『あん』@<河瀨直美>監督
5月
23日
あることがキッカケで刑務所暮しを経験し、どら焼き屋の雇われ店長として日々を過ごしていた「千太郎」。ある日、店で働くことを懇願する老女の「徳江」が現れ、彼女が作る粒あんの美味しさが評判を呼んで店は繁盛していきます。
しかし、「徳江」がかつてハンセン病を患っていたという噂が流れたことで客足が遠のいてしまい、「千太郎」は「徳江」を辞めさせなければならなくなります。おとなしく店を去った「徳江」でしたが、彼女のことが気にかかる「千太郎」は、「徳江」と心を通わせていた近所の女子中学生「ワカナ」とともに、「徳江」の足跡をたどるのでした。
「千太郎」役に<永瀬正敏>、「ワカナ」役には<樹木>の孫娘である<内田伽羅>が扮し、「ワカナ」の母に<水野美紀>、「佳子」に<市原節悦子>が演じています。