『未来よ こんにちは』の<ミア・ハンセン=ラブ>監督が、スウェーデンの巨匠<イングマール・ベルイマン>が数々の傑作を生んだ島を舞台に、映画監督のカップルが織りなすひと夏の物語をつづったフランス・ベルギー・ドイツ・スウェーデン合作製作の『ベルイマン島にて』が、2022年4月22日より公開されます。
映画監督として認められ始めたばかりの「クリス」と、彼女のパートナーである有名監督「トニー」は、アメリカからスウェーデンのフォーレ島へやって来ます。創作活動にも互いの関係にも行き詰まっていた2人は、敬愛する「ベルイマン」が愛したこの島でひと夏を過ごし、インスピレーションを得ようと考えていました。
やがて島の不思議な力が「クリス」に働きかけ、彼女は自身の実らなかった初恋を投影した脚本を書き始めます。
『ファントム・スレッド』の<ビッキー・クリープス>と『海の上のピアニスト』の<ティム・ロス>が主人公カップルを演じ、「クリス」の次回作を映像化した劇中劇には『アリス・イン・ワンダーランド』の<ミア・ワシコウスカ>と『パーソナル・ショッパー』の<アンデルシュ・ダニエルセン・リー>が出演しています。
2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品です。
かつて日本の山々に実在した流浪の民・山窩(サンカ)を題材に、孤独な少年とサンカの一家の交流を描いた『山歌』が、2022年4月22日より公開されます。
高度経済成長期の1965年(昭和40年)。東京で暮らす中学生の「則夫」は、受験勉強のため田舎の祖母の家へやって来ます。ある日彼は、山から山へと旅を続ける山窩(サンカ)の家族と出会います。
一方的な価値観を押し付けられることに生きづらさを感じていた「則夫」は、既成概念に縛られず自然と共生する彼らの姿にひかれていきます。
『半世界』で第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第34回高崎映画祭最優秀新進俳優賞を受賞の<杉田雷麟>(19)が「則夫」を演じ映画初主演を果たし、心優しいサンカの娘「ハナ」を『未成仏百物語 AKB48 異界への灯火寺』の<小向なる>(21)、ハナの父「省三」を『偶然と想像』の<渋川清彦>(47)が演じています。ドキュメンタリー映画『馬ありて』で注目された<笹谷遼平>が、第18回伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞を受賞した自身の脚本を基に監督を務めています。
『20センチュリー・ウーマン』・『人生はビギナーズ』の<マイク・ミルズ>監督が、<ホアキン・フェニックス>を主演に、突然始まった共同生活に戸惑いながらも歩み寄っていく主人公と甥っ子の日々を、美しいモノクロームの映像とともに描いた『カモンカモン』が、2022年4月22日より全国で公開されます。
ニューヨークでひとり暮らしをしていたラジオジャーナリストの「ジョニー」は、妹から頼まれて9歳の甥「ジェシー」の面倒を数日間みることになり、ロサンゼルスの妹の家で甥っ子との共同生活が始まります。
好奇心旺盛な「ジェシー」は、疑問に思うことを次々とストレートに投げかけてきて「ジョニー」を困らせますが、その一方で「ジョニー」の仕事や録音機材にも興味を示します。それをきっかけに次第に距離を縮めていく2人でした。仕事のためニューヨークに戻ることになった「ジョニー」は、「ジェシー」を連れて行くことを決めます。
『ジョーカー』での怪演でアカデミー主演男優賞を受賞した<ホアキン・フェニックス>が、一転して子どもに振り回される役どころを軽やかに演じています。「ジェシー」役は新星<ウッディ・ノーマン>が演じています。
太陽と月が同時に存在する不思議な世界を舞台に、月の守護者となった森の子「ミューン」が仲間たちとともに繰り広げる大冒険を描いた2014年フランス製作のアニメ『ミューン 月の守護者の伝説』が、2022年4月19日(火)より公開されます。
いたずら好きな森の子「ミューン」は、夜を運んで夢の世界を守る「月の守護者」に選ばれます。しかし何をやっても失敗ばかりで、ついに月は失われ、太陽は冥界の王に盗まれてしまいます。
自らの手で世界に昼と夜を取り戻すことを決意した「ミューン」は、太陽の守護者「ソホーン」や蝋人形の少女「グリム」と一緒に旅に出ます。
