長編デビュー作『花に嵐』が「PFFアワード2016」で準グランプリを受賞した<岩切一空>の監督作品『聖なるもの』が、2018年4月14日より全国で公開されます。
ある大学の映画研究会。大学3年になる「岩切」は、4年に1度、映画研究会に現れる謎の彼女と作った映画は必ず大傑作になるという噂を耳にします。そしてある日、僕の目の前にミステリアスな黒髪の美少女「南」が現れます。
彼女に魅了された「岩切」は後輩の「小川」らを巻き込み、衝動的に「南」主演の映画を撮り始めます。
2人のヒロイン「南」役と「小川」役を<南美櫻>と<小川紗良>が演じ、劇中歌、主題歌を<ボンジュール鈴木>が担当しています。「MOOSIC LAB2017」でグランプリ、最優秀女優賞など4部門を獲得した作品です。
長編デビュー作『私の20世紀』(1989年)でカンヌ国際映画祭カメラドール(最優秀新人監督賞)を受賞したハンガリーの<イルディコー・エニェディ>が、18年ぶりに長編映画の監督を務め、「鹿の夢」によって結びつけられた孤独な男女の恋を描いた原題『Testrol es lelekrol』が、邦題『心と体と』として、2018年4月14日より全国で公開されます。
ブダペスト郊外の食肉処理場で代理職員として働く若い女性「マーリア」は、コミュニケーションが苦手で職場になじめずにいました。片手が不自由な上司の中年男性「エンドレ」は「マーリア」のことを何かと気にかけていましたが、うまく噛み合いません。
そんな不器用な2人が、偶然にも同じ夢を見たことから急接近していきます。「マーリア」を<アレクサンドラ・ポルベーイ>、「エンドレ」に<ゲーザ・モルチャーニ>が扮しています。
2017年・第67回ベルリン国際映画祭で最高賞の金熊賞をはじめ4部門に輝いた作品です。
西宮市大谷美術館にて、2018年4月7日(土)~5月27日(日)の期間、巡回展「追悼特別展 高倉健」が開催されます。
<高倉健>(1931年2月16日~2014年11月10日・83歳)の映画俳優としての仕事と業績をあらためて顕彰する同展。<高倉>さんをモチーフとした<横尾忠則>さん、<森山大道>さんによる作品とともに、出演作205本すべてから抜粋した出演場面の映像が紹介されています。<高倉>さんが所蔵していた台本や小道具、スチール写真、ポスター、プレスシートといった宣伝物など、貴重資料を一堂に展示し、時代とともに歩んだ足跡がたどりれます。
同展で紹介するのは、<高倉>さんが出演した各場面抜粋の映像展示ですが、元町商店街4丁目のミニシアター「元町映画館」(神戸市中央区元町通4)と新開地の「Cinema KOBE」(兵庫区)では同展会期中、高倉さん主演映画の上映が行なわれます。
「Cinema KOBE」では、5月12日~18日=「新幹線大爆破」「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」の2本立て、「元町映画館」では、19日~25日=「飢餓海峡」、26日~6月1日=「君よ憤怒の河を渉(わた)れ」を上映する。4作品ともデジタル上映。
期間中、展覧会と映画を見た人を対象にスタンプカードを配布。各会場を巡ってスタンプを集めると先着100人に展覧会告知ポスターを進呈するほか、相互割引システムとして、美術館のチケット提示で各映画の一般当日料金から、映画のチケット提示で美術館の一般当日料金から200円割り引かれます。
全国で公開中の「映画ドラえもん のび太の宝島」が、3月3日から4月3日までの32日間の累計興行収入が44.4億円を超え、これまでの最高記録、『のび太の南極カチコチ大冒険』(2017年3月4日公開)の44.3億円を上回り、新シリーズの最高興行収入記録を更新しました。4日に配給元の東宝が発表しています。
これで2016年公開「新・のび太の日本誕生」以来、3作連続の40億円超えを果たし、新シリーズ最高興収を更新し続けている。『のび太の宝島』は、「映画ドラえもん」シリーズ38作目で、現声優陣で制作された2006年公開『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』以降の新シリーズ13作目。32日間の成績は動員389万8193人、興収44億4223万8200円。昨年の「のび太の南極カチコチ大冒険』対比約120%で推移しており、興収50億円突破も期待されています。
