在日クルド人の少女が、在留資格を失ったことをきっかけに自身の居場所に葛藤する姿を描いた『マイスモールランド』が、2022年5月6日より全国で公開されます。
<是枝裕和>監督率いる映像制作者集団「分福」の若手監督<川和田恵真>が商業映画デビューを果たし、自ら書き上げた脚本を基に日本・フランス合作として映画化されました。
17歳の「サーリャ」は、クルド人の家族とともに故郷を逃れ、幼い頃から日本で育ちました。現在は埼玉県の高校に通い、同世代の日本人と変わらない生活を送っています。大学進学資金を貯めるためアルバイトを始めた彼女は、東京の高校に通う「聡太」と出会い、親交を深めていきます。そんなある日、難民申請が不認定となり、一家が在留資格を失ったことで「サーリャ」の日常は一変します。
自身も5カ国のマルチルーツを持つモデルの<嵐莉菜>が映画初出演にして主演を務め、『MOTHER マザー』の<奥平大兼>が共演。2022年・第72回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門に出品され、「アムネスティ国際映画賞スペシャルメンション」を受賞した作品です。
本日<13:00(~15:22)>より「NHKーBSプレミアム」にて、1993年アメリカ製作の『原題:The Pelican Brief』が、邦題『ペリカン文書』として1994年4月29日より公開されました作品の放送があります。
法学部の学生「ダービー」(ジュリア・ロバーツ)が最高裁判事の殺人事件を巡って大胆な仮説を打ち立てます。そのレポートがワシントンへ持ち込まれた時から、彼女の身に危険が迫ります。
仮説は一部真実を突いていたのです。恋人でもあった恩師は殺され、命を狙われる彼女は、ワシントン・ヘラルド紙の敏腕記者「グレイ・グランサム」(デンゼル・ワシントン)の協力を得て、事件の核心に迫ります。
<ジョン・グリシャム>の同名小説を、<アラン・J・パクラ>が監督を務め映画化したサスペンス映画です。
元天才外科医で最強の魔術師「ドクター・ストレンジ」の活躍を描くマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『ドクター・ストレンジ』(2016年)に続く第2作『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』が、2022年5月4日より全国で公開されます。
2016年に公開されたシリーズ第1作以降も、『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』(2018年)、『アベンジャーズ エンドゲーム』(2019年)、そして『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』(2021年)など一連の(MCU)作品で活躍してきた「ドクター・ストレンジ」が、禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったことによって直面する、かつてない危機を描いています。
マルチバースの扉を開いたことで変わりつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の強大な力を誇る「スカーレット・ウィッチ」に助けを求める「ストレンジ」でした。しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類に迫っていました。その脅威の存在は、「ドクター・ストレンジ」と全く同じ姿をした、もう一人の自分でした。
「ドクター・ストレンジ」を演じる<ベネディクト・カンバーバッチ>をはじめ、ストレンジの盟友「ウォン」役の<ベネディクト・ウォン>、元恋人「クリスティーン」役の<レイチェル・マクアダムス>、兄弟子「モルド」役の<キウェテル・イジョフォー>ら前作のキャストが再出演。
物語の鍵を握る新キャラクターの「アメリカ・チャベス」役で<ソーチー・ゴメス>、「ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ」役で<エリザベス・オルセン>も出演。「スパイダーマン」3部作(2002年・2004年・2007年)を大ヒットさせた<サム・ライミ>が監督を務めています。
