今夜<19:00(~21:30)>より「BS12 トゥエルビ」にて、2001年アメリカ製作の『原題:Black Hawk Down』が、邦題『ブラックホーク・ダウン』として2002年3月30日より公開されました作品の放送があります。
1993年に米軍が失敗したソマリアの将軍の捕獲作戦を、ノンフィクション小説『ブラックホーク・ダウン アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録』(マーク・ボウデン著)を原作に<リドリー・スコット>監督が映画化しました。
撮影にはロケ撮影と野外セットを駆使。モロッコの町中に、ドラマの標的となるビルを含む巨大な野外セットを4カ月かけて建築、あらゆる角度から撮影された市街戦が展開します。
泥沼化する内戦を鎮圧するためソマリアに兵士を派遣したアメリカ。なかなか収束しない内戦に焦り始めた<クリントン>政権は、10月3日、ついに敵対する<アディード>政権の本拠地への奇襲作戦を決行するため特殊部隊を投入しました。作戦はものの1時間足らずで終了するはずでしたが、敵の思わぬ逆襲に遭い、ヘリコプター〈ブラックホーク〉が撃墜されてしまい、敵の最前線で孤立する兵士たち。やがて、救助に向かった2機目も撃墜されてしまいます。その間にも、兵士たちは必死に応戦しますが、一人また一人と仲間が倒れていきます。
エンドロールでは、<クリントン>大統領(当時)がソマリアからの撤退を決めたことなどの顛末が語られ、この作戦で戦死した米軍兵士の名前が挙げられています。
<ジョシュ・ハートネット>、<ユアン・マクレガー>、<トム・サイズモア>、<エリック・バナ>、<サム・シェパード>らが出演しています。
本日深夜<2:15>より「カンテレ」にて、2012年アメリカ製作の『原題:World War Z』が、邦題『ワールド・ウォーZ』として2013年8月10日より公開されました作品の放送があります。
<マックス・ブルックス>の小説『World War Z』を、実写化したパニック大作です。人間を凶暴化させる未知のウイルスの感染原因を解き明かそうと、感染者と非感染者の死闘が繰り広げられる世界各地を駆ける元国連捜査官の姿を、息詰まるタッチで描いています。
<ブラッド・ピット>が主人公に扮し、製作も兼任。監督は『007/慰めの報酬』などの<マーク・フォースター>が監督を務めています。無数の感染者が群がって生じた巨大人柱が防壁を越えようとするなど、圧倒的映像場面が印象的な作品です。
元国連捜査官の「ジェリー」(ブラッド・ピット)と家族の乗った車が、渋滞につかまっていました。すると、前方で爆発音が聞こえ、トレーラーが無数の車をはじき飛ばしてクラッシュし、パニック状態の群衆が通りになだれ込んできます。そのただならぬ状態から家族を守ろうと、妻子を連れて逃げる「ジェリー」でしたが、やがて、彼は人間を凶暴化させる未知のウイルスが猛スピードかつ世界的規模で感染拡大しているのを知ります。そんな中、元国連職員の技能と知識を買われた「ジェリー」は、各国を回ってウイルスの感染原因を突き止めるよう依頼されます。
本日<18:30>より「BSテレ東」にて、1975年8月2日より公開されました<山田洋次>監督の『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』が放送されます。
『男はつらいよ』シリーズ15作目になります。旅から旅へ渡り歩く香具師の「寅さん」と故郷・柴又の人々との心のふれあいを描き、今回は11作目『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』に次いで<浅丘ルリ子>がシリーズ二度目のゲスト出演しています。
「寅次郎」と「松岡リリー」(浅丘ルリ子)の結婚話で「とらや」の面々が振り回されるさまを描いちます。相変わらず全国を旅して回るフーテンの「寅さん」。東北のとある田舎町で会社も家族も捨て、蒸発した変わった中年男の兵頭(船越英二)と出会います。心配した「寅さん」は男の家族と連絡をとりつつ、二人旅へ。と、そんなある日、函館で寅は偶然「リリー」と2年ぶりの再会をします。ドサ回りの歌手に戻った「リリー」を加えた3人は楽しい旅を続けますが、「寅さん」は「リリー」とケンカ別れをしてしまいます。
