21日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、前日比49円74銭(0.15%)安の3万3338円29銭で前場を終えています。年初来高値「3万3753円33銭」を前に高値警戒感から利益確定売りが優勢でした。ただ前日の米株式相場の上昇は支えで、値がさの半導体関連銘柄に買いが入り指数を支えています。
11月に入って日経平均株価は2500円ほど値を上げており、前日の日経平均は取引時間中に(7月3日)の年初来高値「3万3753円33銭」を一時上回った後に下げに転じています。前日と同様に高値圏では目先の利益を確定する売りを出す動きが広がりました。
後場寄り付きに日経平均株価は再び上げに転じる場面がありました。引き続き国内株式相場の先高観は根強い様子ですが、きょうの外国為替市場で円相場が「円高・ドル安方向」に振れているのは輸出関連銘柄の逆風で、相場全体の方向感が乏しくなっています。
終値は続落し、前日比33円89銭(0.10%)安の3万3354円14銭で終えています。
20日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は小幅に続伸して始まりました。目新しい取引の材料が少ないなかで、主力株への買いが優勢となっています。ソフトウエアのマイクロソフトが上昇し、指数を支えています。
前週末にオープンAIの最高経営責任者(CEO)を解任された<サム・アルトマン>氏の去就を巡って、マイクロソフトがオープンAI元社長の<グレッグ・ブロックマン>氏とともに、新たな人工知能(AI)研究チームに迎え入れたと明らかになりました。マイクロソフトは出資先であるオープンAIとも「提携にコミットする」と19日深夜の声明文で明らかにしており、AI戦略の不透明感への警戒が薄れています。
もっとも、買いの勢いは限られています。21日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(10月31日~11月1日開催分)や画像処理半導体のエヌビディアの四半期決算が発表されるほか、23日は感謝祭の祝日で株式市場が休場となります。積極的な売買を手控える雰囲気が出ています。
終値は続伸し、前週末比203ドル76セント(0.58%)高の3万3535ドル04セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前週末比159.05ポイント(1.13%)高の1万4284.53でした。
S&P500種は、前週末比33.36ポイント (0.74%)高の4547.38でした。
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、前引けは前週末比22円79銭(0.07%)安の3万3562円41銭でした。
一時は、(7月3日)の年初来高値「3万3753円33銭」を上回り、1990年3月以来およそ33年8か月ぶりの高値水準「3万3853円46銭」を付けましたが、短期的な相場過熱を警戒した利益確定売りに押され、買いの勢いは続きませんでした。
前場中ごろから日経平均は急速に伸び悩んでいます。急ピッチで株価水準を切り上11月に入ってからの上げ幅は前週末までに2700円あまりに達しており、年初来高値を上回ったタイミングで売りを出す投資家も多くいたようです。
終値は続落し、前週末比197円17銭(0.59%)安の3万3388円03銭で取引を終えています。
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。ダウ平均は今月に入り、1900ドル近く上昇しています。過熱感が意識されやすく、主力銘柄の一部には利益確定売りが出ています。一方で、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測の後退が株式相場を支えており、取引開始直後のダウ平均は上昇する場面がありました。
前日16日のダウ平均株価は小幅に「45ドル74セント」(0.13%)下げたものの、今週に入り、660度ルあまり上昇し、15日には8月以来の高値「3万4991ドル21セント」を付けており、目先の利益を確定させる売りが出ています。
17日午前の米債券市場で長期金利は(4.4%台半ば)と、前日終値(4.43%)とほぼ同水準で推移しています。一時は(4.37%)とおよそ2カ月ぶりの低水準を付けました。今週発表の消費者物価指数(CPI)などの物価指標がインフレの鈍化を示し、米国の利上げ局面が終了したとの見方が強まっています。
朝発表の10月の住宅着工件数は前月に比べ(1.9%)増え、市場予想(0.6%減)に反し、増加しています。米経済の底堅さを示し、長期金利に上昇圧力がやや強まりました。
終値は小幅に続伸し、前日比1ドル81セント(0.0052%)高の3万4947ドル28セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比11.81ポイント(0,084%)高の1万4125.48でした。
S&P500種は、前日比5.78ポイント (0.13%)高の4514.02でした。
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、午前の終値は前日比1円48銭(0.00%)安の3万3422円93銭で前場を終えています。このところ急ピッチの株高が続いていたとあって、前日の米ダウ工業株30種平均株価の下落を受けて利益確定目的の売りが先行しました。
一方、米追加利上げの観測が後退するなか、海外ヘッジファンドなど短期志向の投資家の先高観は根強く、株価指数先物への断続的な買いで日経平均の上げ幅は、10時前に一時100円を超え「3万3529円82銭」を付ける場面がありました。
日経平均は11月に入ってからの上げ幅が前日までで2500円あまりに達しており、(7月3日)につけた年初来高値(3万3753円33銭)までに迫っており、上値では短期的な相場過熱を警戒した利益確定売りも出ており、新規の材料に乏しいなか現時点で一段と上値を追う動きはありませんでした。
終値は反発し、大引けは前日比160円79銭(0.48%)高の3万3585円20銭で取引を終えています。
16日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。四半期決算で業績や見通しが振るわなかった銘柄を中心に下落しています。このところ上昇が続いた後で、主力銘柄の一部には利益確定や持ち高調整の売りも出やすい半面、長期金利の低下が支えとなり、ダウ平均は小幅な上昇に転じる場面がありました。