『凶悪』・『日本で一番悪い奴ら』・『孤狼の血』・『孤狼の血 LEVEL2』などの<白石和彌>監督が、<櫛木理宇>の小説『死刑にいたる病』(2017年10月・早川文庫)を映画化した『死刑にいたる病』が、2022年5月6日より公開されます。
鬱屈した日々を送る大学生「雅也」のもとに、世間を震撼させた連続殺人事件の犯人「榛村」から1通の手紙が届きます。24件の殺人容疑で逮捕され死刑判決を受けた「榛村」は、犯行当時、「雅也」の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった「雅也」もよく店を訪れていました。
手紙の中で、「榛村」は自身の罪を認めたものの、最後の事件は冤罪だと訴え、犯人が他にいることを証明してほしいと「雅也」に依頼します。独自に事件を調べ始めた「雅也」は、想像を超えるほどに残酷な真相にたどりつきます。
「榛村」に『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017年・監督:白石和彌)の<阿部サダヲ>、「雅也」に『望み』(2020年・監督:堤幸彦)の<岡田健史>が主演を務め、<岩田剛典>、<中山美穂>が共演しています。
昨日『ティファニーで朝食を』(1961年・監督:ヘレナ・コーン)が放映されていましたが、世代を超えて愛され続けるハリウッド黄金期の伝説的スター<オードリー・ヘプバーン>の知られざる素顔に迫ったドキュメンタリー『オードリー・ヘップバーン』が、2022年5月6日より公開されます。
幼少期に父親による裏切りに遭い、ナチス占領下のオランダという過酷な環境で育った<オードリー・ヘプバーン>でした。
初主演作『ローマの休日』(1953年・監督:ヘレナ・コーン)でアカデミー主演女優賞を受賞し、映画スターとして輝かしいキャリアを築きあげる一方、実生活では幾度も離婚をし、愛される喜びを得られずにいました。晩年にはユニセフ親善大使など慈善活動を通して多くの人々に癒しと救済をもたらし、生涯をかけて「愛すること」を信じ、与えることを貫いています。
映画では貴重なアーカイブ映像をはじめ、俳優<リチャード・ドレイファス>や<ピーター・ボグダノビッチ>監督ら映画関係の仲間たち、息子や孫、友人ら近親者のインタビュー映像を交えながら、名声の裏側に隠された本当の姿を、<ヘレナ・コーン>監督が浮かび上がらせていきます。
<ジュリアン・ムーア>と<アリシア・ヴィキャンデル>がダブル主演を務めた2022年5月13日より公開されます『グロリアス 世界を動かした女たち』の予告編が解禁されています。
『フリーダ』・『アクロス・ザ・ユニバース』の<ジュリー・テイモア>が監督を務めた本作は、女性解放運動のパイオニアとして活躍した<グロリア・スタイネム>とその仲間たちの物語です。<ジュリアン・ムーア>が40代以降の<グロリア・スタイネム>、<アリシア・ヴィキャンデル>が若き日の<グロリア・スタイネム>を演じています。
予告には「私の人生は旅をする事で変わった」と語る「グロリア」が若き日にインドに滞在する様子を収録。「グロリア」は女性たちの悲惨な経験を聞き、帰国後にジャーナリストとして働き始めます。
女性を〈商品〉として酷使するプレイボーイクラブへバニーガールとして潜入取材する場面も切り取られています。男性優位の社会に嫌気が指した「グロリア」は、トレードマークとなる大きなサングラスを身に付け、女性解放運動に身を投じていきます。映像では「伝説のフェミニスト」というテロップもでています。
主演の<レナーテ・レインスヴェ>が「第74回(2021年)カンヌ国際映画祭」女優賞を受賞、「第94回アカデミー賞」でも脚本賞と国際長編映画賞にノミネートされるなど、数々の栄えある賞を席巻したノルウェー映画『原題:The Worst Person In The World』が、邦題『わたしは最悪。』として2022年7月1日より公開されるに先立ち予告が解禁されています。
主人公「ユリヤ」は、学生時代は成績優秀で、アート系の才能や文才もあるのに、「これしかない」という決定的な道が見つからず、いまだ人生の脇役のような気分でいます。そんな彼女にグラフィックノベル作家として成功した年上の恋人「アクセル」は、妻や母といった結婚を求めてきます。ある夜、招待されていないパーティに紛れ込んだ「ユリヤ」は、若くて魅力的な「アイヴィン」に出会います。新たな恋の勢いに乗って、「ユリヤ」は今度こそ自分の人生の主役の座をつかもうとします。
