『鬼平犯科帳』 ・ 『必殺仕事人2009』などの助監督を務めた<春本雄二郎>の初の長編監督作品『かぞくへ』が、2018年2月24日より全国で公開されます。
親友と婚約者の間で苦悩する1人の男を描き、2016年・第29回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に出品された人間ドラマです。家族の温かさを知らず養護施設で育った「旭」(松浦慎一郎)は、同棲中の「佳織」(遠藤祐美)と結婚を目前に控えていました。
そんな中、「旭」は親友の「洋人」(梅田雅弘)によかれと思って紹介した仕事で、「洋人」を詐欺の被害に遭わせてしまいます。唯一無二の親友であり、養護施設で家族同然に育ってきた「洋人」と、認知症が進む祖母のために結婚式を急ぐ婚約者の「佳織」。かけがいのない大切な2人の間で悩み苦しむ「旭」は次第に追いつめられていきます。
韓国の人気アイドルグループ「KARA」の元メンバー、<知英>の映画初主演作で、<知英>扮する地味なOLと<竹中直人>扮するセクハラおやじの体が入れ替わってしまい騒動を繰り広げるコメディ映画『レオン』が、2018年2月24日より全国で公開されます。
<大倉かおり>と<清智英>による同名漫画を『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』などの<塚本連平>が実写映画化しています。
彼氏にフラれ、会社もクビになった美人だが地味な派遣OL「小鳥遊玲音(たかなしれお)」と、女好きなワンマン社長「朝比奈玲男(あさひなれおん)」。2人は同じ交通事故に巻き込まれてしまい、なんとか一命はとりとめましたが、目が覚めると体が入れ替わっていました。
「玲音」の体となった「朝比奈」は徐々に女としての自分を楽しむようになり、抜群のルックスを活かしてキャバクラ嬢に転身。店で偶然再会した甥の「政男」と「玲音」の元彼「日下」の口から、あの事故は「朝比奈」を始末し、会社を乗っ取ろうとする彼らの策略であったことを聞いてしまいます。
<東野圭吾>の人気小説を<山田涼介>、<西田敏行>出演で映画化された『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が中国で再び映像化された作品が今年、日本で公開されます。中国の若手スターに加え、世界的アクションスターの<ジャッキー・チェン>も出演しています。
原作は、手紙を通して過去とつながる雑貨店を舞台に、空き家になった店に忍び込んだ現代の若者たちと、手紙で町の人々の悩み相談にのっていた過去の店主との、時をこえた交流を描く感動作。全世界累計発行部数は1,200万部を記録。<東野>人気が高い中国でも大ヒットとなっています。
<ジャッキー>のほか、人気男性ユニットTFBOYSの<ワン・ジュンカイ>、中国において1,2を争う美人として話題の<ディルラバ・ディルムラット>、『山河ノスタルジア』の<ドン・ズージェン>など若手スターが出演。監督は、第12回東京フィルメックスのコンペティション部門に出品された『ミスター・ツリー』の<ハン・ジェ>が務めています。
1972年のジャイアントパンダ初来日を記念して、宮崎駿が原案・脚本、<高畑勲>が監督を務めた作品『パンダコパンダ』。同作の45周年を記念してデジタルリマスター版が2月17日(土)より劇場上映されます(24日から拡大上映)。
DVDでしか見たことのない人も多く映画館で見られるなんてと上映決定に感謝するコメントがTwitterにも多く見られた。なお先着順で特製コースターのプレゼントもあるので鑑賞はお早めに。
第2次世界大戦中のスコットランドで起きた貨物船座礁事件の実話をもとに映画化し、ウイスキーを心から愛する地元住民やそれぞれ結婚を控えた姉妹とその父親が繰り広げる騒動を描いた『ウイスキーと2人の花嫁』が、2018年2月17日より全国で公開されます。
1949年に製作された同名映画『Whisky Galore』(日本未公開)のリメイク版になります。戦況悪化のあおりを受けてウイスキーの配給が止められたトディー島の住民たちは、すっかり無気力に陥っていました。島の郵便局長「ジョセフ」の長女「ペギー」と次女「カトリーナ」はそれぞれ恋人との結婚を望んでいましたが、周囲からウイスキーなしの結婚式はあり得ないと反対されてしまいます。
そんな中、輸出用に5万ケースものウイスキーを積んだニューヨーク行きの貨物船が島の近くで座礁する事故が発生します。これを神様からの贈り物だと捉えた島民たちは、禁制品のウイスキーを「救出」するべく立ち上がります。
「ジョセフ」に<グレゴール・フィッシャー>、長女「ペギー」に<ナオミ・パトリック>、次女「カトリーナ」に<エリー・ケンドリック>が扮し、監督は『グッバイ・モロッコ』(1998年)の<ギリーズ・マッキノン>が務めています。