ダウ平均は前日までの4営業日で1000ドルあまり上昇しています。8月中旬以来の高値を付けた後で、短期的な利益確定や持ち高調整の売りも出ています。一方、米債券市場では長期金利が低下しており、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いは相場を支えています。
朝発表の週間の新規失業保険申請件数は「23万1千件」と、市場予想(22万件)を上回ったうえ、前回分も小幅に上方修正されました。労働需給の逼迫が緩和しているとの見方が広がり、米連邦準備理事会(FRB)が高い政策金利を長く保つとの観測が一段と後退しています。
終値は5営業日ぶりに反落し、前日比45ドル74セント(0.13%)安の3万4945ドル47セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比9.84ポイント(0.070%)高の1万4113.67でした。 S&P500種は、前日比5.36ポイント (0.12%)高の4508.24でした。
16日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比227円68銭(0.68%)安の3万3292円02銭で前場を終えています。前日まで日本株の上昇基調が続いたため、短期的な過熱感を意識した売りが優勢でした。
前日まで日経平均は3日続伸し、15日は「823円77銭」(0.23%)高の今年最大の上げ幅でした。きょうは主力の半導体関連を中心に利益確定売りが出ています。アジア株や米株価指数先物が16日午前に軟調に推移していることも日本株の重荷となりました。
日経平均は上昇する場面もみられました。前日の米株高を背景に買いが入っています。前日に比べて円安・ドル高が進み、輸出関連を中心に支援材料となったほか、米長期金利の上昇などで銀行株も買われています。
終値は営業日ぶりに営業日ぶりに反落し、前日比95円29銭(0.28%)安の3万3424円41銭で終えています。
15日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は4営業日続伸して始まりました。朝発表の10月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想に反し、前月比で下落しました。インフレ鈍化を背景に米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退しており、消費関連株などに買いが先行しました。
10月の米(PPI)は前月比(0.5%下落)と、市場予想(0.1%上昇)を下回りました。エネルギー・食品を除くコア指数も市場予想以下でした。前日発表の10月の消費者物価指数(CPI)に続き、米国の物価上昇の鈍化を示す指数となっています。(FRB)による利上げ局面が終わったとの見方が株式相場を支えています。
朝発表の10月の米小売売上高は前月比(0.1%減)と市場予想(0.2%減)ほど落ち込まず、9月分も上方修正され、米消費の底堅さが意識されています。
終値は4営業日の続伸、前日比163ドル51セント(0.47%)高の3万4991ドル21セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比9.45ポイント(0.067%)高の1万4103.84でした。 S&P500種は、前日比7.18ポイント(0.16%) 高の4502.88でした。
15日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、午前の終値は前日比645円63銭(1.97%)高の3万3341円56銭でした。取引時間中としては2カ月ぶりに節目の3万3000円を上回っています。
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は前日比(1.43%)高、ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は(2.37%)高でした。米インフレ指標となる10月の消費者物価指数(CPI)が鈍化し、前日の米市場で長期金利が大幅に低下。株式の相対的な割高感が薄れて米ハイテク株が買われ、東京市場でもPER(株価収益率)の高い半導体関連株を中心に買いが広がっています。
内閣府が15日に発表しました7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除く実質で前期比年率(2.1%減)でした。3四半期ぶりのマイナス成長となり、国内長期金利が一時低下したことも株式相場の支えとなっています。
終値は大幅に続伸し、前日比823円77銭(2.52%)高の3万3519円70銭で終えています。
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日続伸して始まりました。14日発表の10月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が一段と後退したことから買いが入っています。
10月の(CPI)は前月比で横ばいと、市場予想(0.1%上昇)を下回りました。エネルギー・食品を除いたコア指数は(0.2%上昇)し、これも市場予想(0.3%上昇)以下でした。コア指数の前年同月比の上昇率は(4.0%)と、市場予想(4.1%)を下回っています。インフレの鈍化を示す内容で、(FRB)が高い政策金利を長く維持するとの見方が後退しています。
前日終値(4.64%)の米長期金利は一時(4.43%)に低下しました。株式の相対的な割高感が薄れたのも相場を支えています。米景気の大幅な悪化が避けられるとの見方から景気敏感株が買われています。
終値は3営業日の続伸、前日比489ドル83セント(1.43%)高の3万4887ドル70セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比326.64ポイント(2.37%)高の1万4094.38でした。 S&P500種は、前日比84.15ポイント (1.91%)高の4495.70でした。
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