<瀬戸かほ>(28)の主演で2022年4月8日より全国で順次公開されます『クレマチスの窓辺』の特報が公開されています。
本作では、東京生まれ東京育ちの主人公「絵里」(瀬戸かほ)が都会の生活を抜け出して、地方にある古民家で暮らす1週間が描かれています。その街で暮らすひと癖ある人々との交流が、彼女を少しずつ変えていきます。これが劇場デビュー作となる<永岡俊幸>が監督を務め、オール島根ロケで撮影されました。
特報は、「絵里」が過ごした日々が切り取られています。終盤には「ちょっぴり時季外れだけれど、このヴァカンスはとっておき!」とのコピーが映し出されます。
<里内伽奈>、<福島俊策>、<小山梨奈>、<ミネオ ショウ>、<星能豊>、<サトウ ヒロキ>、<牛丸亮>、<宇乃うめの>、<しじみ>、<西條裕美>、<小川節子>がキャストに名を連ねています。
今夜<19:30>より「BS日テレ」にて、2005年10月1日より公開されました『蝉しぐれ』の放送があります。
<藤沢周平>原作『蝉しぐれ』(1988年5月・文藝春秋刊)の長編時代小説を<市川染五郎>主演で映画化した時代劇映画。監督は、2003年のNHK「金曜時代劇」にてテレビドラマ化の脚本を担当した<黒土三男>が務め、主人公が想いを寄せ続ける女性の「ふく」役には<木村佳乃>が扮しています。
映画主題歌は、完成した映像を見て感銘を受けた<一青窈>が手がけた『かざぐるま』が使用されています。日本各地でロケを敢行し、収められた美しい自然の数々や、場面の節目ごとに流れる「蝉しぐれ」の声が物語をさらにドラマチックに盛り立てている作品です。
江戸時代の東北の海坂藩。下級藩士の「牧文四郎」(市川染五郎)の父(緒形拳)は、藩の派閥抗争に巻き込まれ、冤罪によって切腹を命じられます。「文四郎」は謀反をおこした父の子として家督を減らされ、数々の試練にさらされることになります。
共演として、<今田耕司>、<ふかわりょう>、<石田卓也>、<佐津皮愛美>、<小倉久寛>、<根本りつ子>、<渡辺えり子>、<原沙知絵>、<大滝秀治>、<原田美枝子>が名を連ねています。
2月10~20日に開催される第72回ベルリン国際映画祭の7人の審査員に、『ドライブ・マイ・カー』で「米ゴールデン・グローブ賞」など複数の賞を受賞しています<濱口竜介>監督(43)が選ばれています。映画祭の事務局が26日、審査員の顔触れを発表しました。
<濱口竜介>氏は、昨年のベルリン映画祭では『偶然と想像』で銀熊賞(審査員大賞)を受賞しています。審査委員長は、<ブルース・ウィリス>主演の『シックス・センス』(1999年)・ 『スプリット』(2017年)・『オールド』(2021年)などで知られる<M・ナイト・シャマラン>監督(51)が務めます。
今年のベルリン映画祭では、最高賞の金熊賞を決めるコンペ部門では日本作品のノミネートはありません。
ただ、ジェネレーション部門に<川和田恵真>監督の『マイスモールランド』(2022年5月公開)と<荒木哲郎>監督のアニメ『バブル』(2022年5月13日公開)が出品されています。また、エンカウンターズ部門では、<三宅唱>監督の『ケイコ 目を澄ませて』が出品されています。
本日<13:00(~16:11)>より「NHK BSプレミアム」にて、1945年フランス製作の『原題:Les enfants du paradis』が、邦題『天井桟敷の人々』として1952年2月20日より公開されましたが、製作75周年を記念して「4K修復版」として2020年10月23日よりリバイバル公開されました作品の放送があります。
フランス映画の古典として知られる傑作群像劇です。19世紀半ばのパリを舞台に、女芸人「ガランス」をめぐってさまざまな男たちが織りなす人間模様を、第1部「犯罪大通り」、第2部「白い男」の2部構成で描いています。1840年代、劇場が立ち並ぶパリの犯罪大通り。パントマイム師の「バチスト」は、女芸人「ガランス」を偶然助け、彼女に恋心を抱きます。「ガランス」は俳優「ルメートル」や犯罪詩人「ラスネール」にも思いを寄せられていましたが、誰のものにもなりません。そこへ、同じく「ガランス」にひかれる富豪の「モントレー伯爵」が現れます(第1部)。