「のび太の宝島」は、監督に<今井一暁>氏、脚本に<川村元気>氏、ゲスト声優に<大泉洋>、<長澤まさみ>、<高橋茂雄>(サバンナ)、さらに主題歌・挿入歌を<星野源>が書き下ろす、という超豪華布陣が公開前から話題になっていました。
夢とロマンあふれる大海原を舞台に謎の島に隠された宝を巡って大冒険を繰り広げる物語は、子どもだけでなく大人も「感動できる」「泣ける」と評判を呼んでいるようです。
「娼夫」として生きる男を主人公に性の極限を描いた<石田衣良>の同名小説を、2015年に上演した舞台版が大きな反響を呼んだ<三浦大輔>が監督を務め、<松坂桃李>が主演の『娼年』が、2018年4月6日より全国で公開されます。
大学での生活も退屈し、バイトに明け暮れ無気力な毎日を送っている「リョウ」でした。ホストクラブで働く中学の同級生「シンヤ」(小柳友)が「リョウ」のバイト先のバーに連れてきたのがホストクラブの客、「御堂静香」(真飛聖)でした。彼女は秘密の会員制ボーイズクラブ「パッション」のオーナーで、恋愛や女性に興味がないという「リョウ」に「情熱の試験」を受けさせ、「リョウ」は「静香」の店で働くこととなります。
「娼夫」という仕事に最初は戸惑う「リョウ」でしたが、女性たちひとりひとりが秘めている欲望の奥深さに気づき、そこにやりがいを見つけていきます。
「リョウ」は彼を買った女性たちの欲望を引き出し、そして彼女たちは自分自身を解放していくのでした。
元「SMAP」の<稲垣吾郎>、<草なぎ剛>、<香取慎吾>が出演するオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』が、2018年4月6日より全国で公開されます。
監督・脚本には、『愛のむきだし』・『新宿スワン』の<園子温>、舞台『トロワグロ』で岸田國士戯曲賞を受賞した<山内ケンジ>、お笑いのほか文筆業などマルチな才能を発揮する「爆笑問題」の<太田光>、CM界で活躍する気鋭の映像ディレクター<児玉裕一>という4人が務めています。
監督<園子温>✕出演<稲垣吾郎>のエピソード1=『ピアニストを撃つな!』、監督<山内ケンジ>✕出演<香取慎吾>のエピソード2=『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』、監督<太田光>✕出演<草なぎ剛>のエピソード3=『光へ、航る』、そして『クソ野郎★ALL STARS』が出演し、すべてのエピソードの物語がつながる<児玉裕一>監督の『新しい詩(うた)』という4つのストーリーで構成されています。
注目の若手女優を主演に起用し、プレイヤーが互いの正体を探りあう「人狼ゲーム」を題材に描いたシリーズの第7作『人狼ゲーム インフェルノ』が、2018年4月7日より全国で公開されます。
主演は『non-no』専属モデルとしても活躍する<武田玲奈>が務め、同じく<武田玲奈>主演でシリーズ初の連続テレビドラマとして放送された『人狼ゲーム ロストエデン』に続く完結編となります。
私立鶴ヶ岡高校2年3組の「紘美」は、クラスメイト9人とともに見知らぬ場所に監禁され、人命をかけた人狼ゲームに強制的に参加させられます。ゲームは、それぞれが定められた役職「人狼」と「村人」となってだまし合い、生死を争い、生き残った者には賞金が与えられるというものでした。
しかし、「死んでつぐなえ」という壁に書かれた文字から、彼らに復讐しようとしている誰かが、このゲームを仕組んでいることが明らかになります。かくして命をかけた心理戦が始まり、ひとりまたひとりと犠牲になっていきます。監督はシリーズ4作目からの<綾部真弥>が務めています。