フランス語版では、「ミューン」を<ミカエル・グレゴリオ>、「ソホーン」を『最強のふたり』や『サンバ』などの俳優<オマール・シー>、「グリム」に<イジア・イジュラン>が声を当て、日本語吹き替え版では声優の<大橋彩香>が「ミューン」、<小野友樹>が「ソホーン」、<武藤志織>が「グリム」に声を当てています。
<アレクサンドル・エボヤン>と< ブノア・フィリポン>が監督を務め、「東京アニメアワードフェスティバル2015」で優秀賞を受賞した作品です。
『Free!』シリーズの最終章となる劇場版2部作の後編『劇場版 Free! the Final Stroke 後編』(監督:河浪栄作)が、2022年4月22日より公開されます。今夜<19:00>より「BS12トゥエルビ」にて、2015年12月5日より公開されましたアニメ『映画ハイスピード!Free!Starting Days』の放送があります。
水泳に打ち込む男子高校生たちを描いた京都アニメーション制作のテレビアニメ『Free!』の原案となった小説「ハイ☆スピード!」を、完全新作アニメーションで劇場映画化しています。
水とふれあい、水を感じることに特別な思いを持つ「七瀬遙」。小学生最後の大会に出場した「遙」は、メドレーリレーで一緒に出場した「橘真琴」、「葉月渚」、「松岡凛」とともに、「見たことのない景色」にたどり着きます。
春が来て岩鳶中学校に進学した「遙」と「真琴」は水泳部に入部しますが、メドレーリレーのチームを組むことになった「椎名旭」、「桐嶋郁弥」とは考えも目的もバラバラで、練習を重ねても上手くいきません。「遙」も過去のメドレーリレーに心が囚われたままでしたが、時間を重ねるうちに4人は少しずつ新たな思いに気付いていきます。
声の出演は、「七瀬遙」に<島崎信長>、「橘真琴」に<鈴木達央>、「椎名旭」に<豊永利行>、「桐嶋郁弥」に<内山昴輝>が声を当て、監督は『Free!』ほか京都アニメション作品に多数携わってきた演出家の<武本康弘>が務めています。
<是枝裕和>監督による2022年6月公開の『ベイビー・ブローカー』が、フランス現地時間5月17日~28日に開催予定の「第75回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に選出され、正式出品が決定しています。そのカンヌ版の<ポスター>ビジュアルが完成、公開されています。
『ベイビー・ブローカー』は、〈赤ちゃんポスト〉に預けられた赤ん坊を巡り出会っていく人々が描かれる、ヒューマンドラマです。韓国の製作・俳優陣と長年温めてきたオリジナル企画を映画化した<是枝裕和>監督の初の韓国映画となります。
古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われる「サンヒョン」役で主演を務めるのは、2020年「第92回アカデミー賞」作品賞などを受賞した『パラサイト 半地下の家族』で主演を務めた<ソン・ガンホ>です。また、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身の「ドンス」役で<カン・ドンウォン>が、出演しています。
劇場版シリーズ30作目『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』が、2022年4月22日より公開されるのに合わせ、前作『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』が、本日17日<10:00~>よりテレビ朝日系で地上波初放送されます。
本来は2021年4月23日より公開予定でしたが、コロナ禍で延期され2021年7月30日に公開されました『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』は、全寮制の超エリート校「天カス学園」こと「私立天下統一カスカベ学園」を舞台にした物語でした。何者かによって「風間くん」が〈おバカ〉にされてしまったことから、「しんのすけ」たちはカスカベ探偵倶楽部を結成し、事件を解決すべく奮闘しました。
また4月23日<16:30~>放送のテレビアニメ『クレヨンしんちゃん』では、『オラは誰の子? 忍者の子!?SP』と題し、新作映画にちなんだ過去のエピソード2話が放送されます。
1996年放送の『赤ちゃんの名前を考えるゾ』では野原家のアイドル「ひまわり」誕生のストーリー、2004年放送の『忍者でござるゾ』では園長が〈忍者の師匠〉となって「しんのすけ」たちを修行させるというストーリーがつづられます。
