映画『ミッドナイトスワン』(2020年)、『異動辞令は音楽隊!』(2022年8月26日公開)の<内田英治>監督と、『岬の兄妹』(2018年)、『さがす』(2021年)の<片山慎三>監督、インディーズ界から飛び出たふたりの異才監督がタッグを組み、<伊藤沙莉>が主演、<竹野内豊>などが共演する『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』が、「ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭(BIFFF)」に『LIFE OF MARIKO IN KABUKICHO』の英語タイトルで、主要部門であるホワイト・レイヴン・コンペティション(White Raven Competition)部門へ正式出品されることになり、海外版ビジュアルが公開されています。
本作は、東洋の魔窟と称される歌舞伎町を舞台に、6つのストーリーを両監督で分業、1本の映画としてつくり上げていく、コラボレーションスタイルのオリジナル作品です。次々と巻き起こる予測不能な出来事、それぞれのストーリーが複雑に絡み合いやがて1本の線としてつながり、オフビートな笑いと感動の涙を巻き起こす、異色エンターテインメントです。
主演の<伊藤沙莉>が演じるのは、新宿ゴールデン街、三番街にある小さなバー「カールモール」のカウンターに立つ女「マリコ」です。日々バーテンとして常連の相手をしていますが、実はもう一つの顔を持っていました。それは探偵稼業です。 ある日とある組織から「歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探してくれ」という依頼を受け、恋人の自称忍者MASAYA(竹野内豊)の協力のもと、宇宙人に迫っていきます。
海外版ビジュアルポスターでは、歌舞伎町を舞台に、忍者、宇宙人、ライフルをもつ女性など、本作のエキセントリックでカオスな世界観をイラストで表現されています。
本日は声優・故<内海賢二>さんのお誕生日ですが、ドキュメンタリー映画『その声のあなたへ』の予告編が公開されています。
アニメ『ガンバの冒険』の「ヨイショ」や『北斗の拳』の「ラオウ」、『Dr.スランプ アラレちゃん』の「則巻千兵衛」、『鋼の錬金術師』の「アレックス・ルイ・アームストロング」役などで知られる<内海賢二>でした。インタビューパートとドラマパートで構成された本作では、<内海賢二>を生前からよく知る人物たちの証言を通し、彼の偉業と声優という職業の変遷をたどっていきます。
映像には<山寺宏一>が「声が好きすぎて、ずっとまねをしていて」と話す様子や、<戸田恵子>や<水樹奈々>が<内海賢二>を〈太陽〉と表現する姿をが切り取られています。また同じ声優の妻<野村道子>、息子<内海賢太郎>がインタビューに応じている様子が収録されています。
<榊原有佑>が監督を務めた『その声のあなたへ』は、2022年9月30日より公開されます。
<逢田梨香子>、<伊藤昌弘>、<勝杏里>、<かないみか>、<神谷明>、<柴田秀勝>、<杉山里穂>、<谷山紀章>、<浪川大輔>、<野沢雅子>、<羽佐間道夫>、<三間雅文>、<和氣あず未>たちが出演者に名を連ねています。
『ONE PIECE FILM RED』<尾田栄一郎>描き下ろしビジュアル
『ONE PIECE FILM RED』の興行収入が100億円を突破。これまでに720万人を動員したことが公表されています。
8月6日に封切られた本作。20日間での興行収入100億円到達は、2022年の公開作品で最速となります。
これを記念して9月1日に大ヒット御礼舞台挨拶が「丸の内TOEI」にて行われ、声優として「ルフィ」役の<田中真弓>、「ウタ」役の<名塚佳織>、そして監督の<谷口悟朗>が登壇することが発表されています。
原作者であり作画も一人で書いている<尾田栄一郎>が総合プロデュースを担当した『ONE PIECE FILM RED』は、全国の劇場で上映中です。