『レ・ミゼラブル』でも華麗な歌声を披露した<ヒュー・ジャックマン>の主演で、「地上でもっとも偉大なショーマン」と呼ばれた19世紀アメリカの実在の興行師<P・T・バーナム>の半生を描いたミュージカル『グレーテスト・ショウマン』が、2018年2月16日より全国で公開されます。
劇中で歌われるミュージカルナンバーを、『ラ・ラ・ランド』も手がけた、<ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール>が担当しています。
貧しい家に生まれ育ち、幼なじみの名家の令嬢「チャリティ」と結婚した「フィニアス」。妻子を幸せにするため努力と挑戦を重ねる「フィニアス」はやがて、さまざまな個性をもちながらも日陰に生きてきた人々を集めた誰も見たことがないショーを作り上げ、大きな成功をつかみます。しかし、そんな彼の進む先には大きな波乱が待ち受けていました。
主人公「P・T・バーナム」こと「フィニアス・テイラー・バーナム」を<ヒュー・ジャックマン>が演じ、「バーナム」のビジネスパートナーとなる「フィリップ・カーライル」役を<ザック・エフロン>、バーナムの妻「チャリティ」を<ミシェル・ウィリアムズ>が演じています。
『凶悪』 (2013年)の監督<白石和彌>と脚本<高橋泉>が再タッグを組み、ネット上で神格化された殺人犯の少女「サニー」を信奉する男たちに誘拐・監禁された女性教師の壮絶な運命をオリジナル脚本で描いたサスペンスドラマ『サニー 32』が、2018年2月17日より全国で公開されます。
仕事も私生活も今ひとつの中学校教師「藤井赤理」は、24歳の誕生日に2人組の男に誘拐されてしまいます。誘拐犯の「柏原勲」(ピエール瀧)と「小田武」(リリー・フランキー)は、「犯罪史上、もっとも可愛い殺人犯」と呼ばれ世間を騒がせた少女「サニー」の狂信的な信者で、「赤理」を「サニー」と呼んで監禁するのですが。
「NGT48」の<北原里英>が映画初主演を果たし、<ピエール瀧>と<リリー・フランキー>の「凶悪」コンビ扮する誘拐犯にいたぶられるヒロイン役「藤井赤理」を体当たりで演じています。共演に 『愛の渦』 の<門脇麦>がネット上に現れた2人目の「サニー」役に扮し、『関ヶ原』の<音尾琢真>が「春樹」先輩役、『湯を沸かすほどの熱い愛』の<駿河太郎>が「田辺康博」役で出演しています。
1993年に雑誌『CUTiE』で連載されていた<岡崎京子>の同名漫画を、<行定勲>監督がメガホンを取り、実写映画化した『リバーズ・エッジ』が、2018年2月16日から全国で公開されます。
女子高生の「若草ハルナ」(二階堂ふみ)は、元恋人の「観音崎」(上杉柊平)にいじめられている同級生「山田一郎」(吉沢亮)を助けたことをきっかけに、「一郎」からある秘密を打ち明けられます。それは河原に放置された人間の死体の存在でした。
「ハルナ」の後輩で過食しては吐く行為を繰り返すモデルの「吉川こずえ」(SUMIRE)も、この死体を愛していました。一方通行の好意を「一郎」に寄せる田島カンナ(森川葵)、父親の分からない子どもを妊娠する「小山ルミ」(土居志央理)ら、それぞれの事情を抱えた少年少女たちの不器用でストレートな物語が進行していきます。
『ヒメアノ~ル』の<吉田恵輔>が4年ぶりにオリジナル脚本で監督を務め、見た目も性格も正反対な兄弟と姉妹を主人公に描いた『犬猿』が、2018年2月10日より全国で公開されます。
印刷会社の営業マンとして働く真面目な青年「金山和成」は、乱暴でトラブルばかり起こす兄「卓司」の存在を恐れていました。そんな「和成」に思いを寄せる「幾野由利亜」は、容姿は悪いが仕事ができ、家業の印刷工場をテキパキと切り盛りしています。
一方、「由利亜」の妹「真子」は美人だけど要領が悪く、印刷工場を手伝いながら芸能活動に励んでいました。そんな相性の悪い2組の兄弟姉妹が、それまで互いに対して抱えてきた複雑な感情をついに爆発させます。
「金山和成」役を<窪田正孝>、「卓司」役を『百円の恋』の<新井浩文>、「幾野由利亜」役をお笑いコンビ〈ニッチェ〉の<江上敬子>、「真子」役を<筧美和子>がそれぞれ演じています。
「映画ドラえもん」シリーズ38作目『映画ドラえもん のび太の宝島』(3月3日公開)が、劇場上映に先駆け、小学館文庫から「小説 映画ドラえもん のび太の宝島」として2月6日に発売されます。
同映画の脚本は、『君の名は。』や『怒り』などの多くのヒット作品のプロデューサーであり、『世界から猫が消えたなら』『億男』などのベストセラー作家でもある<川村元気>氏。脚本家としてはこの『のび太の宝島』がデビュー作となります。
川村氏のオリジナル脚本のノベライズを担当したのは、<涌井学>氏。<川村>氏とは、『世界から猫が消えたなら』が映画化された際、主人公の飼い猫の視点で描いたスピンオフ『世界からボクが消えたなら』でもタッグを組んでいます。
ドラえもん史上最大の冒険である本作でも、みずみずしい筆致でドラえもんやのび太たちの活躍を、情感豊かに描き出しているとか。
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