(新潮文庫)では、 『いつか陽のあたる場所で』 に続く、著者の40冊目に当たる本書です。
一般の小説の形式を取らずに、作家の<乃南アサ>が問題定義をする犯罪小説を書き、その犯人に対する刑法上の解釈を、甲南大学法科大学院で刑法の講義をしながら弁護士業務もこなしている<園田寿>さんが、解説をするという形式で書かれています。
身近に起こりえる犯罪のサンプル集として、12編の事件が取り上げられていますが、人間が犯罪に手を染める弱さを感じながら、刑法のお勉強ができる構成に仕上げられています。
単なる犯罪小説に終わらず、人間観察の目線でまとめられた短篇集として、面白く読み終えれました。
居酒屋【げんちゃん】は、入口に大きな冷蔵庫が置かれています。最上段に「キリンビール」と「アサヒビール」が左右に分かれて入れられています。
その下側の何段かは、「刺身」などの肴が並べられています。
それぞれ好みのビール瓶と肴を取り出し、カウンター席に座りますと、オネイサンが瓶の栓を抜き、温める物はレンジでチンです。
今宵は大好きな「豚足」(250円)が、残っていましたので、迷わずに取りました。
以前、<前脚>の方が美味しいと教えていただいたのですが、見ただけでは分かりません。
辛味のあるタレをたっぷりと付けて両手に持ち、骨の周りの肉にかじりついておりました。
毎年この時期には、【はつ平】さんの牡蠣の<御三家>を食べるのが、楽しみになっています。
すでに、 「かき丼」(550円) と 「かきうどん」(400円) は食べてきていますので、本日の「かきフライ定食」(700円)で一応一区切りがつき、ひと安心です。
周辺のお店を色々と見ているのですが、「かきフライ定食」は(800~850円)の価格帯が多く、しかも牡蠣の個数も少ない感じで、どうしても【はつ平】さんに足が向いてしまいます。
いつもながらの大きなパセリが、嬉しい盛り付けです。
洋食店では「タルタルソース」が多いようですが、下町の食堂としては「ウスターソース」が標準です。
ご飯の量も多く、満足なお昼ご飯になりました。
まだまだ牡蠣のシーズンが続きますので、再度<御三家>巡りが出来そうです。
メギ科ヒイラギナンテン属の【ナリヒラヒイラギナンテン】の花が、咲きだしています。
今年の3月には、 熟した「実」 を取り上げましたが、なんとか開花した状態の花が撮れました。
茎の先に長さ5~15センチ程度の総状花序を出し、花冠の直径5~7ミリの黄色の6弁花を咲かせます。外側の星型に似た部分は<蕚片>であり、花弁は<蕚片>の内側にある丸い部分です。
「ヒイラギナンテン(柊南天)」は春先の3~4月に花を咲かせ、秋に熟した実となりますが、「ナリヒラヒイラギナンテン」は秋に花を咲かせ、翌年の2~3月頃に実が熟します。
小さな花径ですので、足を止めてまで眺めている人は、さすがにいないようです。
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