので、両方に申し込む参加者が増えるかもしれません。
【神戸マラソン】の海外での認知度を高めようと、第1回が開催されたときに提携調印した「ゴールドコーストマラソン」(オーストラリア)に、第2回大会優勝者の高橋謙介さん(TOYOTA所属)、大内唯衣(ノーリツ所属)が選ばれ、2013年7月6~7日の大会に派遣されます。
「感謝と友情」をメインテーマに、国内外に阪神・淡路大震災の経験教訓を発信することを目的に開催されてますが、観光化した「神戸ルミナリエ」と同様に、本来の趣旨から離れてゆく大会にはなってほしくありません。
「ポインセチア」 と並び、12月といえば月の誕生花である<シクラメン>です。
小椋佳が、『シクラメンのかほり』を作詞・作曲したのは1975年でした。
歌詞に唄われている <うす紫色>の<シクラメン>は、その当時にはない花の色でしたが、サントリーフラワーズが 「セレナーディア」 の品種名で2011年11月から販売されています。
サクラソウ科シクラメン属の多年草で、原産地はトルコ~イスラエルの地中海沿岸です。
和名としては、球根の形を見て「ブタノマンジュウ(豚の饅頭)」、花姿から「カガリビバナ(篝火花)」の二つが使われています。
原種である<シクラメン・ベルシカム>をドイツを中心に品種改良され、白色・桃色・紅色・黄色・斑入り等と多彩な色合いがあり、日本には明治時代に導入されました。
もともと入院患者に鉢植えのお花は、<根付く=寝付く>と言うことでお見舞いには使われませんが、特に<シクラメン>は「死」と「苦」の語呂合わせから縁起の悪い花とされています。
花期は秋から春先ですので、寒い時期の多彩な花は貴重な存在です。
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