1995年製作の大ヒット作『ジュマンジ』の続編で、『ワイルド・スピード』シリーズの<ドウェイン・ジョンソン>が主演を務めたアドベンチャーアクション『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』が、2018年4月6日より全国で公開されます。
高校の地下室で居残りをさせられていた4人の生徒たちは、「ジュマンジ」というソフトが入った古いテレビゲーム機を発見します。早速そのゲームで遊ぼうとする4でしったが、キャラクターを選択した途端にゲームの中に吸い込まれ、各キャラクターのアバターとなって危険なジャングルの中に放り込まれてしまいます。マッチョな冒険家やぽっちゃりオヤジなど本来の姿とかけ離れた姿に変身した彼らは、ゲームをクリアして現実世界に戻るため、それぞれ与えられたスキルを使って難攻不落のステージに挑みます。
共演に『スクール・オブ・ロック』(2003年・監督:リチャード・リンクレイター)の<ジャック・ブラック>、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの<カレン・ギラン>。監督は、『バッド・ティーチャー』(2011年)の<ジェイク・カスダン>が務めています。
『キャロル』 (2015年)の<トッド・ヘインズ>監督が、『ヒューゴの不思議な発明』の原作者<ブライアン・セルズニック>の同名ベストセラー小説を実写映画化した『ワンダーストラック』が、2018年4月6日より全国で公開されます。
2つの異なる時代を舞台に、それぞれ大切なものを探す2人の子どもの旅を独創的なタッチで描き出します。1977年、ミネソタ。母親を交通事故で亡くした少年「ベン」は、母の遺品の中から、会ったことのない実父に関する手がかりを見つけます。
その50年前、1927年のニュージャージー。厳格な父に育てられる聴覚障害の孤独な少女「ローズ」は、憧れの女優「リリアン・メイヒュー」の記事を集めたスクラップブックを大切にしていました。ある日、「ベン」は父を捜しに、「ローズ」は憧れの女優に会いに、それぞれニューヨークへ向かいます。2人の物語は、やがて不思議な縁で結びついていきます。
原作者<セルズニック>が自ら脚本を手がけ、「ローズ」のパートを白黒サイレント、「ベン」のパートを音声つきカラーで描くことで世界観の違いを表現。「ベン」役を『ピートと秘密の友達』(2016年・監督: デヴィッド・ロウリー)の<オークス・フェグリー>が演じ、「ローズ」役には自身も聴覚障害を持つ新人<ミリセント・シモンズ>を抜擢。2人をつなぐ人物を『エデンより彼方に』(2002年・監督: トッド・ヘインズ)の<ジュリアン・ムーア>、「ベン」の母親を『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016年・監督: ケネス・ロナーガン)の<ミシェル・ウィリアムズ>がそれぞれ演じています。
『ライト/オフ』(2016年・監督:デヴィッド・F・サンドバーグ)・『きみがくれた物語』(2016年・監督:ロス・カッツ)の<テリーサ・パーマー>主演で、旅行先で出会った男に監禁されてしまった女性の脱出劇を描くサスペンススリラー『ベルリン・シンドローム』が、2018年4月7日より全国で公開されます。
<メラニー・ジョーステン>のベストセラー小説『暗闇のなかで(英語版)』に入っている「Lore」を『さよなら、アドルフ』(2014年)のオーストラリア人女性監督<ケイト・ショートランド>のメガホンにより映画化されています。
ベルリンに旅行に来たカメラマンの「クレア」(テリーサ・パーマー)は「アンディ」(マックス・リーメルト)と名乗る男と出会い、恋に落ちます。「アンディ」の部屋に泊まり、朝を迎えた「クレア」。「アンディ」はすでに外出しており、ク「レア」も外に出ようとしますが、部屋のドアが開きません。やがて、「クレア」は「アンディ」によって監禁されたことがわかり、部屋からの脱出を試みるのですが、長期にわたる監禁の末に、「クレア」は「アンディ」に対して奇妙な同情心を抱くようになっていきます。
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