「E.T.」が「エリオット」の家の庭の雪だるまから登場する場面(画像:A Holiday Reunion)
<スティーヴン・スピルバーグ>監督のSF映画『E.T.』(日本:1982年12月4日公開)で友情を育んだ「E.T.」と「エリオット」少年が、実に37年ぶりに再会を果たすさまを描いたショートムービーが公開されています。映画『E.T.』で「エリオット」少年役を務めた<ヘンリー・トーマス>(48)が続投し、今や二人の子供を持つ父となった「エリオット」を演じています。
「A Holiday Reunion」 と題されたこのショートムービーは、インターネット、ストリーミングサービス、携帯などを扱うコムキャストの子会社Xfinity(コムキャストはユニバーサル・ピクチャーズも傘下に持つ)がプロモーション用に制作したもの。Xfinityは人々をつなぎ、ホリデーシーズンは家族や友人が再会する特別な時……ということで、愛すべき二人のキャラクター、「E.T.」と「エリオット」の再会の物語を映像化しています。
<スピルバーグ>監督もこのアイデアを聞いて好意的に受け止め、クリエイティブ面をコントロールしたりはしなかったものの、全プロセスにわたってコンサルタントを務めたのこと。「A Holiday Reunion」は4分強という短さながら、37年ぶりとなる「E.T.」と「エリオット」の感動的な再会、「E.T.」が「エリオット」の息子&娘とも絆を深める姿、映画のアイコニックなシーンの数々の再現もあり、感動的な仕上がりとなっています。
映画『ロスト・イン・トランスレーション』(2003年)・『マリー・アントワネット』(2006年)や 第22回シカゴ映画批評家協会賞:撮影賞『かいじゅうたちのいるところ』(2009年)などの撮影監督で、近年はコマーシャルディレクターとして高く評価されている<ランス・アコード>(55)が監督を務めています。
<スティーヴン・キング>が1983年に発表した長編小説『ペット・セメタリー』を原作とし、1989年にアメリカで一度映画化されていますが新たな設定で再映画化したホラー映画『ペット・セメタリー』の予告編・場面写真が解禁されています。
本作で描かれるのは、田舎町に引っ越してきた医師「ルイス」とその家族を襲う悲劇。動物墓地「ペット・セメタリー」の奥深くにある、死者をよみがえらせる土地がもたらす恐怖が切り取られれます。「ルイス」を『マッドバウンド 哀しき友情』(2017年・監督:ディー・リース) ・ 『ファースト・マン』 (2018年・監督:デイミアン・チャゼル)の<ジェイソン・クラーク>(50)が演じ、妻の「レイチェル」役として<エイミー・サイメッツ>(38)、一家の隣人として<ジョン・リスゴー>(74)、子役の<ジェテ・ローレンス>が娘「エリー」役としてキャストに名を連ねています。
予告編は「ルイス」の娘「エリー」がペット・セメタリーを発見するシーンからスタートします。事故死し埋葬したはずの飼い猫が再び姿を現すさまや、動物のお面を被った人々が行進する様子が捉えられています。
『セーラ 少女のめざめ』(2014年)を手がけた<ケビン・コルスチ>と<デニス・ウィドマイヤー>が監督を務めた『ペット・セメタリー』は、2020年1月17日(金)より全国ロードショーされます。
<渡辺かおる>
映画『泣きたくなったら、ここにおいで。』の上映会が、高知、東京で開催されています。第47回高知県芸術祭文芸賞「文芸奨励賞」受賞作品となる<野村生一>監督の同映画は、景観豊かな高知・浦ノ内湾の鳴無神社を舞台にした、心安らぐ時間に包まれる作品で、音楽監督は、「AKB48」の楽曲『恋するフォーチュンクッキー』の作曲家として知られる<伊藤心太郎>が務めています。
映画『泣きたくなったら、ここにおいで。』は、事故で夫に先立たれた妻「木島直美」(渡辺かおる)が、夫「誠一」(荒木晶成)の故郷・高知を訪れ、夫が生まれ育って学生時代を過ごしてきた過去をたどりながら、高知で出会った様々な人たちとの交流を描く物語です。
今作が映画初主演となる<渡辺かおる>(50)は、ドラマ『ホテル物語・夏!(1989年7月26日~同年9月27日・TBS系水曜ドラマ)の出演など、女優としての活動後に、アニメ『センチメンタルジャーニー』(1998年4月8日~同年7月1日・テレビ東京)の主題歌でメジャーデビュー。現在は、主に「渡辺かおる&ApollopS」のボーカルとしてステージに立つなど、ミュージシャンとして活動しています。
高知県のバックアップで須崎市、土佐市、浦ノ内湾の巡航船で撮影が行われ、なんと言っても鳴無神社を舞台とした素敵な脚本になっています。和泉流狂言師の<高澤祐介>さんと<金田弘明>さん、高知県出身の女優<まひろ>(45)さんらが共演しています。
今回ロケ地となった高知・鳴無神社は、土佐の宮島として知られ、海に向かって参道が続く歴史ある神社。他にも、高知各地の美しい風景の中で撮影が敢行されましたが、すでに続編の撮影も計画されているようです。