主人公の女性の20代後半から30代前半の日々の暮らしを描いた物語ですが、メディアからは、「痛烈」「破壊的」「センセーショナル」「スリリング」といった、何ともミスマッチな熱いレビューで賞賛された異色作品です。
<レナーテ・レインスヴェ>が「ユリヤ」、<アンデルシュ・ダニエルセン・リー>が「アクセル」、<ハーバート・ノードラム>が「アイヴィン」を演じています。監督は、『母の残像』(2015年)、『テルマ』(2017年)などの<ヨアキム・トリアー>が務めています。
人気グループ「嵐」の<相葉雅紀>(39)が主演する2022年9月30日より公開の『“それ”がいる森』の第1弾ポスタービジュアルが解禁されています。また、追加キャストとして<松本穂香>、<上原剣心>(ジャニーズJr.)、<江口のりこ>の出演も発表されています。
ホラー映画『貞子』(2019年)・『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』(2020年)などの<中田秀夫>監督が手掛ける今作は、不可解な怪奇現象が多発するという実在の森を舞台に、<相葉雅紀>演じる田舎で農家を営む「田中淳一」たちが、得体の知れない“それ”に遭遇するという未知の恐怖を描く新時代のホラーエンターテインメントです。
「田中淳一」の息子「一也」の担任教師で、「淳一」とともに不可解な事件や怪奇現象に巻き込まれていく「北見絵里」を<松本穂香>(25)、「淳一」の息子「赤井一也」を、オーディションで抜てきされ映画初出演となる<上原剣心>(12)、「淳一」の元妻「赤井爽子」を、<中田秀夫>監督の『事故物件 恐い間取り』_(2020年)で第44回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した<江口のりこ>(41)がそれぞれ演じています。
公開されました第1弾ポスターでは、「ある日、森の中、・・・に出会った。」と、誰もが知る童謡『森のくまさん』を連想させるコピーとともに、何かを発見しがく然する「淳一」の姿が中心に据えられています。
今夜<21:00>より「BS-TBS」にて、2015年アメリカ製作の「ジェームズ・ボンド」シリーズの第24作目『原題:Spectre』が、邦題『007/スペクター』として2015年12月4日より公開されました作品の放送があります。
「ジェイムズ・ボンド」(ダニエル・クレイグ)は、少年時代の思い出が詰まった生家〈スカイフォール〉で焼け残った写真を受け取ります。彼は「M」(レイフ・ファインズ)が止めるのも無視して、その写真の謎を解き明かすため単身メキシコとローマを訪れます。死んだ犯罪者の妻「ルチア」(モニカ・ベルッチ)と滞在先で巡り合った「ボンド」は、悪の組織スペクターの存在を確信します。
<ダニエル・クレイグ>が、4度目の「ジェームズ・ボンド」を体当たりで演じたアクションです。前作同様<サム・メンデス>が監督を務め、新たなる敵スペクターとボンドの死闘を描いています。
ボンドガールを『サイの季節』(2012年)などの<モニカ・ベルッチ>と、『アデル、ブルーは熱い色』(2013年)などの<レア・セドゥ>というイタリアとフランスを代表する美女が熱演しています。
今夜<18:30>より「BSテレ東」にて、1982年8月7日より公開されました「男はつらいよ」シリーズ第29作目『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』の放送があります。
葵祭が行われている京都。川のほとりで「寅次郎」は「加納」(片岡仁左衛門)という老人と知り合いまう。「加納」は人間国宝の陶芸家で、立派な邸宅に住んでいました。そこで「寅次郎」は加納家のお手伝いである「かがり」(いしだあゆみ)と知り合います。丹後出身の「かがり」は、夫に死なれて娘を故郷に置いたまま働きに来ていました。
心を寄せていた男性が結婚をすることを知り、望んでいた結婚ができなくなった「かがり」は丹後に帰ることになります。その後「寅次郎」も丹後へ向かいます。
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