2022年10月14日より<平川雄一朗>監督により実写映画化版が公開されます『耳をすませば』ですが、本日<21:00>からの日本テレビ系「金曜ロードショー」にて、1995年7月15日より公開されましたアニメ映画『耳をすませば』の放送があります。
<柊あおい>の同名少女コミック『耳をすませば』(『りぼん』(集英社)の1989年8月号~11月号に連載)をスタジオジブリがアニメーション映画化しました。読書好きな中学生3年生の少女「月島雫」は、自分が図書館で借りてくる本の貸し出しカードの多くに「天沢聖司」という名前があるのを見つけ、それ以来、顔も知らない「天沢聖司」の存在が気になっていました。
夏休みのある日、図書館に向かう途中で遭遇した一匹のネコに導かれ、「雫」は「地球屋」という不思議な雑貨店に迷い込みます。やがて店主の孫の少年が「天沢聖司」であることを知り、2人は徐々に距離を縮めていきます。しかしバイオリン職人を目指す「聖司」は、中学を卒業したらイタリアへ渡ることを決めていました。その姿に刺激を受けた「雫」は、本を読むばかりではなく、自らも物語を生みだそうと決意します。
<宮﨑駿>や<高畑勲>(1935年10月29日~2018年4月5日)の作品を支えてきた名アニメーターの<近藤喜文>(1950年3月31日 ~1998年1月21日)の長編初監督作品です。1998年に46歳で他界した<近藤喜文>にとって、本作が最初で最後の監督作となりました。劇中で「雫」が生みだす物語世界に、画家でイラストレーターの<井上直久>が描く架空世界「イバラード」が用いられています。
本日<13:00(~14:34)>より「NHK-BSプレミアム」にて、1957アメリカ製作の『原題/The True Story of Jesse James』が、邦題『無法の王者 ジェシー・ジェームズ』として1957年5月3日より公開されました作品の放送があります。
アメリカの西部開拓時代に一躍名をはせた伝説的アウトロー<ジェシー・ジェームズ>の波乱に満ちた短い生涯を、『理由なき反抗』・『大砂塵』の<ニコラス・レイ>が監督を務め、ヴィヴィッドに描き出した西部劇です。
1882年、ミネソタ州のとある銀行を襲ったものの、それに失敗した兄「フランク」(ジェフリー・ハンター)と「ジェシー」(ロバート・ワクナー)のジェームズ兄弟とそのギャング仲間たち。私立探偵の「レミントン」(アラン・バスター)率いる追っ手の捜索を必死に逃れて、兄弟はミズーリ州にある故郷の農場へと久々に帰還し、そこに身を潜めながら、自分たちの過去を振り返えります。
かつて南北戦争の時代、ミズーリ州が北軍側につく中、「フランク」は南軍のゲリラ隊に参加し、若き「ジェシー」もそれに加わったのでした。
<ヒグチユウコ> <大島依提亜>
『ミレニアム ドラゴン・タトゥの女』・『プロメテウス』・『セブン・シスターズ』・『マヤの秘密』などの<ノオミ・ラパス>が主演・製作総指揮を担当した、2022年9月23日より公開されます『LAMB/ラム』の、<ヒグチユウコ>と<大島依提亜>が手がけたオルタナティブポスターが公開されています。
<ヴァルディミール・ヨハンソン>が監督を務めた本作は、『ミッドサマー』・『ライトハウス』・『Xエックス』などで知られる「A24」が北米で配給したホラー映画です。羊から産まれた〈羊ではない何か〉を「アダ」と名付け育てようとする夫婦が、破滅へ導かれていくさまが描かれています。
ドキュメンタリー『The Soul of Wine(英題)』が「ソウル・オブ・ワイン」の邦題で11月4日に公開されますが、日本版ポスタービジュアルが解禁されています。
「ソウル・オブ・ワイン」は、フランスのブルゴーニュ地方を舞台に、ワイン造りに魂を注ぐ人々に迫っています。
ワイン畑を守る生産者たちの舞台裏にカメラが入り、最高級のワインが生まれる貴重なプロセスが映し出されます。
<マリー・アンジュ・ゴルバネフスキー>が監督を務めました。日本版ポスタービジュアルには、ワインを前にほほえむソムリエールの姿が捉えられています。
<役所広司>(66)主演映画『ファミリア』が、2023年1月6日より公開されます。