女優の<真木よう子>(37)が、ドラマ『ファーストラヴ』(BSプレミアム/2020年2月22日放送)で主演を務めることが公表されています。同作は、第159回直木賞を受賞した<島本理生>の『ファーストラヴ』(文藝春秋社・2018年5月31日刊行)をドラマ化したものになります。<真木>は、公認心理師の主人公「由紀」を演じます。
父親を殺した女子大生「環菜」(上白石萌歌)のルポを書くために、彼女と向き合うことになった「由紀」。二人のやりとりを中心に繊細な女性心理を巧みに描き、目に見えづらい心の闇を臨床心理の視点からひもとくという斬新な原作の世界観が、映像化されます。
「由紀」、「環菜」、弁護士の「迦葉」(平岡祐太)、環菜の母「昭菜」(黒木瞳)ら、それぞれ心に闇を抱えた登場人物の「視線」と「繊細な心理描写」にこだわって描く中で、次第に明らかになっていく驚がくの事件の真相。罪とは何か? 家族とは何か? 愛情とは何か? といったテーマに果敢に挑戦します。
また、『ファーストラヴ』は、2021年に<北川景子>主演で映画化されることも決まっています。
<モンキー・パンチ>原作による国民的アニメ『ルパン三世』を初めて3DCGアニメーション化して描いた劇場版『ルパン三世 THE FIRST』が、2019年12月6日より全国で公開されます。
『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどVFXを駆使したヒット作を数々生み出し、『STAND BY ME ドラえもん』 ・ 『ラゴンクエスト ユア・ストーリー』など3DCGアニメも多数手がけてきた<山崎貴>が監督・脚本を担当し、「ルパン一世」が唯一盗むことに失敗したという伝説のお宝「ブレッソンダイアリー」に挑むルパン一味の活躍を描きます。
20世紀最高の考古学者「ブレッソン」が遺した最大の謎・ブレッソンダイアリー。その謎を解き明かした者は莫大な富を手に入れることができるとされ、第2次世界大戦時にはナチスもその行方を追い求めたといいます。「ルパン」の祖父である「ルパン一世」でさえ盗み出すことに失敗した、史上最高難度の秘宝を手に入れるべく奔走する「ルパン」たちでした.
「ルパン三世」<栗田貫一>、「次元大介」<小林清志>、「石川五エ門<浪川大輔>、「峰不二子」<沢城みゆき>、「銭形警部」<山寺宏一>といったレギュラーキャストのほか、ゲスト声優として「レティアシア」<広瀬すず>、「ランベール」<吉田鋼太郎>、「ゲラルト」<藤原竜也>が声を当てています。
スポーツ紙として、すでに『報知新聞』が、今年度の 「第44回報知映画賞」 を発表していますが、『日刊スポーツ』も、「第32回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」(石原プロモーション協賛)のノミネートが、決定しています。
今年公開作品のうち、トップの約140億円の興収を記録している 『天気の子』 (46・新海誠監督)は、作品賞、石原裕次郎賞、監督賞と3部門で候補に挙がっています。作品賞受賞なら、アニメ作品としては2001年『千と千尋の神隠し』(宮崎駿監督)以来、18年ぶり。<新海>監督が監督賞を受賞すれば、『君の名は。』 (第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 監督賞)以来3年ぶり2回目となります。
昨年、主演男優賞を受賞した<松坂桃李>は、『蜜蜂と遠雷』の「高島明石」役で2年連続候補に挙がり、今年は主演と助演にダブルノミネートされています。最多ノミネートは、<恩田陸>氏の小説を映画化した 『蜜蜂と遠雷』 (石川慶監督)の5部門6候補です。
ノミネートは選考委員16人の投票で決定。受賞作、石原裕次郎新人賞を含めた受賞者は選考会を経て12月に発表されます。
テレビゲームの世界に吸い込まれ、選択したキャラクターと入れ替わった高校生4人が現実世界に戻るため、ゲームをサバイバルしていくアトラクション・ムービー 『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 (2017年・監督:ジェイク・カスダン)の続編『ジュマンジ/ネクスト・レベル』が、12月13日より日米同時公開されます。
「ジュマンジ」の冒険をクリアしてから2年。「スペンサー」、「マーサ」、「フリッジ」、「ベサニー」はそれぞれの進路を歩み、いまは大学生になっています。しかし、あの時の興奮が忘れられない「スペンサー」は、破壊したはずのゲーム「ジュマンジ」をこっそり修理し、再びゲームの中に吸い込まれてしまいます。