映画『護られなかった者たちへ』(監督:瀬々敬久)がイタリア・ローマにて開催の「Asian Film Festival」のコンペティション部門にて上映され、女優の<清原果耶>(20)が最優秀女優賞を受賞しています。
<清原果耶>は、2015年9月から同年度後期のNHK連続テレビ小説『あさが来た』にレギュラー出演し、女中「ふゆ」役を演じ女優としてデビューして注目を集めます。2018年7月から放送の『透明なゆりかご』(NHK総合)でドラマ初主演を務め、2021年度前期放送のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』では、主演及びヒロインを務めています。
<清原果耶>は、本映画にて福祉保健事務所の職員「円山幹子」役を演じ、「第44回山路ふみ子新人女優賞」を皮切りに、「第34回日刊スポーツ映画大賞」で初の10代かつ史上最年少(19歳)で助演女優賞を受賞、「第76回毎日映画コンクール」では男優主演賞を受賞した<佐藤健>とともに女優助演賞を受賞、先日3月11日に行われました「第45回日本アカデミー賞授賞式」で最優秀助演女優賞を受賞しています。
今回はそれに次ぐ快挙として、自身初の海外映画祭での最優秀女優賞受賞となり、海外でもその演技力が高く評価されました。
俳優<菅田将暉>と<原田美枝子>がダブル主演する2022年9月9日より公開されます映画『百花』のポスタービジュアルが解禁されています。
記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子「葛西泉」役を<菅田将暉>、すべてを忘れていく中、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母「百合子」役を<原田美枝子>が演じています。
物語の重要なシーンを撮影した、長野県・諏訪湖にて撮り下ろした写真は、少し切なげな表情で見つめる「泉」と、愛情深い微笑みを浮かべつつも、目の奥に何か秘めた思いを感じさせる表情をした「百合子」の親子を切り取っています。「黄色」は本作のテーマカラーとのことです。
「泉」は、レコード会社に勤務し、社内結婚をしてまもなく子どもが生まれようとしている日常から一変、記憶を失っていく母を目の当たりにして、封印していたはずの過去の記憶に向き合うことなります。一方、女手一つで育ててきた息子と、とある事件をきっかけにすれ違うようになってしまった「百合子」は、記憶を失っていく中、思い出の奥底にある「秘密」に手を伸ばそうとするのでした。
映画プロデューサー・脚本家として映画プロデューサー・脚本家として『告白』・『悪人』・『モテキ』・『君の名は。』・『竜とそばかすの姫』など多数の映画を製作してきた<川村元気>が、自身の体験をもとに2019年5月に発表した4作目となる小説『百花』(文藝春秋)を自ら脚本化し、監督も務めた長編映画監督デビュー作品です。
本日深夜<2:15>より「カンテレ」にて、2001年韓国製作の『原題:My Sassy Girl』が、邦題『猟奇的な彼女』として2003年1月25日より公開されました作品の放送があります。
原作は、1999年に大学生の<キム・ホシク>がパソコン通信の掲示板に書き込んだちょっとヘンな女の子とのデート体験談。これが人気を呼んで単行本化され、ベストセラーになりました。映画も恋愛映画では韓国映画史上歴代第1位の大ヒットした作品です。
性格の優しい大学生の「キョヌ」は夜の地下鉄ホームで美しい〈彼女〉と出会います。でもその時〈彼女〉は泥酔状態でした。酔っぱらい女は嫌いでしたが、車中で倒れている〈彼女〉を放っておけず仕方なく介抱してホテルへ運びます。ところがそこに警官がやってきて「キョヌ」は留置場で一晩を過ごすハメになってしまいます。翌朝、昨夜の記憶のない〈彼女〉は怒って「キョヌ」を電話で呼び出した上、詰問するのでした。しかし、これがきっかけで、そのルックスとは裏腹にワイルドでしかも凶暴な〈彼女〉に振り回されますが、「キョヌ」にとっては楽しい日々が始まるのでした。
出演は、「彼女」 に<チョン・ジヒョン>、「キョヌ」に< チャ・テヒョン>、「キョヌの父」に< キム・インムン>、「キョヌの母」に< ソン・オクスク>、「キョヌの叔母」 に<ヤン・グムソク>、「彼女の父」に< ハン・ジンヒ>が扮し、監督は<クァク・ジェヨン>が務めています。
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