体長8ミリ前後の大きさで、俊敏によく動き回りますので、写真に収めるのに苦労する「ゴミムシ」類です。
【コマルガタゴミムシ】は、コチュウ目(鞘翅目)オサムシ科マルガタゴミムシ亜科に分類されていますが、他の オサムシ科 の仲間では前胸部と腹部の間がくびれ細い体形をしていますが、本種ではまったくくびれずに丸っこい体形をしています。
越冬成虫が3月下旬ごろから出現、新成虫が5月下旬から10月頃にかけて発生します。
雑食性でイネ科類やアブラナ科の種子などを食べ、地上では、みみずや小昆虫の死骸などを食べる、森や林のお掃除屋さんです。
花径15ミリ前後と、小さな花を咲かせる<ツバキ>の【エリナ】です。
<ツバキ>といえば、花径10センチを超す大ぶりの 大輪種 が多いのですが、本種は小輪の花を隙間なくたくさん咲かせ、やわらかな白地の花弁にほんのりと桃色が入ります。
本種は埼玉県川口市にある「芝道本店」の<芝道昭>氏により、中国品種を元に育成された改良品種で、「農林水産省・種苗登録第11658号」の認定を受けていますので、営利目的での増殖は禁止されています。
ちなみに【エリナ】という名は、<芝>氏のお孫さんの名前だそうです。
巡り合わせというのは不思議とあるようで、過去に取り上げた<乾ルカ>さんの本を検索しましたら、デビュー作の 『夏光(なつひかり)』 が2012年度の(71)冊目でした。
本書には5つの短篇が納められており、どのタイトルもカタカナでまとめられています。
H大学の学生課奨学係のアルバイト紹介には、無表情な女性職員<悠木>が担当者として座り、窓口に来た学生たちになぜか各人の過去を見つめ直す機会を与えるべくアルバイトを世話していきますが、その決め台詞は「あなたは行くべきよ。断らないでね」です。
『ヒカレル』は古くからの因習として死後に手が硬直しないのはこの世に未練がある「引く手」といわれるもので、あの世に連れて行かれないように一晩中死人の手を握るバイト、『モドル』は父が入院した病院の販売店で商品の異例替え作業のバイト、『アタエル』は海外旅行に出かけているあいだの犬の餌やりのバイト、『タベル』はクローン病のために食べる楽しみがなくなった患者が作る料理を食べるバイト等、どれもが心に余韻を残す構成でした。
最後の短篇が『メグル』ですが、ここで<悠木>自身の過去にも触れられ、ミステリーチックな短篇として、心静かに読み終えることができました。
本日のお昼ご飯は 「納豆入りスパゲッティ」 として、<辛子明太子・納豆・梅の実ひじき>を具材として、和風テイストでいただきました。
今宵も和風的にまとめようと、揃えてみました。
まずは<長芋>をすりおろしてとろろにし、<梅肉>を添えて刻み海苔を散らしています。
<穴子・三つ葉・ユリネ>を、出汁・醤油で煮て【穴子の玉子とじ】です。
【一夜干カレイ】は、<ヒレグロ>です。全体的に薄汚れた姿の「ヒレグロ(鰭黒)」ですが、干物にすると脂に独特の風味があり、いい味わいになります。
旬の<筍>を<椎茸・かぼちゃ>と煮て、今宵のおかずの揃い踏みです。
先だっては、神戸の和田岬近辺で開催される 「KOBE海岸線バル」 を紹介しましたが、2500円で3軒分という高さと、参加店舗が16店舗等ということで、神戸っ子ながら食指が動きませんでした。
今回明石で開催される<第8回:明石まちなかバル>の公式参加店マップを入手、3000円で5枚綴りと良心的な価格と、66店舗という参加店舗の多さにがぜん興味がわきます。
開催日時は6月5日(金)6日(土)で、単日のみの店舗もあるようですが、実に多彩なお店が参加、明石ということで「玉子焼き(明石焼き)」は当然のこと、「天然明石鯛一匹塩焼き」というお店もあり、メニューも充実しています。
神戸のように地下鉄海岸線を利用させなければという姑息な発想がないだけに、これは気になる企画です。
