今回の山陽板宿駅のご担当は、<秋田好甫>先生でした。
新緑の青々とした「葉」ものが3種類用いられた構成で、色つきの花類は一切使われてはいません。
大きな盆栽的だという感覚で、枝ぶりを拝見しておりました。
「そら豆&ベーコン」(151円)という、使用されている具材だけの名称が付けられた直径8センチ程度のパンを、朝ご飯にしました。
具材の「ソラマメ」はマメ科ソラマメ属の一年草の実として、「大豆」・ 「落花生」 ・「エンドウ豆」・ 「インゲン豆」 ・「ヒヨコ豆」と合わせ、6大食用豆とされています。
日本には奈良時代に伝来、和名の由来は実が空に向かって実ることから「空豆」となり、また莢の形が蚕に似ていますので「蚕豆(そらまめ)」と表記、居酒屋では「天豆」とも表記されています。
春に花を咲かせて5月ぐらいに収穫され、4月から6月にかけてが旬の味わいが楽しめますので、調理パンにも旬の素材として用いられたのかと考えながら、食べておりました。
赤桃色の花弁の花「ギタゴ」という品種が一般的な【ムギセンノウ(麦仙翁)】ですが、白色の品種「オーシャンパール」を見つけました。
ナデシコ科ムギセンノウ(リクニス)属の耐寒性一年草で地中海沿岸が原産地、ヨーロッパでは麦畑の雑草として扱われて園芸的な価値は低く、日本には1877(明治10)年に導入されています。
花径は5センチ程度、5枚の花弁には縦筋がはっきりと入り、草丈は1メートル近くにもなり、茎葉は柔らかな産毛で覆われており、銀色がかった緑色をしています。
別名としては学名から「アグロステンマ」や「ムギナデシコ(麦撫子)」と呼ばれ、ギリシア語の「agros(畑・野原)」+「stemma(花冠・王冠)」の合成語で、「畑に美しく咲く」の意を持ちます。
いいなと思う肴が無かった<立ち呑み「鈴ぎん:福寿」>を後にして、「イワシの酢」(350円)が食べたくなり、【尾張屋】に足を向けました。
居酒屋としてこれだという十八番の肴があるのは強みで、【尾張屋】では間違いなくこの「イワシの酢」だと思います。
あっさりとした「フキ」や「小松菜と薄揚げ」の<おひたし>と「バサの天ぷら」を食べたあと、再度「イワシの酢」で〆てきました。
無性に食べたくなる絶妙の酢の〆加減、必ず注文してしまうビールがすすむ一品です。
5月24日で通勤定期券が切れますので、<立ち呑み「鈴ぎん:福寿」>に出向く前に、新開地駅の定期券売り場に足を向けました。
3ヶ月ごとに定期券を買っていますが、窓口に出向きましたら、シャッターが降りています。
改札口の駅員さんに訊きますと、「自動販売機に替わりました」とのことです。
仕方なしに券売機の横にある<定期券発売機>に出向き、「更新」のボタンを押しますと、定期券が戻ってきます。
また改札口に出向き、「更新ができないんですが」と訊けば、「ああ、神鉄以外は新規あつかいです」と言われ、またまた<定期券発売機>に戻り新規からの入力、今度は更新の日付が一週間前からしかなく、またまた改札口に「日付がないのですが」と言えば、「ああ、一週間前からしか販売していません」とのことで、唖然となりました。
定期券の対面での更新の場合、2週間前から購入できたのですが、機械の前には「一週間前からしか購入できません」との表示もなく、他線との連絡定期券が「継続」で買えないというのは、機械化の時代として考えられません。
結局山陽板宿駅まで出向き、いつも通り申込用紙に手書きで書き、無事に定期券を購入できましたが、サービス業として何のための機械化なのかと気になるところです。
ここ数日の間に、酒呑み友達から、<酒房 湊川> が閉店みたい」と教えていただき、「えっ!」ということで確かめに出向いてきました。
シャッターには、「しばらく休ませて頂きます」との張り紙がありましたが、この先どうなるのかと気になるところですし、夜勤明けの職人さん達も、朝から営業しているお店がなくなりますと、寂しいことだと思います。
先代の大将から引き継がれ、二代目と年配の男性二人え切り盛りされていましたが、年配の男性は「ガードマン」の仕事に従事されているようです。
先代から続く歴史ある<立ち呑み屋>さんですから、このまま閉店にならないことを祈るばかりです。
【五郎】さんのカウンターには、その月のおかずの予定表が置かれているのですが、好き嫌いがないわたしには、あまり影響はないのですが、おいしくキリンビールが呑めるメイン料理であればと足を運んでいます。
本日は「牛と根菜の煮込み」(800円)で、大好きな「牛蒡」もあり、盛りだくさんの具材がいい肴になり、味噌汁の「オクラ」もいい薬味として頂けました。
一応お昼間だけの営業で15食限定と言うことになっていますが、「ご飯の量も難しいでしょうねぇ」と尋ねましたら、「この人はお替り3杯は食べられるからなぁ~」というときもあり、ちゃんと2回目の炊飯の用意はされていると教えていただきました。
小鉢物は「サーモンと大根サラダ」・「長芋と玉ねぎ和え」と、馴染のない取り合わせの変形バージョンでしたが、どちらもいい塩梅でした。
今回も運よく<佐々木房甫>が生け替えられているところに遭遇、色々とお話をさせていただき、気さくな先生の人柄に甘えてしまいます。
凛とした 「ハナショウブ」 の生け花から、今回は黄色の「ガーベラ」と花茎を曲げた「アリウム」が目立つ構成でした。
葉物は「アイリス」でしょうか、ピンと伸ばさずに、方向性を持たせています。
淡い桃色の花を確かめることを忘れてしまい、つい先生とのおしゃべりに夢中になっておりました。
草むらの上を、フワリフワリと飛んでいる【ヒメウラナミジャノメ】と遭遇しました。
距離がありましたので、近づくまでに逃げられると思い、コンデジでの望遠撮影になりましたが、なんとか表翅の模様が見て取れます。
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科の蝶で、翅の裏面に細かい波形の模様が入り、後翅裏面の 目玉模様(蛇の目) が名称の由来です。
幼虫はイネ科の「ススキ」や「チヂミザサ」などを食草として、越冬形態は幼虫、日本全国に分布しており、春から秋なかば頃までを活動期とし、春型は夏型に比べてやや大きめです。
「ヒポエステス」は南アフリカ・マダガスカル等を原産地として、約40種が分布しています。
キツネノマゴ科ヒポエステス属の多年草で、最大の特徴は葉の模様の美しさです。
緑色の葉に白色や赤色、桃色などの色が交じり合い面白い模様を生み出しています。
斑の色によって「ホワイト・スポット」・ 「ローズ・スポット」 や「ピンク・プラッシュ」など多くの品種があり、その斑入り模様から「ソバカスソウ」の別名があります。
冬から春にかけて上部の葉脇から花茎を出汁紅紫色の花を咲かせますが、あまり目立ちません。
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