日経平均株価(6月6日)終値3万8703円51銭
6月
6日
6日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比351円58銭(0.91%)高の3万8841円75銭でした。
5日の米株式市場で「エヌビディア」が急伸するなど、ハイテク株が上昇した流れを引き継いだ買いが優勢でした。半導体関連株など値がさ株の上昇が日経平均を押し上げ、上げ幅は一時、500円を超えて心理的な節目の3万9000円を上回り「3万9011円93銭」の高値をつける場面がありました。
5日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が最高値を更新しています。米雇用指標がインフレ圧力の和らぎを映したとの受け止めから、米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げの思惑が広がっています。
米長期金利の低下とともに、ハイテク株には株式の相対的な割高感が薄れるとの見方から買いが入りました。生成AIの「エヌビディア」が大幅高となり、時価総額は初めて3兆ドル台に乗せています。東京市場では東エレクやアドテストなど値がさの半導体関連の上昇が目立ちました。
終値は、前日比213円34銭(0.55%)高の3万8703円51銭で取引を終えています。