2014年12月10日、JR西日本が大阪環状線の新車両「323系」の導入を発表しています。2016年度から配備を開始し、2018年度末までに現行車両からの置き換えを完了するとのことでした。
大阪環状線には、1969年に導入された「103系」と「201系」という国鉄時代からの通勤電車が走行していますが、「323系」の投入により大阪環状線からは姿を消します。
8月31日の『讀賣新聞』朝刊に、「半世紀お疲れさま」との見出しで、「103系」が10月3日(火)に引退との記事が出ていました。角ばったオレンジ色の車体もいよいよ見納めになります。
ラストランには、多くの鉄道ファンで、また賑わうことでしょう。
< 「秋の関西1デイパス」のJR自由周遊区間(画像:京阪電鉄) >
JR西日本、京阪電鉄、南海電鉄、近鉄、大阪水上バス、近江鉄道の6社は2017年9月4日(月)から、秋の日帰り旅行に便利な一日乗車券「秋の関西1デイパス」を発売します。
JR自由周遊区間の普通列車(新快速、快速含む)の普通車自由席をはじめ、大阪水上バスの「アクアライナー」や「水都号アクアmini」、近江鉄道の電車全線が1日乗り放題になります。
また、京阪沿線の比叡山延暦寺、南海沿線の高野山、近鉄沿線の飛鳥のいずれかのエリアひとつを周遊できるチケットとの引換券がセットになっています。
価格は大人3600円、子供1800円。発売期間は9月4日(月)から12月10日(日)まで、利用期間は9月7日(木)から12月10日(日)までです。JR西日本の主な駅の「みどりの窓口」「みどりの券売機」のほか、主な旅行会社などで販売されます。
JRは、料金を払えば自由周遊区間の特急列車も利用可(新幹線は不可)。また、JR自由周遊区間内の主な駅にある、JR西日本レンタカー&リースが運営するレンタサイクル「駅リンくん」を1日1回に限り利用できます。「びわ湖クルーズ」乗船料などの割引特典も受けられます。
時刻表片手に、一日の行程を考えるのも、なんだか楽しい時間が過ごせそうです。
JR西日本は2017年8月28日(月)、会社発足30周年を記念し、9月1日(金)から「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」を枚数限定で発売すると発表しました。
10月の土休日に、JR西日本全線などの新幹線、特急、普通列車が1日乗り放題になります。詳細は次のとおりです。
●価格
・大人1万円
・子供1000円(子供用のみの購入・利用不可)
●発売期間
・9月1日(金)から10月15日(日)まで
・利用日の1か月前から14日前まで発売
・1利用日あたり3000枚まで発売
●利用期間
・10月の土休日のうち1日
・予約時に利用日を指定
●発売箇所
・JR西日本のインターネット予約サイト「e5489」
・駅、旅行会社での発売なし
●利用できる列車と設備
・JR西日本全線の新幹線、特急、普通(新快速、快速含む)列車の普通車自由席
・智頭急行、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道(市振~糸魚川)の特急、普通列車の普通車自由席(乗車整理券やライナー料金が必要な列車を除く)
・JR西日本宮島フェリー
新幹線や特急、普通列車のグリーン車や普通車指定席などに乗車する場合は、必要な料金券のほか乗車券も必要です。また、予約後の日付変更や使用開始後の払い戻しはできないため、注意が必要です。
< 水色の「めでたいでんしゃ」のイメージ(画像:南海電鉄) >
南海電鉄は2017年8月23日(水)、加太線で運行している観光列車「めでたいでんしゃ」に、海をイメージした水色の車両を新たに加えて運行すると発表しました。
2016年4月から運行しているピンク色の「めでたいでんしゃ」をベースに、加太の海のイメージを取り入れたデザインが施されます。外装は、うろこ柄の車体を水色に塗装。内装の各所には海の生き物が散りばめられ、水色の床面に釣り場やサーフボードが描かれます。
座席シートは3種類のオリジナル柄を採用。扉の横には開閉に連動した仕掛けや、窓を通してシュノーケリングをしているように見えるステッカーが配置されます。また、木製のつり革にも海の生き物がデザインされ、海の中にいるような空間を演出されているといいます。
運行開始日は10月7日(土)。車両は7100系電車の2両編成です。和歌山市~加太間で運行されます。
南海電鉄は「電車に乗っていながら、まるで海の中にいるような気分が味わえる、加太線にぴったりの観光列車になっています。ピンク色の「めでたいでんしゃ」と両方乗車できる機会もできそうで、いいことがありそうです。
< 旧「旅人 ホームページより >
西日本鉄道は、太宰府観光列車「旅人(たびと)」の車両を8000形電車から3000形電車に変更し、外観なども含めリニューアルすると発表しました。
「旅人」は2014年3月22日から運行されていますが、使用車両の8000形6両は製造から29年が経過したことから、今回、3000形5両に変更されます。
外装は従来車両の観光名所をメインとしたデザインから一新し、太宰府の名所・四季を絵巻風にデザイン。内装も従来の、車両ごとに設定していた開運テーマを改め、「健康長寿」「安産」「厄除け」「家内安全」「学業成就」の5つの願いを込め、和文様で表現するといいます。
また、全車両には「開運カード」が、3号車には「祈願箱」や乗車記念スタンプが置かれます。
