気に入っておりました<松嶋智左>の「女副署長」シリーズが、3作目の『女副署長 祭礼』で突然終わり、ガッカリしていました。
これからは、『開署準備室 巡査長・野路明良』シリーズが始まるのかなとみていましたら、本書『バタフライ・エフェクト~T県警警務部事件簿』が、2022年11月9日に文庫本書下ろしで発売されています。本書の副題「T県警警務部事件簿」から判断しますとシリーズになりそうな予感です。
T県警大貫警察署のトイレ内で、地域課の巡査「静谷永人」が首を吊っているのが発見されます。警官となり3年の若手の自殺の調査にあたるのは県警本部に新設されたばかりの警務部事件課のメンバーでした。キャリア部長が実績を残そうと作ったお飾り部署に寄せ集められたのは〈明堂薫・阿波野千夜・塙香菜子・道下映美・垣花太郎・田中開〉の6人でした。その責任者となった「明堂薫警部補」は奉職34年のベテランで、世代ギャップを感じる個性豊かな捜査員たちの取りまとめに苦労をしつつ、調べを進めていきます。
その頃、九久見警察署管轄内で起きた連続窃盗事件で、犯人の女二人組が逮捕されますが、そのうちの一件について、犯行時刻に別の場所で二人が目撃されていたという情報が入ります。誤認逮捕となれば、県警を巻き込む大問題となるだけに、「明堂薫」たちは、九久見署敏腕刑事課長として名をはせる「藤堂一雄」と対峙することになります。
若手警官を自死に追いやったものはなんだったのか。さらに、連続窃盗事件に絡む所内の不穏な動きが気になる「明堂薫」たちでした。
不規則な女性警察官たちの就業に伴う、夫や息子たちとの妻や主婦としての悩み、警察官の使命とを描き人生への懊悩もリアルな筆致で描き出しています。元白バイ隊んだった著者ならではの目線が随所に反映されているいっさつで、今後の「明堂薫」班の活動が楽しみになりそうな幕開けでした。
関西が舞台の漫画『恋せよキモノ乙女』の第10巻が2023年1月7日に発売されるのを記念した複製原画展が、2023年1月7日(土)、JR三ノ宮駅前の商業施設「三宮OPA(オーパ)2」(神戸市中央区雲井通6)8階イベントスペースで<11時~20時>、入場無料で1月15日まで、開催されます。
『恋せよキモノ乙女』は、漫画家の<山崎零>さんが、『月刊コミックバンチ』」(新潮社)で2017(平成29)年7月号から連載を始め、2018(平成30)年4月から新潮社のウェブ漫画サイト「くらげバンチ」で配信している漫画です。
同作のコンセプトは「着物でおでかけ」。大阪で家族と暮らす主人公の「野々村もも」が亡くなった祖母から受け継いだ着物を着て関西のさまざまな場所を訪れる物語です。
会場では、作中の名場面の複製原画、登場人物のパネルなどを展示するほか、オリジナルグッズの販売も行われます。
23日深夜、<藤井聡太竜王>(王位、叡王、王将、棋聖との五冠)が、第81期順位戦A級で<佐藤天彦九段>に110手で勝利しています。
<羽生善治九段>が持つ史上最年少記録の21歳7カ月を更新する、20歳5日月で通算公式戦300勝を達成しています。プロ入り後6年2カ月での達成も、<羽生義治九段>の6年4カ月を抜き史上最速としています。通算成績は300勝59敗(勝率8割3分6厘・未公開対局結果含む)です。
また第81期順位戦の星取りを5勝1敗とし、単独首位に浮上しました。
<佐藤天彦九段>とは棋王戦挑戦者決定二番勝負でも対戦中で、27日の第2局で勝った方が挑戦者となります。年度内六冠がかかる<藤井聡太竜王>にとって正念場の大一番です。
今夜<21:00(~22:41)>より「NHK-BSプレミアム」にて、2004年アメリカ製作の『原題:The Polar Express』が、邦題『ポーラ・エクスプレス』として2004年11月27日より公開されました作品の放送があります。