数年後、座長の娘「ナタリー」との間に一児をもうけた「バチスト」は、フュナンビュル座の看板俳優として舞台に立っていました。そんな「バチスト」を毎夜お忍びで見に来る女性がいましたが、彼女こそ伯爵と一緒になった「ガランス」でした。「ガランス」が訪れていることを聞いた「バチスト」は、ある時、居ても立っても居られずに舞台を抜け出します(第2部)。
第2次世界大戦の最中、ナチスドイツ占領下のフランスで撮影だけで約2年の歳月をかけて製作された。監督と脚本は、ベネチア国際映画祭の監督賞を受賞した<マルセル・カルネ>と<ジャック・プレベール>が務めています。
出演は「バチスト」に<ジャン・ルイ>、「ガランス」に<アルレッティ>、「ナタリー」に<マリア・カザレス>、「モントレー伯爵」に<ルイ・サルー>が名を連ねています。解放後間もないフランスで公開されて大ヒットを記録し1979年にはフランス映画史上ベストワンに選ばれ、ベネチア国際映画祭特別賞などを受賞した作品です。
今夜<20:00(~22:00)>より「BS日テレ」にて、1995年11月18日より公開されました松竹創業100周年記念作品『鬼平犯科帳』の放送があります。
原作は<池波正太郎>の同名ベストセラー小説で、テレビドラマ・舞台でと、幅広くその人気を誇る〈鬼平〉こと「長谷川平蔵」の活躍を描いた時代劇です。監督は同テレビシリーズの監督も務めている<小野田嘉幹>で、主演はテレビシリーズでもおなじみの<中村吉右衛門>が扮しています。
「鬼平(鬼の平蔵)」の異名を持つ火付盗賊改方長官「長谷川平蔵」(二代目中村吉右衛門)の前に「狐火の勇五郎」を名乗る盗賊が現れる。 その犯行は、押し入った屋敷の者を皆殺しにする残虐な手口ですが、本来「狐火の勇五郎」は人を殺めたりはしません。「 平蔵」の密偵である「おまさ」(梶芽衣子)はかつて恋仲にあった「勇五郎」(世良公則)と逢い、「勇五郎」の腹違いの弟「文吉」(遠藤憲一)が「勇五郎」の名を騙っていることを知り、「平蔵」に報告します。
一方、「勇五郎」の一件の裏には、大阪の元締「白子の菊右衛門」(藤田まこと)と江戸の盗賊の頭「荒神のお豊」(岩下志麻)が絡んでいました。 そして、「平蔵」に恨みを抱いている「お豊」は平蔵の息子「辰蔵」(東根作寿英)に目を付けるのでした。
本日<13:00(~15:08)>より「NHK BSプレミアム」にて、2010年1月30日より公開されました『おとうと』の放送があります。
女手一つで娘を育ててきた姉と、大阪で芸人にあこがれながら破天荒な暮らしを送る弟との再会と別れを描きます。10年ぶりの現代劇となる<山田洋次>監督が<市川崑>監督の『おとうと』(1960年)にオマージュをささげ、戦後に生まれ育った姉弟のきずなをバブル景気直前に生まれた娘を通して、現在と今後の日本の家族の姿を映しだしています。
主演を<吉永小百合>が務め、その弟役を<笑福亭鶴瓶>が演じ。笑いと涙にあふれた家族の希望と再生の物語に胸を打たれます。
夫を亡くした「吟子」(吉永小百合)は、東京のある商店街にある薬局を女手一つで切り盛りしながら娘の「小春」(蒼井優)を育て、義母の「絹代」(加藤治子)と3人で暮らしていました。やがて、「小春」の結婚が決まり、結婚式当日を迎えますが、「吟子」の弟「鉄郎」(笑福亭鶴瓶)が紋付はかまで大阪から現われ、披露宴を酔っ払って台なしにしてしまいます。
25日、日本映画製作者連盟は2021年の映画興行収入が1618億9300万円(前年比113.0%)、入場者数は1億1481万8000人(同108.2%)だったと発表しています。