新「旅人」は9月16日(土)から運行が開始されます。同日午前10時25分からは西鉄福岡(天神)駅で「旅人」車両の引継式が開催される予定です。その後、新「旅人」は西鉄福岡(天神)~太宰府間や二日市~太宰府間で、毎日運行されます。
なお「旅人」に乗車する際は、特別料金は不要です。通常の運賃のみで利用できます。現在の8000形「旅人」の最終運行は、9月16日(土)小郡10時02分発・西鉄福岡(天神)行き急行列車の予定です。
駅の売店「KIOSK」などを運営しているJR東日本リテールネットは、「特急列車ヘッドマーク弁当」の第2弾「あさま」を、明日19日(土)から発売します。
「特急列車ヘッドマーク弁当」は、在来線の特急列車をテーマに、沿線の店が献立を監修するもの。容器は繰り返し使える密閉性の高いスケーター社の「4点ロックランチボックス」が採用されています。7月24日に第1弾の 『ひばり』 が発売されています。
「あさま」の監修元は、駅弁「峠の釜めし」で知られる創業132年の「荻野屋」です。秘伝のたれを使った鶏もも照り焼きをはじめ、特製のレシピで調理した鶏そぼろ、鶏もつ煮で仕上げられています。
価格は第1弾と同額の2160円(税込)。東京駅、品川駅、上野駅、大宮駅、蒲田駅にある弁当専門店「膳まい」5店舗で販売されます。
1933(昭和8)年の8月18日。和歌山鉄道が伊太祁曽駅から貴志駅まで延伸し、現在の和歌山電鐵(和歌山~貴志)が全線開業しました。
このとき誕生した終点の貴志駅では2007(平成19)年、同駅売店で飼われていた猫「たま」が駅長へ就任。大きな話題を集め、2010(平成22)年には開業当時から使われていた駅舎が、現在の猫形駅舎へ改築されました。
貴志駅の<たま>駅長は、2015年6月22日に死去。駅長代理だった<ニタマ>が、「たまII世」として新駅長に就任しています。
神戸市、西宮市、灘五郷酒造組合、阪神電気鉄道の4者が連携して取り組む「灘の酒蔵」活性化プロジェクトとして、以前に阪神電鉄の 「ラッピング電車」 を紹介しました。阪神電鉄は日本酒にちなんだラッピング列車「Go!Go!灘五郷!」の運行を10月1日(日)から開始。初日は甲子園駅で出発式が催される、その後、乗車会を実施。現在、乗車会の参加者を募集中。参加費無料。
場所 甲子園駅~神戸三宮駅
時間
12:19 甲子園駅出発(甲子園駅~神戸三宮駅間で車内イベントを実施)
12:44 神戸三宮駅到着・解散
募集人数
150人※応募者多数の場合は抽選
募集期間
2017年8月8日(火)~9月10日(日) 申し込みについては 「こちら」 から。
同イベントの参加者には「Go!Go!灘五郷!」オリジナル枡がプレゼントされるほか、甲子園駅から神戸三宮駅間の車内で日本酒に関する雑学や豆知識をクイズ形式で行い、賞品も用意されています。
観光列車「『あめつち』~天地の初発のとき~」の外観イメージ。車両はキハ47形ディーゼルカー2両(定員59人)を使用(画像:JR西日本)
鳥取県と島根県、JR西日本米子支社は2017年8月17日(木)、新しい観光列車「『あめつち』~天地(あめつち)の初発(はじめ)のとき~」を、2018年7月から鳥取~出雲市間を運行すると発表しました。
2018年夏に開催する観光キャンペーン「山陰デスティネーションキャンペーン」にあわせてデビューするもので、列車名は『古事記』の書き出しに由来するといいます。
コンセプトワークや監修を務めるのは、島根県出雲市の出身で、『RAILWAYSー49歳で電車の運転士になった男の物語』や『たたら侍』などの作品で知られる映画監督の<錦織良成>さん。車両デザインの色彩を担当するのは、島根県松江市の出身で、『ハウルの動く城』や『崖の上のポニョ』などで美術監督を務めた<吉田 昇>さんです。
山陰地方は神話、神社、酒、歌舞伎、相撲など日本文化のさまざまなツールがあるとされることから、コンセプトは「ネイティブ・ジャパニーズ」に。車両の外装は、山陰の空や海を表現した紺碧(こんぺき)色と、山陰の山並みや、たたら製鉄にちなんだ日本刀の刃文(はもん)を表現した銀色にデザインされます。
京急グループの株式会社京急ステーションコマースでは、鉄道玩具「プラレール京急新1000形マイナーチェンジ車」を、一般発売に先駆けて、8月18日(金)に京急グッズショップ「おとどけいきゅう」鮫洲店、「おとどけいきゅうプラス」横浜港大さん橋店およびオンラインショップ「おとどけいきゅう」で先行発売(税込2500円:9000個限定販売)します。
「京急新1000形マイナーチェンジ車」は、2016年11月に新1000形ステンレス車にマイナーチェンジを施し、車体側面が幅広の赤と白色フィルムをデザインし、京急と言えば“赤い電車”のイメージを踏襲した車両となっており、その車両をプラレール化した商品を今回新発売されます。
8月18日(金)から京急グッズオンラインショップ「おとどけいきゅう」各店で先行発売を開始するほか、8月25日(金)からセブン-イレブン京急ST店(一部の店舗)、京急ステーションストア(一部の店舗)でも、順次販売を開始します。
京急グッズショップ「おとどけいきゅう」鮫洲店や一部の店舗で、車掌の制服・制帽を身に着けた「プラキッズ京急女性車掌」(非売品)を数量限定(1500個)でのプレゼントがおこなわれます。
でも、車掌さんの顔、どう見ても女性と思えないのですが、みなさんはいかがでしょうか。
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