<クリス・バン・オールズバーグ>の名作絵本『急行「北極号」』を、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの<ロバート・ゼメキス>監督がフルCGでアニメ映画化しています。
クリスマスイブの夜、サンタを信じなくなっていた少年は、サンタの鳴らす鈴の音はもう自分には聞こえないと思い込み、ベッドで眠りにつこうとしていました。そして、時計が11時55分を指した時、突然、ごう音とともに巨大な蒸気機関車が近づいて来ます。サンタクロースの住む北極点に向かう列車で冒険の旅へ出ます。
パフォーマンス・キャプチャーという技術で、俳優の表情と動作を全方位から記録、CGI製キャラに反映させて作成。この技法で<トム・ハンクス>が〈主人公の少年、父親、車掌、ホーボー、サンタ〉と5役もの声を担当しています。また、ロック バンド「エアロスミス」のボーカリスト<スティーヴン・タイラー>が劇中CGキャラクターで出演し、曲を披露しています。
今夜、<19:00>より「NHK BSプレミアム」にて、1987年にイタリア・イギリス・中国合作として製作されました『原題:The last emperor』が、邦題『ラストエンペラー』として1988年1月23日より公開されました作品の放映があります。
3歳で清王朝の最後の皇帝に即位した<愛新覚羅溥儀>の生涯を、イタリアの巨匠<ベルナルド・ベルトリッチ>監督が、紫禁城で撮影が行われたことで大きな話題を呼び、壮大なスケールで絢爛豪華に描いた歴史大作です。
1950年中国人戦犯として護送される最中、「溥儀」は自殺を図ります。意識が遠のいていくなか、幼き日の情景が脳裏によみがえってきます。外国人に初めて撮影許可が下りた紫禁城での即位式は、幼い溥儀に500人の家臣がかしずく圧巻のシーンです。
出演は、「愛新覚羅溥儀」に< ジョン・ローン>、「溥傑」に<ファン・グァン>、 「婉容」に< ジョアン・チェン> 、 家庭教師の「レジナルド・ジョンストン 」に<ピーター・オトゥール>、が扮しています。
1987年アカデミー賞では作品、監督、撮影、脚色、編集、録音、衣装、美術、作曲とノミネートされた9部門すべてを受賞。「甘粕正彦」役で出演のほか音楽も担当した<坂本龍一>は、テーマ曲で日本人として初めてアカデミー作曲賞を受賞し、音楽の祭典であるグラミー賞も受賞しています。
お昼ご飯に頂いたのは、【近江亭 華】(神戸市中央区北長狭通8-2-11)の「澤井姫和牛の焼肉・ステーキ」弁当(2160円)です。
弁当の帯の住所と「華」という店名を見て、もしやと思い確かめましたら、開店当初から出向いていおりました鉄板・お好み焼き【華】が、しばらく出向いていない間に、日本三大和牛の一つである近江牛の中で拘り抜かれた「澤井姫和牛」を扱う営業形態に変わられたようです。
母体となる、福原・柳筋の「お好み焼き【華】」さんはどうされているのか、気になるところです。
いただいた仕出し弁当は、焼肉とステーキを綺麗にサシの入った焼肉とステーキを主として、サラダ・惣菜が詰められていました。
柔らかい肉の味で、おいしく楽しめましたが、ご飯の量に対して肉の量が物足りませんでした。
ブログルに12月23日より〈ブログルフレッシュマン〉として「 世界のビンテージ紹介」の<神戸のきいちゃん>さんが登場されています。
先ほどブログルのトップ画面を見ますと、<神戸のおいさん>をはじめ、なんと神戸組の3人が偶然並んでいましたので、驚きました。
面白い光景ですので記録として残しておきたいと思います。