〈パパさん〉こと「兵頭」が持ってきたメロンを巡ってのひと悶着は「メロン騒動」として語り継がれ、「リリー」とケンカした「寅さん」が、雨の降る柴又駅に「リリー」を出向かいに行く、タイトルにもなっています「相合い傘」シーンは、シリーズ屈指の名場面です。
バンドマンの恋愛と人生を描いた『虹が落ちる前に』が、2022年3月19日より全国で順次公開されますが、予告編が解禁されています。
「門真国際映画祭2021」映画部門で最優秀作品賞を受賞した本作は、ある事件に巻き込まれすべてを失った売れないバンドマン「公平」を主人公としたラブストーリーです。
それまでの日常を取り戻せないことを知った「公平」は、ある曲を作り始めます。『春待つ僕ら』の<守山龍之介>が「公平」、NHK連続テレビ小説『あさが来た』・『189』(2021年・監督:加門幾生)の<畦田ひとみ>が将来に不安を覚える恋人の「珠江」を演じています。
監督は、関西の音楽シーンでロックバンドのボーカルや楽曲提供、ミュージックビデオ制作など幅広い活躍をし、短編映画『#000(シャープスリーオー)』で映画監督デビューを果たした<Koji Uehara>が務め、長編監督デビュー作となる『虹が落ちる前に』では、脚本・音楽・衣装も兼任しています。
<守山龍之介>と<畦田ひとみ>のほか、<末松暢茂>、<梶田冬磨>、<昆竜弥>、<板垣雄大>、<田宮拓>、<バンダリ亜砂也>がキャストに名を連ねています。
<岸井ゆきの>、<三浦友和>の共演作『ケイコ 目を澄ませて』が、第72回ベルリン国際映画祭のエンカウンターズ部門へ正式出品されることが決定しています。
『ケイコ 目を澄ませて』は、耳が聞こえない元プロボクサー「小笠原恵子」の自伝『負けないで!』(創出版)を原案とし、生まれつきの聴覚障害と付き合いながらプロボクサーとなった主人公「小河ケイコ」の姿を描く物語です。
「ケイコ」を<岸井ゆきの>(29)、次第に視力を失いつつも「ケイコ」に根気強く指導するトレーナー「笹木克己」を<三浦友和>(69)が演じています。
『ケイコ 目を澄ませて』は、2022年中に全国公開予定となっています。
キャストには<三浦誠己>、<松浦慎一郎>、<佐藤緋美>、<中原ナナ>、<渡辺真起子>、<中村優子>、<中島ひろ子>、<仙道敦子>が名を連ね、監督は、『きみの鳥はうたえる』(2018年)の<三宅唱>が務めています。
本日<13:00(~14:51)>より「NHK BSプレミアム」にて、1954年アメリカ製作の『原題:JOHNNY GUITAR』が、邦題『大砂塵』として1954年10月27日より公開されました作品の放送があります。
<ペギー・リー>がせつなく歌う主題歌『ジョニー・ギター』があまりにも有名になった西部劇です。
山奥の酒場の女主人「ビエンナ」(ジョーン・クロフォード)のもとにかって恋人だったギター弾きの「ジョニー」(スターリング・ヘイドン)がやってきます。町に鉄道を通して商売を大きくさせようとする「ビエンナ」はこの町に鉄道を通そうとする野心や無法者の「ダンシング・キッド」一味との関係が町の人々から嫌われ、「ダンシング・キッド」に恋心を寄せていた「エマ」は町長たちをたきつけて「ビエンナ」を追放しようと画策、一触即発の状態にありました。「ダンシング・キッド」一味が銀行強盗を働いてその場に「ビエンナ」と「ジョニー」が居合わせたことから、町の人々は暴徒と化して「ビエンナ」の酒場を破壊します。
女同士の対決を<ニコラス・レイ>監督がドラマチックに描いた作品です。
<グレッグ・ティアナン>と<コンラッド・ヴァーノン>が監督を務めた劇場アニメ『アダムス・ファミリー2 アメリカ横断旅行!』が、2022年1月28日より公開されますが、家族がアメリカ横断旅行へと出発する場面が収録されている予告編が解禁されています。
本作は、思春期を迎え食卓に顔を見せない長女「ウェンズデー」を心配した父が、家族をキャンピングカーでドライブ旅行に連れ出すさまを描くシリーズ第2作になります。
日本語吹替版には前作から引き続き、<杏>、<生瀬勝久>、<二階堂ふみ>、<堀江瞬>、<秋山竜次>(ロバート)、<京田尚子>、<大塚明夫>らが声を当てています。
昨年末公開の主演作『成れの果て』(監督:宮岡太郎)で好演の<萩原みのり>(24)が主演を務める考察型恐怖体験ホラー映画『N号棟』が、2022年のG.W.に全国で公開されることが決定しています。