山陽板宿駅構内にある【嵯峨御流】の<生け花>のご担当は、毎回先生が交代で生けられていましたが、今回は<秋田好甫>先生が、 前回(259) に続き生け直されていました。
今回は、前回に使用されていました枝物を選定して再利用された構成で、桃色に見える「シャクヤク」の蕾が、配置されていました。
枯れていない枝物を、形を甦らせて使用することは、自然の恩恵を受けている<生け花>としては、大事な心構えだと感じさせていただきました。
前回の 【納豆入りスパゲッティ】 は、納豆と唐辛子・にんにく・パセリを主体に、オリーブオイルでペペロンチーノ風にまとめてみました。
今回は、<辛子明太子・納豆・ 梅の実ひじき >を具材として、和風テイストに挑戦です。
どの具材も塩分が高めだと考え、隠し味的にと考えた「納豆のタレ」を使いませんでしたが、予想以上にあっさりとした味でまとまり、入れた方が味の切れがよかった感じです。
スパゲッティの中に大葉のみじん切りが入れば、なおいっそう和風感が出て、おいしく食べれたとおもいます。
太陽光線の加減で頭部に影が出てしまい、見づらくなりましたが、【マルシラホシカメムシ(丸白星亀虫)】の体形の特徴は判別できると思います。
カメムシ目(半翅目)カメムシ科カメムシ亜科の昆虫で、体長は5~6ミリほどです。
褐色で全身に細かい模様が入り、背面に二つの黄白紋を持っていますが、 「ウシカメムシ」 のように前胸部の両側は尖らずに、全体的に丸い感じの体形です。
野草としての「アレチノギク」や 「ヒメジョオン」 などの花によく集まり、またイネ科の穂などに訪れ、成虫で越冬、草本の根際に潜り込み単独で越冬します。
ご近所にある【レモン】の樹ですが、実が熟していく様子を 定点観測 したことがありますが、花と遭遇する機会はありませんでした。
今回運よく花の開花と遭遇しましたが、あまり長く開花を保つ花ではなさそうです。
ミカン花ミカン属の常緑低木で、樹高は3メートルほどになり、枝には棘があります。
赤紫色の蕾を付け、白色ないし淡い桃色の5弁花を咲かせ、花径35~40ミリほどです。
原産地はインド北部のヒマラヤ地方で、10世紀頃に中国に、その後アラビア半島に伝わり、12世紀頃にアラビア人がスペインに伝え、十字軍の移動でヨーロッパに広まり、日本には明治時代初期に渡来しています。
食用としての【レモン】の栽培は、広島県が全体の50%、愛媛県が25%を占めています。
『萌の朱雀』(1997年)で史上最年少でカンヌ国際映画祭新人監督賞を受賞、『殯の森』(2007年)ではカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した<河瀨直美>監督が、2014年に旭日小綬章を受章した名女優<樹木希林>を主演に迎え、<ドリアン助川>の同名小説『あん』(2013年2月6日・ポプラ社刊)を映画化した『あん』が、2015年5月30日より全国で公開されます。
あることがキッカケで刑務所暮しを経験し、どら焼き屋の雇われ店長として日々を過ごしていた「千太郎」。ある日、店で働くことを懇願する老女の「徳江」が現れ、彼女が作る粒あんの美味しさが評判を呼んで店は繁盛していきます。
しかし、「徳江」がかつてハンセン病を患っていたという噂が流れたことで客足が遠のいてしまい、「千太郎」は「徳江」を辞めさせなければならなくなります。おとなしく店を去った「徳江」でしたが、彼女のことが気にかかる「千太郎」は、「徳江」と心を通わせていた近所の女子中学生「ワカナ」とともに、「徳江」の足跡をたどるのでした。
「千太郎」役に<永瀬正敏>、「ワカナ」役には<樹木>の孫娘である<内田伽羅>が扮し、「ワカナ」の母に<水野美紀>、「佳子」に<市原節悦子>が演じています。
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