現在の方式で集計を始めて以降最低だった2020年に比べ若干回復したものの、引き続き新型コロナウイルスの影響を受け、いずれも過去2番目の低水準にとどまっています。
2021年の公開作品別では、『シン・エヴァンゲリオン劇場版:❘❙』が102億8000万円で邦画・洋画を通じトップでした。『名探偵コナン 緋色の弾丸』(76億5000万円)、『竜とそばかすの姫』(66億円)が続き、興行収入の上位をアニメ作品が占めています。
団地のベランダから落ちた植木鉢を巡る偽りと真実の数々を描いた『誰かの花』が、2022年1月28日より全国で公開されます。
鉄工所で働く「孝秋」は、薄れゆく記憶の中で徘徊する父「忠義」と、そんな父に振り回される母「マチ」のことが気がかりで、実家の団地を訪れます。しかし「忠義」は数年前に他界した「孝秋」の兄との区別がつかない様子で、「孝秋」を見てもぼんやりとうなずくだけでした。
ある日、強風の中で団地のベランダから落下した植木鉢が住民に直撃し、救急車やパトカーが出動する騒ぎが起こります。父の安否を心配する「孝秋」でしたが、「忠義」は何事もなかったかのように自宅にいました。ベランダの窓が開いたままで、「忠義」の手袋に土が付着しているのを見つけた「孝秋」は、父への疑いを募らせていきます。
『ケンとカズ』の<カトウシンスケ>が主演として「孝秋」に扮し、母「マチ」に<吉行和子>、父「忠義」に<高橋長英>が演じています。横浜の黄金町のミニシアター「シネマ・ジャック&ベティ」の30周年に向けて企画・製作された作品で、横浜のとある団地を舞台に、本作が『世界を変えなかった不確かな罪』いい(2017年)に続く長編2作目となる横浜出身の<奥田裕介>が監督を務めています。
<的場浩司>の主演で、時代に取り残された男たちの生きざまを描いたヤクザ映画『修羅の世界』が、2022年1月28日より全国で公開されます。
横浜を拠点とする任侠団体・龍安組では、組長である「円月」(渡辺裕之)の教えにより麻薬の商売は御法度でした。龍安組の「毛利」(的場浩司)はそんな「円月」の教えに従い、麻薬取引を行う敵対組織・山神組の組長を暗殺しますが、そのことで組のなかの中立派たちとの間に対立が生じてしまいます。
そんなある時、「毛利」は「円月」から、彼の息子を預かり一人前の男に育てあげてほしいと頼まれます。「円月」の息子である「才賀」(榊原徹士)は無鉄砲で気性が荒く、毛利の家で住み込みで働きだしたものの、さっさと抜け出してしまいます。「円月」はそんな「才賀」を勘当することに決めます。
裏社会を舞台に、自分の歩んできた道を信じる壮年の男たちと、これから自分たちが作り上げる未来を信じる若い世代との衝突や軋轢から生まれる展開を描き出しています。監督は、『裏と表』の<藤原健一>が務めています。
『害虫』(2002年)・『カナリア』(2004年)・『抱きしめたい 真実の物語』の<塩田明彦>監督が、元「さくら学院」の<新谷ゆづみ>と<日高麻鈴>をダブル主演に迎えた『麻希のいる世界』が、2022年1月29日より全国で公開されます。
『さよならくちびる』(2019年)で<新谷ゆづみ>と<日高麻鈴>に出会った<塩田明彦>監督が、2人を想定して執筆したオリジナル脚本をもとに撮りあげました。重い持病を抱え、生きることに希望を持てずにいた高校2年生の「由希」(新谷ゆづみ)は、同年代の「麻希」(日高麻鈴)と海岸で運命的な出会いをします。「麻希」は男性関係の悪い噂が原因で周囲から嫌われていましたが、彼女の勝ち気な振る舞いは「由希」にとって生きるよすがとなり、2人は行動をともにするようになります。
「麻希」の美しい歌声を聞いた「由希」は、その声で世界を見返すべくバンドの結成を決意します。一方、「由希」に思いを寄せる軽音部の「祐介」(窪塚愛流)は彼女から「麻希」を引き離そうとしますが、結局は彼女たちの音楽づくりに協力することになります。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