<萩原みのり>が本作で演じるのは、「死恐怖症(タナトフォビア)」を抱える大学生の「史織」です。元カレが卒業制作に撮影するホラー映画のロケハンに同行しますが、そこはかつて心霊現象で話題になった廃団地でした。そんな廃団地に住む不可思議な住民らは死者の霊魂の存在を信じ、共生していました。
興味本位でロケハンに訪れた一行は気味悪がり、早く団地をあとにしようと「史織」に持ちかけますが、死への恐怖と闘いながらも、その側面を覗くことによって得られる生の刺激に抗えない「史織」は、同行した元カレと友人を巻き込みながら、廃団地に隠された謎を追っていきます。
共演には、子役時代から数々の作品に出演する<山谷花純>。『夏、至るころ』(2020年・監督:池田エライザ)『衝動』(2021年・監督:土井笑生)と主演作が続く<倉悠貴>、国内外問わず多くの賞を受賞している<筒井真理子>、さらに<諏訪太朗>、<赤間麻里子>、<岡部たかし>らが名を連ねています。
監督は、『リトル・サブカル・ウォーズ ~ヴィレヴァン!の逆襲~』(2020年)の<後藤庸介>が務め、本作では何度も観て確かめたくなる【考察型恐怖体験ホラー】という新ジャンルに挑んでいます。
著者<伊東順子>には、『韓国 現地からの報告』(ちくま新書)、『もう日本を気にしなくなった韓国人』(洋泉社新書)、『ピビンバの国の女性たち』(講談社文庫)などの著書があり、2017年に「韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌『中くらいの友だちー韓くに手帖』」(皓星社)を創刊しています。
本書では、近年話題となった映画、ドラマ、小説などを通じて韓国のリアルな姿を論じています。韓国人にとっての「パワーワード」である「ヒョン(兄)」の意味、一般富裕層とは違う財閥の役割、挨拶代わりの「ごはんを食べましたか?」という問いかけなど、さまざまな文化を掘り下げています。
登場する作品は、映画化もされた小説『82年生まれ、キム・ジヨン』や、映画『南部軍~愛と幻想のパルチザン~』・『ミナリ』・『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』・『パラサイト 半地下の家族』、ドラマ『サイコだけど大丈夫』・『愛の不時着』・『梨泰院クラス』・『Mine』・『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』・『賢い医師生活』、小説『もう死んでいる十二人の女たちと』・『こびとが打ち上げた小さなボール』・『野蛮なアリスさん』などが取り上げられています。
「キム・ジヨンはなぜ秋夕の日に憑依したか?」・「性的マイノリティと梨泰院」・「『ミナリ』は『パラサイト』とは真逆の映画かもしれない」といったテーマを、解説しています。
思想家の<内田樹>は「映画やドラマを見て、そこそこ隣国のことをわかった気持ちになっていたけれど、この本は韓国のほんとうにわかりにくいところ、『字幕にできない』ことをていねいに教えてくれる」と帯に推薦分を寄せています。
本日は<オードリー・ヘプバーン>の命日ですが、<ヘレナ・コーン>が監督を務めたドキュメンタリ映画『オードリー・ヘプバーン』が、2022年5月6日に全国で公開されることが発表されています。
『オードリー・ヘプバーン』は『ローマの休日』(1953年・監督:ウィリアム・ワイラー)・『ティファニーで朝食を』(1961年・監督:ブレイク・エドワーズ)などで知られる女優<オードリー・ヘプバーン>(1929年5月4日~1993年1月20日)の素顔に迫るドキュメンタリー映画です。幼少期に父親に裏切られ、ナチス占領下のオランダという過酷な環境で育った<オードリー・ヘプバーン>は、過去のトラウマと生涯向き合わねばなりませんでした。
これらの経験はバレエダンサーになるという夢を奪い、私生活にも影を落とすことになります。『ローマの休日』をきっかけにスター女優として活躍する一方で、幾度の離婚を経験し、子供たちに愛情を注いでいました。その後、ユニセフ国際親善大使として活動することで、心穏やかに過ごす方法を見出します。。
映画には『オールウェイズ』(1989年・監督:スティーブン・スピルバーグ)でヘプバーンと共演した<リチャード・ドレイファス>や、1月6日に死去した<ピーター・ボグダノヴィッチ>のほか、息子、孫、家族ぐるみの友人が登場しています。
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