今夜<18:30>より「BSテレ東」にて、1997年9月6日より公開されました『釣りバカ日誌』シリーズ第10作目(レギュラーシリーズ第9作目)としての『釣りバカ日誌9』の放送があります。
「佐々木課長」(谷啓)の願いも空しく、鈴木建設の新営業部長に伝助の同期の「馬場」(小林稔侍)が抜擢されます。エリートの「馬場」は、我が道を行く「伝助」と妙にウマが合いますが、私生活はバツイチで引きこもりがちの息子との関係に悩んでいます。
やがて、心を寄せるスナックのママ「茜」(風吹ジュン)が故郷“センダイ”に帰ることを聞かされ、ショックを隠せない「馬場」は、「一之助」、「伝助」とともに、鹿児島県川内(センダイ)市に出張します。そんな彼らの前に「茜」が現れます。
親友が出世しても何の屈託もない「ハマちゃん」は、釣りバカのネットワークを活かして、独自の営業スタイルで商談を成立させます。「浜崎のようなやり方もあるんだ」と感心する「馬場」で、「ハマちゃん」の趣味を生かした人脈による仕事ぶりも見もの。また、男ヤモメの「馬場」とスナックのママ「茜」のラブ・ロマンスが丁寧な描写を積み重ねて展開され、「馬場」と引きこもりがちな息子「誠」( 西谷卓統)をめぐるエピソードも深い印象を残す作品です。
本日<13:12>より「テレビ大阪」にて、2013年アメリカ製作の『原題:Warm Bodies』が、邦題『ウォーム・ボディーズ』として2013年9月21日より公開されました作品の放送があります。
食べるつもりで襲った人間の女子に一目ぼれしてしまったゾンビ男子の恋を描く異色のゾンビラブコメディです。
謎のウィルスにより人類の半分がゾンビ化した世界で、生き残った人々は高い壁を築いて武装し、ゾンビから身を守りながら生活していました。廃墟となった空港に暮らすゾンビの「R」は、ある日、壁の外に食糧を調達しにきた人間たちを襲撃しますが、ショットガンを構えた少女「ジュリー」に一目ぼれしてしまいます。
「R」は「ジュリー」を自分の住まいに連れ帰り、当初は戸惑っていた「ジュリー」も、「R」の優しさに次第に心を開いていきます。2人の関係が次第に特別なものとなるにつれ、「R」は人間の心を取り戻してゆきます。そして、2人の関係はゾンビの世界と人間の世界に大きな変化をもたらすこととなります。
ゾンビ「R」に< ニコラス・ホルト>、「ジュリー」に<グリジオ - テリーサ・パーマー>が扮し、監督は<ジョナサン・レビン>が務めています。
(デイケア「フローラルヴィラ垂水」のテーブル対面者との衝立の飾りつけ)
本日は「クリスマスイブ」です。多くの場所やラジオ放送などで、『きよしこの夜』の楽曲を耳にする機会が多いと思いますが、この詩(原詩:ヨゼフ・モール・作曲:フランツ・クサーヴァー・グルーバー)の訳者が<由木康>氏だという話題に接することは少ないようです。
<由木 康(ゆうき こう)>(1896年4月16日~1985年1月27日)は、日本の牧師、讃美歌作家。日本の讃美歌の発展の中心的な役割を果たし、パスカルの研究家で「パンセ」を翻訳しています。
牧師であった養父<虎松>の宣教活動のために、鹿児島、神戸、対馬などに転居しますが、養父の影響を受けてクリスチャンになり、わたしの母校である兵庫県立兵庫高等学校(旧:神戸二中)時代に洗礼を受けます。洗礼を受けてすぐの中学3年の時、すでに最初の賛美歌を作っています。
(旧:神戸二中)から。関西学院高等学部文科(関西学院大学文学部の前身)に進学、聖書学と神学を専攻します。在学時代に「日曜学校唱歌集」を出版しています。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