本作は、山里に暮らす陶器職人「誠治」、海外で活躍する誠治の息子「学」、そして隣町の団地に住む在日ブラジル人青年「マルコス」を中心にした物語です。
国籍や育った環境、話す言葉の違い、血のつながりを超えて強い絆で〈家族〉を作ろうとする人々の姿が描かれます。『いのちの停車場』の<成島出>が監督を務めています。
<役所広司>が主人公の「誠治」に扮し、一流企業のプラントエンジニアとして赴任したアルジェリアで新しく家族を作ろうとする「学」を<吉沢亮>、「マルコス」をオーディションで選ばれた在日ブラジル人の<サガエルカス>が演じています。さらに「マルコス」の恋人「エリカ」役で同じくオーディションにて選ばれた<ワケドファジレ>、「マルコス」ら在日ブラジル人を執拗に追いかける半グレのリーダー「榎本海斗」役で<MIYAVI>、地元のヤクザ「青木」役で<松重豊>、「誠治」の友人である刑事「駒場隆」役で<佐藤浩市>が扮しています。
<中原丈雄>、<室井滋>、<アリまらい果>、<シマダアラン>、<スミダグスタボ>、ヒップホップグループ「GREEN KIDS」もキャストに名を連ねています。
本日<13:00(~14:58)>より「NHK-BSプレミアム」にて、1980年アメリカ製作の『原題:Escape to Victory』が、邦題『勝利への脱出』として1981年12月12日より公開されました作品の放送があります。
第2次大戦中の1943年。ドイツ軍の将校「シュタイナー」は連合軍の捕虜とドイツ・チームのサッカー試合を提案。戦前、イギリス・チームで活躍していた捕虜のリーダー、「コルビー」大尉はそれを受け入れます。その一方で「コルビー」は試合を利用した巧妙な脱走計画を立て、アメリカ軍の「ハッチ」大尉ら猛者をメンバーに組み入れます。やがてドイツ対連合軍チームの試合が開始されます。
出演は、「ロベルト・ハッチ」役に<シルヴェスター・スタローン>、「コルビー」役に<マイケル・ケイン>、<ぺレ>、「シュタイナー」役に<マックス・フォン・シドー>、レジスタンス組織のメンバー「ルネ」役に<キャロル・ローレ>、<ボビー・ムーア>、<アミドゥー>、<ダニエル・マッセイ>などが名を連ねています。
監督は<ジョン・ヒューストン>が務め、壮大な脱走作戦と手に汗握るスポーツ・ドラマが見事に融合した作品です。
『DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない』が、2022年9月24日より公開されますが、予告編が解禁されています。
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022」のスペシャルプログラム招待作品に選ばれた本作では、ゾンビが発生し、感染拡大を防ぐため隔離された地方都市が舞台になっています。不登校で家族との関係がぎくしゃくしていた高校生「早希」が、ゾンビ化した家族を世話するため、〈あまり危険ではない〉サバイバルを繰り広げます。それは「早希」にとって新しい生活でした。
「ちゃおガール2012☆オーディション」にて準グランプリを受賞し、2014年から3年間、2021年8月31日に活動を終了した女性アイドルグループの「さくら学院」の元メンバー<倉島颯良>(20)が「早希」役で主演しています。
キャストは、<みやべほの>、<松村光陽>、<大西多摩恵>、<吉川勝雄>、<宮澤寿>、<須田晶紀子>、<上村愛香>、<加藤伊織>、<村上秋峨>らが名を連ねています。
韓国人女優<イ・テギョン>を主演に迎えた日中韓合作映画『湖底の空』(2019年製作)で「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020」のグランプリを受賞した<佐藤智也>が監督を務め、同映画祭より支援金を受けて制作されました。日本の特殊メイク界の第一人者<江川悦子>(メイクアップディメンションズ)も参加しています。
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