<ギヨーム・ニクルー>が監督を務め、2016年 セザール賞撮影賞受賞作品(原題)『Valley of Love』が(邦題)『愛と死の谷』として、「フランス映画祭2016」(2016年6月24~27日/有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ日劇)で上映されます。
離婚した夫婦、「イザベル」と「ジェラール」が数年ぶりにカリフォルニアのデスバレーで再会します。二人は半年前に自殺した息子の「マイケル」から、デスバレーの特定の場所に来てほしい、という奇妙な手紙を受け取っていました。二人で来てくれれば、その場に「マイケル」が現れるといいます。
フランスを代表する2大スター俳優である<イザベル・ユペール>と<ジェラール・ドパルデュー>が<モーリス・ピアラ>監督作品『ルル』以来14年ぶりに共演したことが大きな話題を呼んだ作品です。2015年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選ばれた作品です。
女優<黒木瞳>の映画監督デビュー作で、<黒木瞳>主演で NHKドラマ化 もされた<桂望実>の同名小説 『嫌な女』 (2013年5月・光文社文庫刊)を映画化した『嫌な女』が、2016年6月25日より全国で公開されます。
友達のいない真面目一徹な弁護士「石田徹子」と、派手好きで社交的な天才詐欺師「小谷夏子」という対照的な2人の女性の人生を、これが映画初主演となる<吉田羊>と<木村佳乃>の共演で描きます。
司法試験にストレートで合格して29歳で結婚し、順風満帆に見える弁護士の「石田徹子」でしたたが、仕事も結婚生活も上手くゆかず、心に空白を抱えていました。
そんな「徹子」のもとにある日、同い年の従妹で、婚約破棄で慰謝料を請求されたという「小谷夏子」がやってきます。子どもの頃から「夏子」を嫌っていた「徹子」でしたが、久々の再会をきっかけに、天性の詐欺師「夏子」に振り回されることになります。
『ダラス・バイヤーズクラブ』の<ジェニファー・ガーナー>と『TAXI NY』の<クイーン・ラティファ>が共演した『天国からの奇跡』が、2016年6月18日から公開されます。
小さな田舎町で暮らす少女「アナ」は重度の消化器疾患を抱え、幼い頃から入退院を繰り返してきました。母「クリスティ」の尽力で自宅から遠く離れた大病院へ入院することになりますが、そこでも治療の方法は見つからず自宅へ帰ることになります。
一方、母と「アナ」が家を離れている間、残された家族の間に不和が生じていました。ある日、庭の大木から落下した「アナ」は一命を取りとめますが、彼女の身には驚くべき奇跡が起こっていました。
「アナ」役に<カイリー・ロジャーズ>、母「クリスティー」役に<ジェニファー・ガーナー>、 病院で働くウェイトレス「アンジェラ」役に<クイーン・ラティファ>、「ケヴィン・ビーム」役に<マーティン・ヘンダーソン>、「ヌルコ医師」 役 に<エウヘニオ・デルベス>、「スコット牧師」役に<ジョン・キャロル・リンチ>が扮しています。
『人生の特等席』の<ランディ・ブラウン>が脚本を手がけ、『チリ33人 希望の軌跡』の<パトリシア・リゲン>が監督を務めています。
『リング』(1998年・監督: 中田 秀夫)の「貞子」と『呪怨』(2000年・監督: 清水崇)の「伽椰子」という日本ホラーを代表する恐怖の2大キャラクターの共演が実現した『貞子vs伽椰子』が、2016年6月18日より全国で公開されます。
『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズや『ノロイ』(2005年) ・ 『オカルト』(2009年)などのホラー作品を多数手がける<白石晃士>が監督を務め、<山本美月>が主演、<玉城ティナ>、<安藤政信>らが共演しています。
その映像を見ると「貞子」から電話がかかってきて2日後に必ず死んでしまうという「呪いの動画」を見てしまった女子大生の「有里」。そして、入ったら行方不明になるという「呪いの家」に足を踏み入れてしまった女子高生の「鈴香」。
共に呪いをかけられた2人を救うために立ち上がった霊媒師の「経蔵」は、「貞子」と「伽椰子」を戦わせるという秘策に打って出ます。
「ヒトラー」が現代に蘇り、モノマネ芸人として大スターになるというドイツのベストセラー小説を映画化した『帰ってきたヒトラー』が、2016年6月17日より全国で公開されます。
服装も顔も「ヒトラー」にそっくりの男がリストラされたテレビマンによって見出され、テレビに出演させられるハメになります。男は戸惑いながらも、カメラの前で堂々と過激な演説を繰り出し、視聴者はその演説に度肝を抜かれます。かつての「ヒトラー」を模した完成度の高い芸として人々に認知された男は、モノマネ芸人として人気を博していきますが、男の正体は1945年から21世紀にタイムスリップした「ヒトラー」本人でした。
「ヒトラー」役を演じるのは、舞台俳優<オリバー・マスッチ>が演じ、監督は、<デビッド・ベンド>が務めています。