「スペンサー」を救出するため、残った3人も「ジュマンジ」にログインしますが、壊れたゲームの世界はバグだらけでキャラの入れ替え設定はめちゃくちゃです。さらに、「スペンサー」のおじいちゃん達も一緒に吸い込まれていた上に、ジャングルのみならず砂漠、氷山など新たなステージも追加されていました。
主演の<ドウェイン・ジョンソン>ほか、<ジャック・ブラック>、<カレン・ギラン>、<ニック・ジョナス>らメインキャストも再結集、<ダニー・デヴィート>、<ダニー・グローヴァー>も出演しています。監督は前作に引き続き<ジェイク・カスダン>が務めています。
日本語吹替版には、<木村良平>、<M・A・O>、<武内駿輔>、<水瀬いのり>、<ファーストサマーウイカ> ほかが声を当てています。
<バカリズム>(43・本名:升野 英知)が主演と脚本を担当する映画『架空OL日記』の予告編が公開されています。『架空OL日記』は、<バカリズム>による書籍が原作。<バカリズム>が2006年からOLになりきって架空の日常を綴ったブログ「架空升野日記」を書籍化したもので、2013年に小学館文庫から2巻が発行されています
<住田崇>(53)が監督を務める本作では、<バカリズム>演じるOL「私」とその同僚たちのたわいない日々がつづられています。2017年放送のドラマ版(2017年4月14日(13日深夜)から6月16日(15日深夜)まで毎週金曜日の1:29~1:59に読売テレビにて放映)にも出演した<夏帆>、<臼田あさ美>、<佐藤玲>、<山田真歩>、<三浦透子>が続投し、映画版で新たに<シム・ウンギョン>、<坂井真紀>、<志田未来>、<石橋菜津美>が参加しています。
予告編には、「私」が夏帆演じる同期の「真紀」と雑談をしながら出勤する様子や、同僚たちとカラオケで盛り上がる様子を収録。終盤には、<臼田あさ美>扮する「小峰」が元気いっぱいに踊る姿も。あわせて公開されたメインビジュアルには、「私」と同僚が更衣室で談笑するさまが写されています。
『架空OL日記』」は、2020年2月28日より全国で公開されます。
報知新聞社が主催する「第44回放置映画賞」が発表されています。
邦画部門の作品賞に輝いたのは、<石川慶>が監督を務めた 『蜜蜂と遠雷』。海外部門では<ホアキン・フェニックス>が主演した<トッド・フィリップス>の監督作 『ジョーカー』 が受賞しています。また、アニメ作品賞には<新海誠>の 『天気の子』 が選出されています。
主演男優賞と主演女優賞は、『記憶にございません!』 の<中井貴一>(58)と 『マスカレード・ホテル』 ・ 『コンフィデンスマンJP』 の<長澤まさみ>(32)がそれぞれ受賞。助演男優賞には『チワワちゃん』 ・ 『愛がなんだ』 ・ 『さよならくちびる』 の<成田凌>(26)、助演女優賞には 『来る』 (2018年12月7日公開・ 監督:中島 哲也) ・ 『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』 の<小松菜奈>(23)が選ばれました。
新人賞に輝いたのは『蜜蜂と遠雷』の謎の少年「風間塵」を演じた<鈴鹿央士>と『Diner ダイナー』 ・ <押見修造>による漫画が原作の『惡の華』の<玉城ティナ>、『キングダム』の<佐藤信介>が監督賞を受賞し、「社会現象化した稀有な作品」として <魔夜峰央> による漫画作品が原作の 『翔んで埼玉』 に特別賞が贈られています。
長編映画監督デビュー作の『ヘレディタリー/継承』(2018年)で知られる<アリ・アスター>(33)が監督を務めた『ミッドサマー』の予告編が解禁されています
本作はスウェーデンの奥地の村で開かれる、90年に一度の祝祭を訪れた若者たちに襲いかかる惨劇を描く「フェスティバルスリラー」です。主人公「ダニー」を『ブラック・ウィドウ』(2020年)の<フローレンス・ピュー>(23)、「ダニー」の恋人「クリスチャン」を『シング・ストリート 未来へのうた』(2016・監督: ジョン・カーニー)の<ジャック・レイナー>(27)が演じています。また 『デトロイト』 (2018年・監督:キャスリン・ビグロー)で<レイナー>と共演した<ウィル・ポールター>(26)、『ベニスに死す』(1971年・監督: ルキノ・ヴィスコンティ)の美少年「タジオ」役の<ビョルン・アンドレセン>(64)もキャストに名を連ねています。
予告編には、ほとんど太陽が沈むことのない白夜の中で舞い踊る村人たちの姿が映されていますが、楽園のように見えた村には次第に不穏な空気が漂い始め、「ダニー」たちは想像を絶する悪夢に見舞われていきます。
スタジオA24が製作した『ミッドサマー』(R15+指定作品)は、2020年2月21日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。なお<アスター>監督は公開にあわせて来日する予定になっています。
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