ハリウッドきってのヒットメーカーとして知られる<J・J・エイブラムス>がプロデュースした謎のSFサスペンス『10クローバーフィールド・レーン』が、2016年6月17日より全国で公開されます。
恋人と別れた女性「ミシェル」は車を運転中に事故に遭い、気を失います。気が付くと見知らぬシェルターの中で目を覚まし、そこには「君を救うためにここへ連れてきた」と話す見知らぬ男がいました。男はシェルターの外の世界はすでに滅びたと主張し、「ミシェル」と男の奇妙な共同生活が始まります。
「ミシェル」役は『ダイ・ハード』シリーズで「ジョン・マクレーン」の娘「ルーシー」役を演じた<メアリー・エリザベス・ウィンステッド>。監督はこれが初長編作となる<ダン・トラクテンバーグ>が務めています。脚本に『セッション』(2014年・監督: デイミアン・チャゼル)の<デイミアン・チャゼル>、製作総指揮に『クローバーフィールド HAKAISHA』(2008年・監督: マット・リーヴス)の<マット・リーブス>が参加しています。
人気若手女優の、有村架純>が、『ストロボ・エッジ』の<廣木隆一>監督と再タッグを組んだ『夏美のホタル』が、2016年6月11日より公開されます。
<森沢明夫>の同名小説『夏美のホタル』(2014年8月・角川文庫)を原作に、写真家志望の女性が、父との思い出の森で知り合った親子や老人との交流を通し、成長していく姿を描いています。写真家を目指す「夏美」は、亡き父の形見であるバイクに乗り、かつて父と一緒に見たホタルを探しに森にやってきます。
そこでよろず屋「たけ屋」を営む「ヤスばあちゃん」と「地蔵じいさん」という老親子と知り合った「夏美」は、2人に自然の中での暮らしを教わり、楽しいひと夏を過ごします。
そんなある日、「地蔵じいさん」には息子と決別したつらい過去があることを知ります。
共演は、「相羽慎吾」に<工藤阿須加>、「榊山雲月」に<小林薫>、「地蔵じいさん」に<光石研>、「ヤスばあちゃん」に<吉行和子>らが名を連ねています。
北トルコを舞台に、自由を求めて古い慣習から抜け出そうとする5人姉妹の運命を瑞々しいタッチで描いたフランス・トルコ・ドイツ合作青春ドラマ『裸足の季節』が、2016年6月11日より全国で公開されます。
10年前に事故で両親を亡くし、祖母の家で叔父たちと暮らしている5人姉妹。厳格なしつけや封建的な思想のもとで育てられた彼女たちは自由を手に入れようと奮闘しますが、やがて家族が決めた結婚相手にひとりずつ嫁がされていきます。
トルコ出身の新人<デニズ・ガムゼ・エルギュベン>が監督を務め、デビュー作ながら卓越した構成力や美しい映像が世界各地の映画祭で高く評価されました。第88回アカデミー賞(2016年2月29日)外国語映画賞にノミネートされた作品です。
『28日後...』(2002年・監督:ダニー・ボイル)・『わたしを離さないで』の脚本家<アレックス・ガーランド>が映画初監督を務め、美しい女性の姿をもった人工知能とプログラマーの心理戦を描いたSFスリラー『エクス・マキナ』が、2016年6月11日より公開されます。
世界最大手の検索エンジンで知られるブルーブック社でプログラマーとして働く「ケイレブ」は、滅多に人前に姿を現さない社長の「ネイサン」が所有する山間の別荘に滞在するチャンスを得ます。しかし、人里離れた別荘を訪ねてみると、そこで待っていたのは女性型ロボットの「エヴァ」でした。
「ケイレブ」はそこで、「エヴァ」に搭載されるという人工知能の不可思議な実験に協力することになります。
<ドーナル・グリーソン>が主人公「ケイレブ」を演じ、『リリーのすべて』 (2015年・監督:トム・フーパー)の<アリシア・ビカンダー>が美しい女性型ロボットの「エヴァ」に扮しています。<ドーナル・グリーソン>と同じく『スター・ウォーズ フォースの覚醒』に出演した<オスカー・アイザック>が「ネイサン」役を務めています。
第88回アカデミー賞で脚本賞と視覚効果賞にノミネートされ、視覚効果賞を受賞している作品です。
2014年にゴーストライター騒動で日本中の注目を集めた<佐村河内守>をとらえたドキュメンタリー『FAKE』が、2016年6月4日より公開されます。
監督は、オウム真理教を題材にした『A』・『A2』の<森達也>が務めています。
聴覚に障害を抱えながら『交響曲第1番 HIROSHIMA』などの作品を手がけたとし、「現代のベートーベン」と称された<佐村河内>でした。しかし音楽家の<新垣隆>が18年間にわたってゴーストライターを務めていたことや、<佐村河内>の耳が聞こえていることを暴露。<佐村河内>は作品が自身だけの作曲でないことを認め騒動について謝罪しましたが、<新垣隆>に対しては名誉毀損で訴える可能性があると話し、その後は沈黙を守り続けてきました。
本作では<佐村河内>の自宅で撮影を行ない、その素顔に迫るとともに、取材を申し込みに来るメディア関係者や外国人ジャーナリストらの姿も映し出しています。
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